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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

渋滞

2011-09-28 09:10:40 | 日記
先日、私の住む神奈川県から三重県の四日市市まで車で行ってきた。予定では4~5時間で到着する予定だったが、片道約350kmをなんと行きは10時間もかかってしまった。渋滞である。自然渋滞で断続的に15km渋滞、8km渋滞、4km渋滞、、、、さらに事故渋滞で2時間も全く動かなくなったりで散々だった。
ちょうどシルバーウィーク後半の三連休前で休みを取って旅行という人も多かったのだろう。確かに車の量は多かった。

一般道路で渋滞が発生するのは、車が集中して信号があるせいで起こると容易に想像がつくが、信号のない高速道路でなぜ渋滞が発生するのか?事故渋滞や工事による規制渋滞は仕方ないが、自然渋滞とは一体何なのか?不思議に思ったので少し調べてみた。
渋滞の50%以上は自然渋滞だそうだ。全国の自然渋滞の発生名所を分類すると主要なものが4種類ある。

1.道路の合流付近
2.ザグ(下りの後に上り坂になるくぼんだ地形)付近
3.トンネル入り口付近
4.料金所

私はよく高速道路を利用する方だが、ETCの普及で料金所の渋滞は最近減ってきた気がする。その他1~3に共通することは、自動車の減速だ。

道路の合流付近では、自動車が減速するのは容易に理解できる。ザグで自動車が減速する理由は、高速道路は上りや下りの境がものすごく緩やかに設計されていて運転している人が上り坂になったことに気づかないことが原因らしい。車のアクセルは、自動車の速度を制御するものではなく、燃料の噴射量を制御するものなので上り坂になったことに気づけなければ速度を上げることができない。トンネルの入り口で自動車が減速するというのは実感がないが、視覚的に狭く、暗いトンネルに入るときにアクセルを緩めてしまう傾向にあるらしい。



その他、渋滞が発生しやすい場所として以下のようなものもある。

1.電子掲示板付近
2.速度取締装置(通称:オービス)付近

これも自動車が減速することが原因と思われる。
自動車の減速が自然渋滞の原因だとすると、自然渋滞の発生の原因はある1台の車の減速が発端ということになる。速度の出しすぎも問題だが、不用意な減速も人に迷惑をかけるということだ。今まで全く意識したことがなかった。

道路の合流で速度を落とすのは仕方ないとして、ザグやトンネルの入り口での減速は技術的になんとかなりそうな気がする。今でもACCと呼ばれる自動車の速度を自動制御してくれるシステムがあるがもっと普及すればかなり有効な気がする。すべての車に標準装備されればかなり渋滞が緩和されるだろう。ただし現状ではオプションでかなり高いシステムである。

今までの最長渋滞をご存じだろうか?
日本では、1995年12月27日に154kmという渋滞が発生したことがあるそうだ。世界にはもっとすごい記録があった。ブラジルでは、2008年9月に265kmという渋滞が発生したらしい。

先日の渋滞はあの程度で済んでよかった。という気になってきた。。。。

(岳)


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株式会社ジェイエスピー
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