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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

真・思い出ダイバー 1(引越し編 EP.5(終))

2018-08-09 16:35:47 | 日記
投稿が遅くなってごめんなさい。。。


8/8(水)は台風の影響で早い時間での退勤指示が出たので、いつもより早く自宅に到着したところ娘が玄関まで迎えに来てくれた。

「パパー!いつもより早いね!」
「最近パパに会ってないから久しぶりだね!」

なんて言われてしまった。。。もっと早く帰ろう。

「パパの分のごはん炊いてないよー」

うん。あなたは通常営業ですね。


前回の続き。

ニュー住み家を決め、引っ越し業者も決め、Xデーは年明け1月6日となった。
---
ゴスペラーズがデビュー10周年を記念して販売された「G10」というベストアルバムを聴きながら、以前の引っ越しと同じように角の生えた赤い機体に搭乗しているが如く通常の3倍のスピードで荷物を箱詰めしていた奥さん。

この引っ越しがきっかけで、私たちはゴスペラーズのファンとなった。子供が誕生するまでは必ずツアーに参戦していたし、奥さんは一人でテレビの音楽番組の収録にも行っていた。うらやましい。日本武道館、代々木体育館、市民会館等・・・年々会場のスケールがダウンしていっているのは内緒。初めてライブに行く前にその「G10」のライブDVDを購入し、奥さんと予習したが、

「え?!ゴスペラーズってダンスするの?!w」

とびっくりしたのは懐かしい記憶である(キレ?三浦大知を想像したらダメ。調子いいときのゴローちゃんが5人くらいかな)。

ゴスペラーズは置いておいて、引っ越し。3年半ほどの生活だったが、荷物はそれなりに増えた。引っ越しを機に処分するものもあるが、それでも梱包済みの段ボールで部屋がいっぱいだ。毎日帰宅するたびに今日はこんなに詰めたんだよ、という奥さんのアピールがすごかった。平日はほとんど協力することができないため、素直にありがとう、頑張ったね、と労う。コンビニのスイーツとか買って帰れば喜ぶ奥さんで本当に良かった。

引っ越し業者は「ゾウのマークの」と言えばご理解いただけると思うが、現在は無いらしい。「New松〇引越センター」になっていた。市内の引っ越し、年明け、平日、子供がいない夫婦の荷物なので、ずいぶん安かった。すべての荷物を搬出し、空になった部屋を二人で見渡すと、、、

「やっぱり狭いね」
「(そこは『広いね』っていうところでしょ!)そう?」
「ようやく騒音から逃れられる!」
「広い部屋!」
「廊下!お風呂!」
「ウォークインクローゼット!」
「楽しみだー!」
「お弁当も楽しみだー!」
「・・・」
「おいっ!」

・・・よほど不満がたまっていたのか、新しい部屋に引っ越すことがこんなにも彼女の中で大きなことだったのかと改めて認識した。

寒い中引っ越し業者が新居へガンガン荷物を運んでくれた。私たちは真新しいそれぞれの部屋に荷物を置いてもらうようにお願いしながら、すぐに使用する荷物が入った段ボールを開ける。全ての窓に新調したカーテンが取り付けられ、布団袋から布団を出し、ご飯を食べるスペースと寝るスペースを確保しながら作業を進める。

引っ越し業者が帰ってからも黙々と荷解きをし、休憩がてら煙草を吸いに換気扇の下に行こうとすると

「部屋で煙草を吸うのは禁止」
「何で?前は吸ってたじゃん」
「壁がヤニで汚れるからダメ」
「あ、そう。じゃベランダで」

と言ったところで二人とも

「ベランダだって!w」

そう、以前のアパートにはなかったベランダは洗濯物や布団を干すことができるようになったことに加え、ホタル族を一人増やすことになった。

寒い中作業をしていると顔が乾燥してくる。いつもだったら洗顔後に化粧水をパシャパシャ塗っているが、今日はそのまんま塗ろうと思い手のひらに出したら、まるで砂漠のように手のひらへ化粧水が吸い込まれていった。どんだけ乾燥しているんだよ。奥さんに見せたら

「早く片付けようよ」

とバッサリ・・・夫婦仲をよくするためには相手を思いやる気持ちが大事だと聞いたことがある。

引っ越した当日の晩御飯はちょっとだけ贅沢なお店で祝杯をあげた。食事を楽しみながら不足しているアイテムたちをどうやって購入しようかと相談しつつそれらの優先順位をつける。上位に来るのはソファ、布団収納ラック、PCなどなど。当時は書籍以外でamazonを利用することは主流ではなかったので、もっぱら通販での購入だ。PCは買わなかったけど、コタツは必要だよね、と満場一致で買うものリストに入った。

部屋が充実していくたびに二人のテンションが上がっていった。それに反比例するように貯金が減っていくのも当然である。もう当分引っ越さないからいいよ、と奥さんは言っていたが、まさか本当にそうなるとはこの時は思ってもいなかった。

このアパートで生活を始めて12年の歳月が流れたわけだが、本当に良い環境だった。入居してる家族も子供が生まれその子供たちが仲良くなり、親たちも仲良くなり。BBQをするにまで至ったほどだ。そんなアパートも子供が一人でもいると手狭に感じることが多くなってきたし、今はまだ子供部屋は不要でもすぐに大きくなる。

「なるようになるよ」

その一言で救われた部分も多い。奥さんも相手を思いやる気持ちは持っていたようだ。













解説「結局お弁当はどうなりましたか?」
「あったら石ができなかったかもね」


また12年後に報告するよ!

---終わり


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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
  製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
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