い~すと の 愚痴

ある鉄道会社で車掌をしている"い~すと"が語る愚痴

鉄道員の草むしり

2008年07月25日 02時12分56秒 | 鉄道員の愚痴

またこの頃、仕事の度に人身事故などがあるのは私のせいですか
連日の猛暑でぐったりの「い~すと」です。

かなり前に駅員が終電後に線路上に落ちている(投げ捨てられた、のほうが合ってるかな)ゴミを清掃することをお伝えしました。
今度は、駅員が行う草むしりの話です。

駅構内は駅長の管理下にあります。簡単に言えば駅のものなんです。
なので、ホームの端や線路脇に生えている草むしりも駅構内であれば、駅員の仕事なんです。
ちなみに、駅と駅の間は保線区の管理です。

直接お客さまが使うところではなくても、目に見えるところに草が無造作に生えているのは見栄えが良くありませんし、安全面からも見通しが悪くなるので良いとは言えません。
なので、サービス面からも安全面からも、年に数回、草むしりと草が生えないように除草剤を散布します。
という訳で先日、明け(非番)で草むしり&除草剤散布作業をやってきました。
きく図太い雑草は徹底的に抜いてから除草剤を撒きます。
一時間ほどの作業でしたが、炎天下では汗がびっしょりです。

終わった後は、いつものスーパー銭湯へ。
仕事をして汗をかいた後のお風呂は最高でした

このように、普段は普通の駅員も列車が走っている日中に線路に下りることがあります。
もしかしたら駅の近くで線路に下りて作業をしているのは、保線の人ではなく普通の駅員さんなのかもしれませんよ~


3年目の先輩が行うべき新入社員育成とは

2008年07月02日 16時59分10秒 | 鉄道員の愚痴

新入社員の育成って簡単そうでとても難しいです。

先日、助役から私の教育方法についてお話がありました。
と言えば聞こえはいいですが、要は    を落とされたんです。

お前は、ちゃんと見てあげてない。
新入社員が質問したいことがあっても聞きづらい雰囲気になっている。
お前がしっかりしないと、後輩は「知らない」が故にミスをする。
ちゃんと理解しているか、確認してやるのがお前の仕事だ。

改めて振り返るとその通りなんです。
私は新入社員のことを甘く見ていたのかも取れません。
何でも分かっているだろうと思い込んで指導していたことが多々ありました。
とても厳しく言われましたが、的確でかつ間違っていないため素直に受け止めました。
そして、新入社員にとても申し訳なく思います。

新入社員が配属された当初、別な助役から
2年目は去年自分が教わったことをそのまま教えてあげればよいが
3年目はそうはいかない。
自分自身がどう教わったかは忘れているし、新入社員は3年目の先輩だからもっと違うことを教えてくれるだろうと、期待してる。
だから3年目はみんな苦労するんだ。

と言われたことがあります。

これも、本当にその通りなんです。新入社員の期待と裏腹に苦労する先輩社員。
入社3年目の私は、年配のベテラン社員には程遠いですが、新入社員からは同じ先輩社員なんです。

久々に雷を落とされましたが、よかったと思っています。
中学生の頃、『中だるみの2年生』と言われたことがありますが、いまは『中だるみの3年生』です。
そんな自分を指摘されるまで気づかなかったことが悔しいです。悲しいです。
まだまだ人として未熟な分が多々あると思います。
これを機会に、もう一度自分の悪いところを改めて日常業務を頑張ります。

新入社員の皆さん
見習い期間を終え、独り立ちしても分からないことがあれば質問してください。
正直言って会社の教育はまだまた不十分だと思っています。
まだまだ未熟な中、分からないまま自分勝手な判断はとてもキケンです。