い~すと の 愚痴

ある鉄道会社で車掌をしている"い~すと"が語る愚痴

真夏日でした

2015年05月26日 23時43分24秒 | 日記
みなさま、こんばんは。
いや~今日は暑かったですね
東京都心の最高気温が30℃に達したそうですから、そりゃあ暑いわけです。

半袖Yシャツの夏服で涼しいと感じない気温になったわけですが、それは日中の話。特に朝は着るなどうか悩むもののやっぱり上着がほしい気温です。
朝と日中の温度差もあり熱中症が出ているようですから気をつけたいですね。

明日も早いですから短いですが今日はこの辺で。おやすみなさいませ~

車掌を続ける理由2

2015年05月21日 22時14分25秒 | 鉄道員の愚痴
台風7号が6号と同じコースを辿らずひと安心ですが、小笠原諸島を直撃しました。
この時期に台風が東にカーブするのは異常気象だと思うのですが、夏に大きな災害が発生しないか心配です。

さて、車掌を続ける理由その2をお送りします。
そもそも何故私が車掌に憧れるようになったかお話したいと思います。

私は物心ついときには既に踏切でずっと電車を眺めていました。そのまま大きくなり、小学校高学年あたりから1日乗車券を片手に一人で1日中電車に乗っているようになりました。
最寄り駅の出口の関係で一番後ろに乗る機会が多かったせいか、一人旅でも一番後ろの車掌を眺めることが多かったと思います。小学生が一人旅をしていると折り返し駅などで時間があると車掌さんが話し掛けてくれることがあり、車掌さんに親しみと興味を持つようになりました。
あるとき元国鉄の車掌が書いた「車掌裏乗務手帳」「車掌真乗務手帳」という本に出会い、車掌に対する憧れは一気に強くなりました。

人と話をするのは嫌いではなかったので接客に対するアレルギーはありません。接客という面からは駅員でも構わないと思うかもしれませんが、改札でのご案内が主でホームの要員が減り列車の運行に関わることは少なくなっています。鉄道独自である列車の運行に関わりつつもお客さま応対ができる仕事がやりたい、それは車掌だという結論に達したわけです。

駅員と比べればお客さまの応対する機会は減りますが、車掌は列車の運行とお客さま応対の両方ができます。応対はお客さまに直接ご案内することは多くありませんが、異常時の放送こそ車掌に求められるご案内ではないでしょうか。
車内放送の自動化が進んでおりますが、事故などで列車が遅れたり運転を見合わせた際は車掌の肉声による放送がとても重要になります。異常時は様々で全く同じシチュエーションはありえませんし、放送のマニュアルはあっても用意された文章をそのまま読むのでは放送できません。
駅員であればお客さまに説明する代替えルートは毎回同じで良いわけですが、車掌は列車という移動空間ゆえ停車している駅により毎回内容を変えてご案内しなくてはなりません。そして車掌の放送ひとつでお客さまが動くわけです。

異常時こそ、技量が問われますし個人差が大きくなります。
一人で判断し結果を出すことができるのも車掌の魅力といえます。

わたしはそんなことで車掌に憧れ、車掌になりました。夢を現実し、好きなことを仕事できることはとても幸せです。
だから簡単に次のステップにいくのではなく、車掌という仕事の素晴らしさと仕事を楽しく誇りをもってやる意義を伝えていきたいと思います。

みなさんはいまの仕事に誇り、ありますか

車掌を続ける理由

2015年05月17日 12時49分52秒 | 鉄道員の愚痴
入社10年目の私ですが、車掌になったのは3年目でした。それから列車の一番後ろに乗ってドアの開け閉めや車内放送を続けています。早いもので車掌人生もまもなく8年目に入ることになります。
駅員と比べて車掌をずいぶん長くやっていますが、同期の多くは次のステップに進み運転士になっています。

なぜ私が車掌を続けるのか。それは車掌に憧れていたことが大きく影響しています。
世間一般的に憧れの的である運転士ではなく車掌にやりたいとずっと思っていました。それが実現したいま、幸せで誇りをもっています。
運転士になりたくないというより、好きな車掌という職を極めていき、後輩たちに伝えていきたいと思うと運転士になろうとは思えないのです。

昨日・今日と同業他社のみなさまと交流する機会に参加しています。
趣味人と仕事、仕事に対する意識、人材育成と職場の活性化など、お互いに情報交換をしています。
強く感じるのは車掌が単なる通過点になることで社員のレベル低下につながっていることです。急いで運転士になる必要はないのではないか、いまの職場・職種でやることがはあるのではないかと思うわけです。

単に無事故で乗務だけしていればいいわけではありません。自分の立場を理解し役割を果たしていくことが私に求められています。

台風一過でした

2015年05月13日 23時22分32秒 | 日記
こんばんは
昨夜は台風6号から変わった温帯低気圧の影響で雨風ともに強くなりましたが大丈夫だったでしょうか。

今日は台風一過で30℃前後まで気温が上がりましたカラッと晴れたので蒸し暑くはなく、真夏より幾分過ごしやすかったですね。
気温が上がり半袖Yシャツの方が増えました。私も今シーズン初の半袖Yシャツでした。

台風7号も6号に似たコースを辿りそうで心配です。どうにかうまく反れてくれますように…
まだ身体が暑さに慣れていないので体調管理は油断せずにやっていきましょう。

それでは、おやすみなさい

明日の帰宅はお早めに

2015年05月12日 00時03分19秒 | 鉄道員の愚痴
ゴールデンウイークの長い休みが終わり、今日(5月11日)から仕事という方もいるでしょうか。
このゴールデンウイーク明けは人身事故が多くなる季節です。お客さまにもご迷惑をお掛けしますが、対応する鉄道員にも心地よいものではありません。1日定刻で走ることが一番です。

さて気になる台風6号ですが、予報進路が北にずれてきました。
関東地方は明日(5月12日)の深夜から13日早朝にかけて天気が荒れそうです。
明日の帰宅はあまり遅くならないほうが良さそうです。

明日・明後日とこんなときに限って仕事です。
ずぶ濡れにならなければいいのですが…
休み明けでまだ本調子ではない方も多いかと思いますが、頑張りましょう
それではおやすみなさい

来週は台風6号に注意

2015年05月09日 23時04分02秒 | 鉄道員の愚痴
今日(5/9)時点で台風が7号まで発生しています。これは異例の早さだそうです。
気になるのが台風6号です。この時期としては異例のコースで、本州に接近しながら南の海上を通過する予報です。
本州を直撃ではなくとも影響がでそうです。

ウェザーニューズによると、

【西・東日本】
11日(月)に九州から雨が降り出し、12日(火)~13日(水)朝までは荒れた天気になります。特に太平洋側では強風や大雨による道路冠水、日本海側でも強い雨や風、落雷に注意が必要です。

とのこと。

休みボケの身体に土砂降り雨とは辛いGW明けになりそうです。こんなに早く台風に注意するようになるとは思いませんでした。
まだ予報にはブレがありますが、早め早めの対策を取りたいですね。
私は12日・13日ともに仕事です。ずぶ濡れは覚悟していますが、遅れなく無事に終わることを祈っています。

明日は母の日ですね。みなさん、ステキな1日をお過ごしください。

新入社員が頑張ってます

2015年05月07日 23時48分38秒 | 鉄道員の愚痴
みなさま、こんばんは。

5連休が終わり、ゴールデンウイークの最大連休が終わってしまいました。
今日明日も休みを取って9連休という方もいるかと思いますが、カレンダー通り今日明日は仕事という方も多いのではないでしょうか?

さてこの時期になるとどこの鉄道会社も新入社員研修が終わり、配属先で見習いをやっています。
先輩社員について仕事を一から教わっています。
我が社でも各駅で新入社員が頑張っている姿を見かけます。

慣れない泊まり勤務に覚えることが沢山あって想像しているよりも体力が必要な仕事です。
ときには理不尽なことを言われたり、頭にくることもありますが、鉄道員は子どもから憧れて夢を与えることのできる素敵なお仕事です。それを忘れないで頑張ってほしいですね。

お客さまの質問にすぐにお答えできなかったり、ときには誤ったご案内をすることもあるかと思いますが、あたたかく見守ってください。よろしくお願いいたします。

鯉のぼり

2015年05月05日 09時08分55秒 | 鉄道員の愚痴

おはようございます
5月5日、こどもの日ですね。

こどもの日と言えば鯉のぼり。沿線にも4月半ば頃から姿が見えだして沢山の鯉のぼりが泳いでいます。
歌のように「屋根より高い」ものは見かけませんが、マンションのベランダに天井まで届く大きさの鯉のぼりが一番多いでしょうか。
住宅事情に合ったサイズでベランダに置けるものの中でなるべく大きいものを選んでいる家庭が多いんですね。

いまも昔も家庭の鯉のぼりはその時代に合ったある程度の限度がありますが、小学校の校庭に上げられるものはスケールがずば抜けていました。
家庭では金額・大きさともに買えるものはでなく、無風のときは地面についていました。子どもには格好の遊び道具で、よくふざけて怒られたのを思い出します

風に任せて泳ぐ鯉のぼりを見るとなんだかホッとするのですが、明日になると片付けられてしまい、来年まで見納めになってしまいますね。また来年会いましょう。
子どものみなさん、楽しい1日を


Yシャツ姿増加中

2015年05月04日 20時50分17秒 | 鉄道員の愚痴
先日の日記(2015/4/22)で、暑さから上着を脱いでYシャツ姿で仕事をする人が増えてくるとお伝えしました。

私が見ていると、20℃を超えると上着を脱ぐ人が出てきて、25~27℃になると大半の人がYシャツになります。
25~27℃まで上がる日が続いており、日中はほとんどの人がYシャツ姿ですし、朝晩も気温が下がるとはいえYシャツ姿の方を見かけます。Yシャツ姿が増加してます。
夏服のYシャツは会社のロゴも入っていて「制服」ですが、単に白いYシャツ姿で仕事をしていると鉄道員としてみっともないのではないでしょうか。

みなさんの利用している鉄道はいかがですか

無理に上着を着て体調を崩しては元も子もないですが、非冷房車でないのですから簡単に暑いからと脱ぐのではなく、多少は我慢して制服を着こなすのもプロに必要なスキルなのではないかと思います。
中には残念なことに事故を起こさなければいいといった考えの方がいるようですが、私はそれだけではプロとしては失格だと思います。事故がない=安全ならば良いという時代はとっくのとうに終わっています。

みなさんの利用している鉄道はいかがですか

5月1日から夏服に衣替えした会社もあるかと思いますが、朝晩の涼しさを考えるとまだ半袖Yシャツとはいかず、長袖や上着は必要ですね。
夏服に衣替えをしてもしばらくは気温をみながら服装も考えなくてはいけませんが、お客さまからの見た印象を意識して着こなしたいですね。

大型連休はとても気を使います

2015年05月03日 13時12分54秒 | 鉄道員の愚痴
みなさま、ゴールデンウイークはいかがお過ごしでしょうか

鉄道は曜日や大型連休に関係のないシフト制の仕事ですからカレンダー通りには休めません。それがこの仕事をしていれば当たり前なので何とも思いませんが、カレンダー通りに休みたいと思っている方にはこの仕事はオススメできません。

私の担当は通勤路線ですから新幹線や特急のように臨時列車が走ることもないですから要員上の変動はありませんが、新幹線などの乗務員は臨時列車が沢山走りますからみんな休みなしで国民大移動を支えていることと思います。
私は臨時列車もなく、普段の週末と何ら変わりのない土休日ダイヤを担当するだけですが、大型連休になるとお客さまの層が変化します。

普段利用されない不慣れなお客さまやグループのお客さまが増えます。そうすると、普段の休日よりも駆け込み乗車やドアを閉めはじめてから下車される突然降車が多く発生します。
またドア付近に固まったり、降車してから電車に接近したまま歩いて乗降の確認の妨げになってしまうことも多く、車掌はとても神経を使います。

お客さまに悪気がある訳じゃないのは分かりますが、何かあってからでは遅いですから不慣れなお客さまの多いときはいつも以上に注意してしっかり確認するようにしています。
みなさんも無理なご乗車をせず、ゆとりあるご利用をお願いいたします。

それではゴールデンウイーク後半をお楽しみください