い~すと の 愚痴

ある鉄道会社で車掌をしている"い~すと"が語る愚痴

あけましておめでとうございます

2024年01月07日 18時51分25秒 | 鉄道員の愚痴
新年あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願い申し上げます🎍

新年の挨拶は1月7日までにということなのでギリギリ滑り込みでご挨拶いたします。

前回の記事は2022年末の年の瀬のご挨拶で、2023年は一度も更新せず1年が経ってしまいました。
生きております。元気に生活しておりますのでご安心ください。


さて、今年は元日に能登半島地震、1月2日に羽田空港でJALと海保機の衝突事故と衝撃的な出来事が立て続けに発生しております。
地震はいまだ行方不明者もおり避難所の
支援状況もよくないそうで、被害に遭われた皆さまにお見舞い申し上げます。

羽田の事故については少しずつ状況が分かってきておりますが、JAL機の乗員乗客が全員脱出できたことは、奇跡と言えますし日頃からの訓練があったからこそだと思います。

不運な幕開けとなりましたが、今年1年がみなさまにとって良い年になりますように。

1年間お世話になりました

2022年12月31日 19時16分46秒 | 鉄道員の愚痴
すっかり更新が滞っており申し訳ありません。
私は新型コロナウイルスに罹患することもなく元気に過ごしております。

気づけば今年も残り数時間です。みなさまにとってどんな1年だったでしょうか。
私は運転士になり毎日列車の運転操縦をしつつ休日にはほどほどにお出掛けする大きな変化のないけど充実した年でした。
来年もまた大きな変化はなくとも平凡かつ充実した年になればと思っています。

どうぞよい年をお迎えください。来年もよろしくお願いいたします。

ご報告

2022年06月14日 16時25分00秒 | 鉄道員の愚痴
ブログの更新が非常に低迷しており申し訳ありません。
今年は新年のあつさつもなく、いままで一度もブログを書いていませんでした。

ここで近況についてご報告いたします。
結論からいいますと、車掌を卒業して、運転士になりました

自分なりの信念をもって車掌を続けていましたが、様々な情勢の変化から運転士を目指すことにしました。
まだ車掌としてやっていたかった気持ちはありますが、コロナ禍で鉄道会社の経営は悪化してしまい、いまのままではまかり通らなくなってきました。
自分ができることを増やすことが今後求められてくるという危機感もありました。首都圏においても長期的にみればワンマン化や自動運転というのが業界の流れです。

講習を受けて学科講習と技能試験をなんとかクリアし、電車の免許である動力車操縦者運転免許を取得し、さらに単独乗務に向けた養成を経て、約1年かけて運転士になりました。
単独乗務(独車)後も事故やミスを起こすことなく、なんとかやっています。

車掌ではなくなりましたが、今後も微力ながら鉄道乗務員のことをブログにしていければと思います。
今後も頻繁な更新はできないかもしれませんが、引き続きよろしくお願いいたします。

制服のサイズ変更

2021年05月13日 12時27分54秒 | 鉄道員の愚痴
この4月で社会人16年目に突入しました。
あっという間というか、会社人生の3分の1が過ぎてしまったんですよね。

さて、入社当初から体重5kg増加しました。お腹回りも成長しまして、この春制服を一回りサイズアップしました。
いままで何とか誤魔化してきましたが、仕事中にズボンが「ビリッ」と破けて恥ずかしい思いをする前に変更することにしました。
体重増加よりもお腹回りが気になるところではありますが、歳とともにふっくらするのはみんなも共通していることのようなのであまり気にしないでおきます。

20代と比べれば食べる量は確実に減っています。大盛なんてまずしなくなりましたし、下手すれば普通盛りでも多く感じます。
今回のサイズ変更でももう若くないと実感しました。
同年代のみなさん、いかがでしょうか⁉

社会人16年目

2021年04月20日 15時06分46秒 | 鉄道員の愚痴
3月は記事を書かず、そのまま4月も後半になってしまいました。

この4月で社会人16年目に突入してしまいました。60定年、再雇用で65歳まで働くとすると、私は高卒なので47年間働く計算です。ということは労働期間の3分の1を過ぎようとしています。

今年も多くの新入社員が入社してきましたが、コロナ禍で新入社員研修も例年とは違った形での開催のようです。準備期間はしっかりとれた面では昨年よりはスムーズにいっているかと思いますが、教える側も教わる側も大変だと思います。
きっとそろそろ現場での見習いが始まる頃でしょうか。駅などで初々しい新入社員を見かけた際はあたたかい目で応援していただけますようお願いいたします。

16年目に突入した私はというと、大きな変化をもろに受けております。とりあえず環境がガラリと変わってしまいました。詳しくは追って報告したいと思います。

謹賀新年2021年

2021年01月06日 10時43分42秒 | 鉄道員の愚痴
遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
本年度もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2020年(令和2年)は、コロナ一色で生活が大きく変わりました。
コロナの終息はまだ先になりますが、今年は昨年よりもいい年にしたいものです。

年が明け、東京とその周辺の県に緊急事態宣言が再度発出される見通しになりました。
昨年4~5月とまったく同じとはいかず、飲食店の時短営業が主になりそうです。それでも社会へ与える影響は大きく、さまざな自粛がまた起きそうです。
鉄道員として、外食の時短営業は仕事の食事事情に直結するため切実であります。コンビニ弁当とカップ麺ばかりの不健康な食事に片寄らないようにしたいところですが。

また今年もマイペースながらもみなさまにお知らせできればと思います。
新年から制服も新しくして仕事します。いってきます!

2020/12/31

2020年12月31日 19時21分43秒 | 鉄道員の愚痴
コロナ一色だった今年もあとわずかです。誰もがコロナ禍の影響を受けて生活や人生が大きく変わってしまった一年でした。

緊急事態宣言が発令されているときはラッシュ時もお客さまはまばらで現実とは終えない風景でした。
鉄道でも適宜消毒作業や窓開けによる換気など感染対策を行いました。また大晦日の終夜運転も軒並み中止になりました。

きっと来年は少しは良い方向に向かってくれると期待したいものです。
最強寒波の襲来で日本海側を中心に大荒れの年越しとなりそうですが、どうかみなさま良い年をお迎えください。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

12月になっても見えぬ出口

2020年12月01日 16時51分56秒 | 鉄道員の愚痴
気づいたら12月になっていました。今年も残り1ヶ月です。

コロナ禍で鉄道会社の経営環境は大きく変わりました。我々だけではありません。世界のすべての人が影響を受けて環境が一変しました。
コロナ一色の一年になってしまいました。2月上旬にダイヤモンドプリンセス号から始まった感染拡大。船内に留まることなく広がり、連日「今日は◯◯県で◯人」という報道がいまもされております。

オリンピック・パラリンピックに沸く一年になるはずでしたが、新しい生活様式という言葉が生まれ、生活はがらりと変わりました。こんなにも世の中が一気に変わるとは一年前は誰も想像しなかったはずです。

不安は尽きませんが、鉄道員はひたすらいままで通りの日常を変わらず列車を走らせています。
窓開けなどによる車内の換気、執務スペースの除菌作業など、感染対策の業務を追加して行っています。

朝夕のラッシュ時間帯はコロナ前の水準に戻ってはいませんが、肌間隔として8割程度にはお客さまが増えていると思います。ただ終電近くの深夜帯はガクンと減っています。
当社に限らず各鉄道会社は今期は軒並み赤字を計上しています。お客さまが減り収入が落ち込んでも、経費は簡単に減らないのが鉄道業です。そこにコロナ対策で費用が増加しました。
来季は少なくとも赤字を解消したいというのが会社の方針ですし、そうあってほしいものですが、なかなか簡単にはいかなさそうです。

冬のボーナスは、昨年より低くなったとはいえ出ますので、航空や旅行業界と比べればとてもありがたいことです。
まだ出口は見えず不安は解消されませんが、ひたすら仕事をするしかありません。またいままでにない取り組みも必要です。

でも暗い話だけでは気持ちも暗くなります。
いつかコロナ前のようにみんなが集まり楽しく過ごせる日が戻ってくることを願っています。さあ、今日も気持ちは楽しく過ごしましょう!

コロナ禍の出口は??

2020年10月31日 22時45分37秒 | 鉄道員の愚痴
いまだにコロナ禍の出口が見通せないでいますが、みなさま体調にお変わりはないでしょうか。

緊急事態宣言の期間中は街から人が消えたこともありましたが、解除以降徐々に回復していると実感します。

朝の通勤通学のラッシュは、コロナ禍よりも前の状況には至っていませんが、8割程度は戻っているように感じます。
旅行や行楽もGoToトラベルキャンペーンの効果もあり、感染対策をしっかり行えばある程度許容されるようになりました。東京都と対象になってからその傾向は一段と強まっています。

とはいえ、鉄道各社の経営状況はかなり悪化しており赤字は避けられません。
でも我々鉄道員は今日もいつも通り列車を走らせています。航空業界のように大幅な減便や社員の出向などもありません。

JR東日本はじめ関東の鉄道各社は次のダイヤ改正で終電の繰り上げを計画しています。
生活に大きく影響を受ける人もいるはずですが、時代が大きく変わろうとしている証です。

はやくコロナ禍が収束することを願ってやみません。

【危険】ベビーカーの駆け込み乗車

2020年09月12日 18時24分59秒 | 鉄道員の愚痴
つい先日にあったことを紹介します。

鉄道施設はもちろん、さまざまの施設や場所においてエレベーターが整備されたり、ベビートイレが整備されたとで小さな子ども連れでのお出かけがしやすくなりました。街中で抱っこひもを使っている姿はほぼ見ることはなく、ベビーカーを使っています。

私が仕事中に遭遇したヒヤッとしたことです。
お昼過ぎの列車で始発駅での出来事です。始発駅なので、乗客はすでに車内に居り静かなホームでした。
その駅はホームが緩やかなカーブで、最後部の車掌から先頭まで肉眼で確認できません。モニターでお客さまの乗り降りを確認します。
発車ベルが流れドアを閉める操作をした途端、モニターに駆け込み乗車をする人影が半分ほど映りました。黄色い点字ブロック付近で立ち止まったように見えたため乗るのを諦めたのだろうと見えました。
その直後、列車に近づきドアをこじ開けようとする様子が目に入りました。ちょうどモニター範囲の境目で、その手前を映す画面でベビーカーの存在を確認しましたが、何かが挟まれているのか単に車両にベビーカーを押し当てているのかはわかりませんでした。
すぐにドアを開けましたが、その操作よりも先にお客さまは列車から離れたため、挟まっていたのではなく無理に乗ろうとしていただけなのかもしれない。でも挟まっていないとも断言はできません。
ドアが開いたのでお客さまは何事もなかったかのように乗車されましたので、1分いくかどうかの遅れで発車しました。発車する際にどうやらエレベーターから降りてきたところで駆け込み乗車をしたようだとわかりました。

状況は関係箇所に報告しましたが、ベビーカー(過去に東京メトロ半蔵門線九段下駅で引きずり事故は記憶に新しいかと思います)ということで、かなり神経を尖らせていることは私にもわかりました。

勤務終了時にも再度詳細に状況を確認されました。管理者が現地を確認し、車掌からはお客さまを目視できない位置で、かつモニターの境目であったことも再確認したそうです。また実際にはベビーカーに乗っていた子供の足先がドアに挟まれていたと教えられました。
状況を察知し、列車を発車させることなく対応したのだから問題ないと言われましたが、背筋が凍る思いをしました。

エレベーターの中にはホームの放送は流れず、降りたタイミングで列車が止まっていれば駆け込み乗車する心理はかわらないでもありませんが、ドアが閉まりかけたらベビーカーをドアに差し込むのではなく、次の電車を待つゆとりがほしいものです。どうかベビーカーに乗っているお子さまのことを考えてください

私たち車掌は、お客さまにケガをさせようとしてドアを開閉しているわけではありません。安全を考えていますが、どうしてもベビーカーやエレベーターからの駆け込み乗車は気づきづらきものです。甘えるつもりはありませんが、事故防止にはお客さまのご理解が必要不可欠なものです。