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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

老化現象

2011-09-08 10:16:28 | 日記
我々の目には水晶体と言うものがある。それは年齢とともに硬くなったり、それを支える毛様体と言う組織の働きが鈍くなったりして、水晶体の焦点を合わせる機能が落ちてくる。いわゆる「老眼」である。
本や新聞などの活字ものを読む際に数十センチ離さないと見えにくい場合は、老眼を疑った方がいいらしい。老眼は男女によって異なるが、大体四十歳になった頃から起こるようである。
勿論個人差があって、それより早く始まる人もいる。自分の場合は、40代後半で老眼になった。ある日突然、老眼になったのではなく、徐々に老化が進んでいたのだろう。気がついたら見え辛くなっていたのである。

先日、目の前を蚊が飛んでいたので、捕まえようと手を伸ばしたが、なかなか掴めない。
それもそのはずで、実際、蚊が飛んでいるわけではなかった。
以前から、左目の端っこに一匹の蚊が見えてはいたのだが、今回は右目の下部にも見えるようになった。ちょっと視線を上に向けたときや眼球を横に動かしたときに、一瞬だけ現れる。
しかし普段の生活には大きな支障はないので、さほど気には留めていない。知人の医療関係者にそのことを話したら、「それは、飛蚊症(ひぶんしょう)と言う一種の老化現象かも知れないね」と言われた。

老眼と同じように、目の老化によって起きるのが飛蚊症らしい。それは、眼球の中に硝子体と呼ばれる組織がある。その硝子体の老化によって本来ゲル(gel)状の硝子体の一部が液状に変化し、硝子体中の繊維成分が凝集し、浮遊して見える。
その影が網膜に糸くずや黒点のように映り、ちょうど目の前を蚊が飛ぶように見えるので、飛蚊症と言われる。

肉体の老化は、活性酸素に起因していると言われる。詳しいことは分からないが、本来、活性酸素は体内に侵入してくる病原体等を殺して、体を守ってくれる役目を持っているが、過剰に発生すると正常な組織や細胞を傷つける。それが老化となるらしい。

よく先輩たちが「人間、長年生きていると、あちこちにガタが来るんだよ」と言ってた。四十肩、五十肩も経験しており、あちこちにガタが来ているのは分かっていたが、「とうとう目もやられたか、次は耳かな?」と老化が進んでることを認めざるを得ない。
そうは言っても、日本人の平均寿命が延びた現代、大きな事故や病気で倒れない限り、この体と数十年は付き合って行くことになる。老化した体は、どう足掻いても、元の若い身体には戻れない。ならば、老化と仲良く付き合っていくしかあるまい。
今日も2匹の蚊が飛んでいる。(平)


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