新世代のお膳立て

★　「ねじれ国会」→首相の問責決議→衆議院の解散・総選挙、そんな流れになりそうな気配だ。

★　政界再編、世代交代。時代はまさに激動期を迎えようとしているのかも知れない。

★　振り返ってみなければわからないが、これだけ首相がコロコロ変わるということは、日本は大きな転機にあるのだろう。

★　かつて自民党政権のとき、２年交代ぐらいで首相が変わり、政権のたらい回しなどと言われたが、今は１年、いや１年ももたなくなってきた。

★　歴史は最高の演出家だ。短期間で古い役者を一掃し、新たな世代出現のお膳立てをしているのかもしれない。

世論調査から

★　新聞の世論調査は次の日曜日に迫ってきた参議院選の行方を分析している。

★　民主苦戦、自民堅調を伝えるが、中でもみんなの党の大健闘に驚く。組織力を誇る公明党をもしのぎ、第３党の地位を獲得しそうな勢いだ。

★　みんなの党がどれほどの実力を発揮するのかは未知数だが、今回の動向からうかがえることは、国民が古い政治のあり方に辟易としているということだ。政治不信が最高潮に達しているということだ。

★　そういう意味では、どの政党にも勝利はないのかもしれない。

★　いわんや巷で囁き始められた大連立などは、既得権益の生き残り策としか思えない。遠からず国民の鉄槌が下るに違いない。