い~すと の 愚痴

ある鉄道会社で車掌をしている"い~すと"が語る愚痴

旧信越本線アプトの道へ

2012年05月25日 14時18分20秒 | 旅行記
色々出掛けていますが、日記を書いておらず申し訳なかったです。
今日は久々に旅行記を書いてみます(^_^;)

先週、碓氷峠の旧線跡を整備した遊歩道「アプトの道」に行ってきました

アプトの道とは…
長野新幹線開業で信越本線横川~軽井沢間が廃止されました。この区間の碓氷峠はとても険しく、日本一の急勾配として鉄道開業時から難所でした。
廃止当時の線路は、碓氷峠専用の機関車(EF63)により粘着運転を行う複線電化の新線です。
※粘着運転とは、鉄の線路と車輪による一般的な鉄道の運転方式

EF63が誕生するまでは単線のアプト式で運転していました。これが旧線です。
輸送力不足を解消するため上記の粘着運転による新線に切り替えられました。
※アプト式とは、2本のレールの間にギザギザのレールを敷き、車輪床下の歯車と組み合わせて運転する方式

「アプトの道」とは、このアプト式の旧線を舗装した遊歩道です。
いままで一度も歩いたことがなかったのですが、従来、横川駅からめがね橋まででしたが、この4月に熊の平まで延長されたため訪れてみました。

熊の平とは、横川~軽井沢間のほぼ中間地点にある区間唯一の平坦な場所で、旧線時代、上下列車
の行き違いを行っていました。
当初は駅でしたが、のちに乗降を行わない信号場になりました。
駅の前後はトンネル、周りは山に囲まれた自然豊かなところです。

熊の平で横川名物峠の釜めしを食べるのが夢で、やっと叶うときがきました
横川駅に着いたら駅前のおぎのや本店で釜めしを購入し、アプトの道へ。
日本一の急勾配とあって距離の割に体力を消耗していきますが、トンネル
内はとても涼しく体力が蘇ります

道中に数々残る鉄道遺構を眺めながらのんびり歩いたため時間は掛かりましたが、12時すぎに熊の平に到着しました。
自らの足で訪れてた熊の平で、大自然に囲まれて食べる釜めしは格別です

他にもビニールシートを敷いてお昼をとる方がいましたが、みなさん手作り弁当持参で釜めしを食べている方は居ませんでした。
碓氷峠に来たら釜めしを食べるのが礼儀というか義務だと思うのは私だけでしょうか

ここからまたアプトの道を戻るわけですが、釜めしを食べてお腹いっぱいで、ゆっくりしたいのでアプトの道の中間地点にある峠の湯へ
まだ涼しい5月とはいえ、汗を流したいですからね。
お風呂上がりは休憩室でゴロゴロして、タクシーで下山しました。

鉄道遺構と大自然に囲まれた碓氷峠。
鉄道・釜めし・温泉と3拍子揃って文句はありません毎年1回は定期的に訪れたい場所です。
ぜひ皆さんも訪れてみてください

半袖Yシャツ

2012年05月12日 11時37分16秒 | 鉄道員の愚痴

2012年になったばかりと思っていたら、折り返し地点まであと1ヶ月とちょっと。
新年度がスタートしたばかりと思っていたら、もう1ヶ月以上が経っている。
が満開だったのがつい先日だと思っていたら、すっかり葉桜になっている。
世間はゴールデンウィークと思っていたら、終わって1週間が経とうとしている。
時が経つのは本当に早いものですね~

つい先日まで寒い寒いと言っていたのに、だいぶ暖かくなり日よっては暑いぐらいで日中は半袖でも生活できる日も多くなりました。
半袖ということは、仕事中に上着を脱ぎたくなります でもせっかくの制服を脱いで、Yシャツで仕事をしている姿ってとってもカッコ悪く見えます。
なので私はこの時期になると半袖のYシャツに上着で仕事するのが定番なんです
今年はちょうどGWが始まった4月29日から半袖です

暑いなら上着を脱げばいいと言う人が多いですが、小さな子どもたちから憧れの眼差しで見られる僕らはやっぱり見た目も大事
だからどんなに暑くても冬服の期間はしっかり上着を着て仕事をするべきだと思います。
Yシャツの長袖・半袖は、見た目は変わらずに体感気温がぐっと下がるのでオススメです。
最初のうちは肌が直接触れて違和感があるかもしれませんが、一度お試しください