い~すと の 愚痴

ある鉄道会社で車掌をしている"い~すと"が語る愚痴

気になる台風10号の影響

2016年08月29日 23時20分27秒 | 鉄道員の愚痴
台風10号は、数日前の進路予報では神奈川県から千葉県にかけて上陸し日本海側に縦断し能登半島付近に抜けるという関東直撃でしたが、最新の情報では宮城県北部から岩手県南部に上陸し青森県津軽地方で日本海に出て大陸に渡るようです。
よって関東地方は明日の交通機関は一部で運転見合わせや遅れなどはあったとしてもすべて止まって全面麻痺することはなさそうです。
鉄道事業者としては有り難いことですが、安心は出来ません。強風で徐行運転となれば駅は大変な混雑となりますし、倒木や飛来物があるかもしれません。
やはり、いつもより余裕をもって出社されたほうがいいかと思います。電車が動いていても風は強いですから傘よりも合羽のほうがいいかもしれません。

台風10号の関東直撃は避けられたとはいえ今回の進路は異例で、東北地方に太平洋側からの上陸となれば観測史上初となります。
東北地方では甚大な被害が出ることは十分考えられますから心配は尽きません。どうか早め早めの対策と避難で安全を確保してください。

明日も朝早くから乗務ですので無事に退勤できることを祈っています。
ではおやすみなさい。

次は台風10号か!?

2016年08月26日 15時06分35秒 | 鉄道員の愚痴
台風9号は去り、こんどは10号が気になるところですが、みなさまの周りで被害はなかったでしょうか?
関東地方の鉄道は、西武多摩湖線で線路脇の土砂崩れで脱線がありましたが、幸にも乗務員お客さまともにケガはなかったようです。山手線では原宿駅で明治神宮の木が線路に倒れ5時間にわたり運転を見合わせました。
首都圏の鉄道は、あっちもこっちもすべて止まって交通が麻痺するようなことはなく、ダイヤは乱れていても動いているところと止まっているところが別れたようです。こればかりは風や雨の規制値にもよるので、単に強い・弱いではなく、たまたまそうなっただけです。

さて、9号と同じ日に発生した10号は、西へ進み沖縄の南大東島付近で足踏みをしていますが、これから進路を東に変えて週明けにも本州に上陸する予報です。
西に進むだけでも台風としては反則なわけですが、まだ予報円が広く進路が定まらない部分はあるものの沖縄観光でパワーアップして本州を直撃することは避けられそうにありません。記録的な勢力で上陸か?とも言われています。

地震と違って台風は事前に予報が出ますから避けることはできなくともあらかじめ対策をとって被害を小さくすることはできます。
いまのうちからスケジュールを調整して、無理な行動はせず自宅で過ごせるようにしたいものです。鉄道が止まる止まらないに関わらず台風が直撃する日は出社させないという企業側の取り組みも必要です。

とは言っても我々鉄道員はやっぱり自宅待機とはいきません。
10号は29日(月)から30日(火)にかけて関東地方に影響が出そうですが、両日とも仕事でモロに当たりそうです。どうか睡眠時間と最低限の食事を採れるように祈るばかりです。

まだ進路が定まらないところもありますから常に最新の予報をご確認ください。

台風連続発生

2016年08月20日 18時38分26秒 | 鉄道員の愚痴
昨日から今日にかけて台風が連続して3つ発生しました。
9号、10号、11号の3兄弟で、長男である9号は東海から関東を直撃する予報です。次男10号は台風としては異例の西に進んでいます。末っ子11号は日本に近い東の海上で発生し北海道に向かうようです。

つい先日も台風7号が日本の近くで勢力を衰えることなく発達し関東よりも北で暴風域を伴い、東北から北海道にかけで被害があったばかりです。
本州に接近または上陸すると衰えるのが台風の習性ですが、気象条件によって変わり者もいるものです。台風7号も変わり者だったようで北海道に上陸したのは9年振りでした。

今回は日本の近くに台風が3つあり、お互いに影響し合いますから予報も難しく、今後も最新の情報に注意が必要です。
今後予報が変わったとしても台風9号が関東に大きな影響を出すことは避けられないと思います。週明け月曜日の朝の通勤時間帯に交通機関がすべて止まることも十分に想定できます。

台風は地震と違っていきなり来るものではありません。事前に来るとは分かるわけですから台風の直撃は避けられなくとも早めの対策で減災につなげることはできます。
飛ばされそうなものを屋内に入れたり、食料を多めに確保するだけでなく、職場近くに前泊したり、台風が過ぎてからの出社や休業を企業として取り組むことも重要です。
『タイムライン防災』という言葉もあるように災害・被害が起きてからではなく、発生しても大丈夫なように発生前にどう行動するかです。

職業柄、鉄道への影響が気になりますが、長時間運転を見合わせたとしても災害や事故が起きないことを願っています。
ちなみに私は22日は休みですが、旅行先から帰る日です。無事に帰宅できるかが心配です。

混雑する駅でスムーズに利用する方法

2016年08月10日 00時33分42秒 | 鉄道員の愚痴

夏といえば花火大会が各地が開催されますね。
会場最寄り駅は大変混雑しご迷惑をおかけいたします。

10年ほど前までは花火大会終了後の駅は、券売機にきっぷを購入する列が長く出来ていました。いまではSuicaPASMOなどのIC乗車券が普及し券売機の長蛇の列は解消されつつありますが、待ち時間ゼロとはいかないようです。

花火大会など、イベント開催による混雑時に少しでもスムーズにご利用する方法を紹介します。

(行き)
イベント開催前の入り込みの時間帯は、残高不足でチャージをするお客さまで精算機が混みます。
改札内では降りる駅でなくても精算機でチャージできます。また売店や駅ナカのコンビニでもチャージ出来ることがあります。
残高不足の場合でも途中駅で乗り換え時間を利用してチャージすれば、会場最寄り駅では精算機に並ぶことなく自動改札機をタッチ&ゴーでスムーズに抜けられます。

(帰り)
行きは残高が足りたけど、帰りは自宅最寄り駅まで足りないということもあるかと思います。そんなときでもIC乗車券へのチャージは会場最寄り駅は避けましょう。昔ほどではないにしろ、いまもイベント終了後は券売機に列が出来てしまいます。
IC乗車券は、降りる際に乗車駅から下車駅までの運賃を全額差し引きますが、入場時に初乗り運賃分の残高がないと入場できません。逆に言えば、乗車区間の運賃には足らなくても初乗り運賃分の残高額があればとりあえず改札を通ることはできます。
ですからIC乗車券に初乗り運賃分があるならば、混んでいる会場最寄り駅ではチャージせずにひとまず改札を入ってしまい、混んでいない下車駅でチャージして降りましょう。

たったこれだけの簡単なことですが、会場最寄り駅でスムーズに利用するための工夫です。
IC乗車券の特徴を生かして少しでも快適にお出かけください。


水分補給のため水筒持参

2016年08月06日 23時16分37秒 | 鉄道員の愚痴

あけましておめでとうございます。

場違いな挨拶と思われた方、申し訳ありません。
7月28日に関東が、29日には東北で梅雨明けの発表がありました。梅雨が明けたので冒頭の挨拶という訳です。
梅雨明けとともに夏本番の到来です。気温が上がり、蒸し暑さが一層増しております。一歩外に出ただけで汗がわき出てきます。せめて湿度が低ければカラッとして過ごしやすいのですが…

体調管理に水分補給は欠かせませんので私は水筒を持って乗務しています。休憩中だけでなく乗務中も駅と駅の間でこまめに水分を補給するようにしています。日勤最低500ml泊まり勤務だと1L〜1.5Lは飲みます。
これでトイレの回数は増えていませんし、夏場以外は乗務中に水分をとることはないですからいかに汗で水分を失っているかがわかります。
運転士なら駅に停車中、車掌なら走行中の水分補給は安全上問題ありませんので、投書などはしないでくださいね。

実は梅雨明けのころから少し体調がよくありません。熱もなく喉の痛みもないのですが、なんとなく体調が優れず疲れが取れません。体調を悪化させず回復できるように気をつけていますが、長引きそうな気配です。
どうか皆さまも体調に気をつけて夏を楽しんでくださいね。