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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

電子書籍戦国時代 - 天下統一を待望

2011-09-15 10:17:29 | 日記
かばんが重い。やけに重い。なんでもかんでも持ち歩くタイプでは無いので、そんなに荷物を持っているつもりはないのだが、それにしても重い。折り畳み傘、iPad、スマフォ×2、基本的に以上が私の必要な持ち物の全てだが、通勤中に読むための本が常にかばんに入っている。原因はこれだ。

文庫本なら大した重さにならないが、読み切ってしまった時の手持ち無沙汰感といったらない。しょうがないので、ページの残りが少なくなってきたら、次の本をかばんに入れることになる。必須アイテム+本2冊。その日に読みきれば良いが、読み切れなかった時は次の日にまた持ち越す。重い。

またハードカバーを持ち歩いていることも多々ある。これは普通に重い。本によっては行間が物凄く空いている場合がある。詰めてページ数減らせよ、と言いたい時があるが、じゃあ読むなよ、と言われそうなので言わないでいる。

当然ながら話はiPadもスマフォもあるんだから、電子書籍で読めばいいじゃん!という話になる。まあ、一通りは試した。iPhoneで読み、iPadで読み、試してはみた感じはとても良い。人それぞれ好みはあるが、私はiPhoneで読むと普通の本より素早く読めるようだ。iPadだと電車の中で立って読むには大きすぎる気がする。

なんで続けないかというと、読みたい本が無い。もしくは既に読んだ本しか売って無い。さらにはそれぞれの電子書籍リーダーと対応した様々なサイトが乱立していて、この本を読むならこのアプリ、こっちの本ならこのアプリ、と別々のアプリを使って読まなくてはならない。これが意外とメンドクサイ。

先日、といっても5月の話だが、アマゾンが電子版の売上が書籍の売上を上回ったと発表している。アメリカでは電子書籍リーダーと言えば、「Kindle」。80%くらいのシェアを持っていたのではないか。
グローバルスタンダードを握ったところが市場で圧倒的な優位に立つのは歴史が証明しているが、日本市場でのスタンダードを狙い過ぎてイマイチ日本のやり方は遅い。どうしても小ぶりに見える。

業界共通方式を制定しましょう。協議会を作りましょう。なんとなく足並みを揃えているようだが、各社がそれぞれを牽制しているだけの様にも見える。そんなことやっている間に黒船がやってくるのではないか。実際、映画や海外ドラマの見放題で有名なHuluは日本に上陸してきた。守ってくれているのは「日本語」という壁だけだ。

グローバルの波にさらわれるのか、またガラパゴスになるのか、それとも戦国の覇者が現れるのか、どれにしても私のかばんを軽くしてもらいたいものである。(野)


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