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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

「カメラを止めるな!」

2018-08-30 09:44:26 | 日記

先日、取引先の方からのメールの文末に気になる文章が書かれていた。
「カメラを止めるなを見ましたか?」という文章が私宛に入っていたのだ。
文章の意味は私にはすぐに理解できた。

取引先の方は、私が映画好きで、学生時代に自主制作映画を作っていたことも知っていたから、
たまには世間話を、という思いでメールを送ってくださったのだと思う。

色々な意味で話題になっているため、ご存じの方も多いと思うが、「カメラを止めるな!」とは
現在公開している映画のタイトルである。
この映画、製作費が約300万円なのだが、口コミで評判になり、異例の大ヒットとなっている。
当初、都内2館での上映だったが、全国100館以上の上映拡大となっているらしい。

「カメラを止めるな!」が話題になっていることは知っており、気にはなっていた。
取引先の方から話題を頂いたとなれば、見に行かない手はない。

映画を見るために、まずはチケットの予約サイトを確認したが、
上映前日時点で、休日の日中帯、都内の映画間は全て売り切れとなっていた。
噂には聞いていたが、実際の予約状況を見ると、大ヒットしていることがよく分かり、いい意味でショックだった。
低予算映画でチケットが取れない回があることは極めて稀で、
監督や出演者が登壇したり、ゲストのトークショーがある回以外は、大抵ガラガラなのだ。

チケットを確保し、期待を込めて渋谷の映画館へと向かったが、
予約状況の通り、単館系の劇場とは思えない混雑ぶりとなっていた。
単館系の映画館は、私のような映画マニアかお年寄り以外は中々訪れない場所と思っていたが、
所謂、普通の若者が大勢映画鑑賞に来ていて驚いた。
と同時に、映画好きとしては多くの人々が映画を見に来る状況が何とも喜ばしかった。

ワンカット目、女性がゾンビに襲われるシーンから映画は始まる。
ゾンビが女性に襲い掛かろうとする瞬間、「カット」の声が入る。
この映画(カメラを止めるな!)、「ゾンビ映画を撮りに来た」撮影隊をモチーフに、
劇中劇で物語が進行する。

前述したように、私自身、学生時代に自主制作映画を作ってきて、撮影現場がいかに混乱し、
厳しい状況に追い込まれていくか、ある程度理解している。
「カメラを止めるな!」は、その状況を非常にユーモラスに描いており、脚本も熟考されていて面白い。
内容について、あまり多く書き過ぎるとネタバレになってしまうので割愛するが、
最も着目すべき点は、上映中に客席から笑いが起きていた点だと思う。
(私自身も含めて、大抵の方は、映画の上映中に笑いが起きるという経験をしたことがないと思う)

上映後、一緒に鑑賞していた友人とどこが笑えたかを話す時間も楽しむことができた。
是非、一人ではなく、誰かと鑑賞することをおすすめする。

そして、残念ではあるが、数日前から「カメラを止めるな!」が盗作ではないかとの議論が
メディアで多く取り沙汰されている。
映画や演劇、その他芸術分野では長く「盗作」か「オマージュ」か、「原案」か「原作」かとの議論があるが、
その区分は非常に曖昧なままとなっている。
低予算制作で異例の大ヒットを記録した「カメラを止めるな!」が、ヒットだけではなく、
「盗作」問題の今後のケーススタディとなるよう、いい意味で議論が収束するよう期待したい。(江)

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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
  製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
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