じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

世相に思う

2008-01-23 11:45:41 | Weblog
★ 世界同時株安、年金特別便、暫定税率問題・・・話題は尽きない。

★ 私は株を持っていないので株価に一喜一憂する事はないけれど、株価の低迷は日本経済の先行き不安を意味し、やがて私達の生活に影響してくる。

★ サブプライムローン問題はアメリカの次期政権の大きな課題となりそうだ。この問題が解決されないと世界経済の先行きは不安だね。パックスアメリカーナとまで言われたアメリカの覇権も揺らいできた。

★ 世界恐慌の再来とならないように祈りたいものだ。世界各国で政権が代わり、保護主義、民族主義が台頭しそうな様相だ。

★ 株式をから流出した資金が原油や穀物市場に流れているのも、エネルギーや食糧を海外に頼っている日本にとっては大きな痛手だ。環境問題とあいまって、限られた資源のぶん取り合戦はますます熾烈になりそうで、日本の死活問題にもなりそうだ。

★ 化石燃料に頼らない社会システムの構築、食糧自給率の向上が必要だろう。

★ 「年金特別便」は厚生労働省、社会保険庁の迷走振りを物語る。わかりにくいとかねてから指摘されていた「年金特別便」、実際、抽出調査で不備が明らかとなり、注意書きを添えて再送付するという。また税金がムダに使われる。

★ 政府は責任をとらないといかんね。日本の官僚は優秀だと思うのだが、優秀すぎるあまりの不親切さか。役所言葉も何とかして欲しいね。

★ そもそも官僚は何かにつけ腰が重い。年金問題についても過去を反省し「何とかしよう」という思いよりか、仕方なくポーズだけとっているような印象を受ける。使う金も税金だし、万一責任を問われてもせいぜいが減給だ。「ことなかれ」主義が横行する風土が満ち溢れている。

★ 暫定税率問題。「ガソリン代を値下げする」と民主党は意気込んでいたが、地方からの想像以上(?)の反発を受け、少しトーンダウン気味だ。暫定税率を廃止し、ガソリン代が安くなるのは大いに結構なことだ。ただ一方で「必要な道路整備はやる」というのは、いささか無理がある。補てん財源についての民主党の説明は説得力に欠ける。

★ 「ガソリン国会」とぶち上げてしまったが、暫定税率問題は民主党にとって両刃の剣となるかも知れない。ただ「道路」に群がって利権の汁をすっている人々は一掃して欲しいものだ。これは与野党を問わず言えることだ。

★ 新テロ対策法の成立によって、防衛利権の問題は最近影を潜めているし、景気後退への懸念に対し政府の動きが遅いのも気になる。総理と閣僚との関係も少しきしみだしているようにも感じる。もともとほとんどが安倍内閣の閣僚だから、政府の方針が微妙に変わってきている中で、きしまない方がおかしい。むしろ寄らば大樹でよくまとまっている方だ。鳩山氏、渡辺氏、太田氏など窮屈だろうに。

★ 総選挙後の政界再編をにらんで、小泉氏が山崎氏と会ったと言う。タカ派は中川氏を中心に結束しつつあるし、チーム安倍も再生中の様子だ。宏池会も再結集に動いているし、民主党は相変わらずの寄り合い所帯で、勝てば官軍だが、総選挙に負ければ分裂や離反は必至だ。

★ 昨今の世のありさまは、突然の闖入者に右往左往するアリの行列に似ているなぁ。

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