今期の新人車掌の養成において私が指導者(師匠)になったことは先日ご報告した通りです。
私が車掌の見習いだったのが2008年(平成20年)ですから8年前のことです。教わる立場だった私がこんどは教え育てる立場になったわけです。
車掌の養成スケジュールは、まず研修施設で約1ヶ月の机上教育を受けます。机上教育では、運転に関する仕組みやルール、車内放送などを学びます。
机上教育を終えると乗務員職場に配属され、乗務実習として指導者と一緒に実際に乗務しながら担当線区の注意点や取り扱いなど、車掌の業務を身につけていきます。乗務実習は約1ヶ月半〜2ヶ月かけて行います。
この乗務実習を担当するのが私のような指導者です。乗務実習はまさしくOJTそのものです。
乗務員では基本的に見習いに対しずっと同じ指導者が担当しますから見習いにとって私が教えたことがすべてであり、どんな車掌になるか、すべて指導者に懸かっています。
見習いにとって乗務実習の初日は一番緊張します。いままでの業務とはまったく違うことを実際の列車で学ぶわけですし、勤務形態も大きく変わります。
初日は師弟の顔合わせからはじまり、乗務の準備、点呼のやり方を一から教えます。初日は一通り説明しながら私が実際にやってみせます。
休憩中はプライベートとの話もして緊張を和らげるとともにお互いのことをよく知ることも欠かせません。幸いにも私は趣味や嗜好が合ったため早い段階で打ち解けたと思います。
こうして見習いの乗務乗務初日が始まりました。
これから「見習い車掌育成記」として見習いと指導者の様子をお届けしていきます。よろしくお願いします。
私が車掌の見習いだったのが2008年(平成20年)ですから8年前のことです。教わる立場だった私がこんどは教え育てる立場になったわけです。
車掌の養成スケジュールは、まず研修施設で約1ヶ月の机上教育を受けます。机上教育では、運転に関する仕組みやルール、車内放送などを学びます。
机上教育を終えると乗務員職場に配属され、乗務実習として指導者と一緒に実際に乗務しながら担当線区の注意点や取り扱いなど、車掌の業務を身につけていきます。乗務実習は約1ヶ月半〜2ヶ月かけて行います。
この乗務実習を担当するのが私のような指導者です。乗務実習はまさしくOJTそのものです。
乗務員では基本的に見習いに対しずっと同じ指導者が担当しますから見習いにとって私が教えたことがすべてであり、どんな車掌になるか、すべて指導者に懸かっています。
見習いにとって乗務実習の初日は一番緊張します。いままでの業務とはまったく違うことを実際の列車で学ぶわけですし、勤務形態も大きく変わります。
初日は師弟の顔合わせからはじまり、乗務の準備、点呼のやり方を一から教えます。初日は一通り説明しながら私が実際にやってみせます。
休憩中はプライベートとの話もして緊張を和らげるとともにお互いのことをよく知ることも欠かせません。幸いにも私は趣味や嗜好が合ったため早い段階で打ち解けたと思います。
こうして見習いの乗務乗務初日が始まりました。
これから「見習い車掌育成記」として見習いと指導者の様子をお届けしていきます。よろしくお願いします。