い~すと の 愚痴

ある鉄道会社で車掌をしている"い~すと"が語る愚痴

JR仙台駅の待合室とコンセント

2016年06月24日 13時29分46秒 | 旅行記
過去のアクセス状況からJR仙台駅の待合室に関するアクセスが多かったため改めてお知らせします。

JR仙台駅の待合室

1 在来線改札内

在来線中央改札を入ってすぐ左手にあります。
カウンター席(5席)にはコンセントが備わっています。
隣接してベビー室もありますので小さなお子さま連れの方も安心ですね。
今年3月に新設された東口改札からご利用の方は、改札を入ったところの連絡コンコースを左手に進むと中央改札の手前の右側です。

2 新幹線中央口改札内(17号車側)

新幹線中央口改札(直接口)を入るとNEWDAYSの先にこのような広い待合スペースがあります。
在来線から乗り換え口をご利用の方は改札を抜けたら右手です。
ソファータイプの座席(写真では発車案内とテレビの裏に小さく写っています)には肘掛け部分にコンセントがあります。
トイレとベビー休憩室はこの先、突き当たりです。
座席数は多いのですが、繁忙期には埋まってしまうことが多いようです。

3 新幹線南口改札内(1号車側)
写真はありません。ご容赦ください。
新幹線南口も直接口を入ったら突き当たりに待合室とトイレがあります。
在来線から乗り換え口をご利用の方は、改札を抜けたら左手すぐです。
中央側に比べると小さいですが、元々南口は利用者が少ないので問題はないようです。
まだ実際に確認しておりませんが、こちらにもコンセントはあると思います。

近年JRは、新幹線や特急の待合室を中心にリニューアルや新設にコンセントを備えるようになってきました。スマホの普及などで充電環境が重視されていますから無料で使えるコンセントは嬉しい限りですね。
ただし、仙台駅でも一部の席だけの設備で数に限りがあります。コンセント付きの座席を利用するなど工夫して利用したいですね。

※写真はすべて2016/06/21撮影

最長距離昼行特急大阪しなの

2016年02月07日 18時29分18秒 | 旅行記
最も長い走行距離を誇る昼行特急をご存じでしょうか?
広大な北の大地を駆け抜ける北海道の特急を浮かべる人も多いのではないでしょうか。あるいは九州のにちりんシーガイアを挙げる人もいるのではないでしょうか。
実は、最長距離の昼行特急は大阪~長野間の特急しなの9号と16号です。(日記執筆現在)

特急しなのといえば名古屋~長野間という印象が強いですが、1往復だけ大阪発着の設定があり、通称大阪しなのと呼ばれています。
JR東日本・JR東海・JR西日本の3者に跨がって運転され、走行距離は441.2km、5時間を超えるロングランです。

この大阪しなのは次の平成28年3月26日のダイヤ改正で大阪~名古屋間が廃止され、特急しなのの全列車が名古屋発着となります。
なかなか地味な存在であった大阪しなのですが、最長距離昼行特急の座を明け渡すとなると全区間を乗りたくなるものです。というわけで、さっそく都合がついたため先日乗りにいってきました。

乗ったのは特急しなの16号長野発大阪ゆきです。

長野駅の発車案内です。
丁寧に名古屋経由と表示されています。


乗ったのは先頭車両です。自由席で最前列はデッキ越しに前面展望が望めます。


最後部はパノラマのグリーン車です。
長野ゆきでは先頭で、やはり最前列は前面展望が望めますが、廃止発表以来、1か月前の発売と同時に完売のようです。


塩尻~名古屋間の通称中央西線は青春18きっぷ片手に普通でしか乗ったことがなく、しなのでは初めて利用する区間です。カーブも多くなる中央西線を振り子の本領を発揮し、右に左に傾きながらもかなりのスピードで通過していきます。
前面展望をしているとあっという間に名古屋です。ここまで約3時間ですが、退屈しません。名古屋からが大阪しなのにとっての本番!?です。かなり陽が傾いてきましたが、カーテンが閉じられることがないため前面展望を継続します。

大垣~関ヶ原間の下り線は、普通列車が通り垂井駅に止まる通称垂井線のほかに垂井駅を迂回し上り勾配を緩和した下り本線があります。
下り本線を使用するのは優等列車と貨物列車のみです。特急しらさぎも下り本線を通りますが、前面展望ができるのはしなのが唯一です。下り本線の前面展望も見逃してはなりません。
また大垣を通過するのもしなのの見所のひとつです。

米原を過ぎてJR西日本管内に入ると、多少余裕のあるダイヤとなりますが、外側線を快走します。
大阪には定着し、5時間にわたる乗車にも関わらずあっという間に終わってしまいました。


利用状況をみてみると、名古屋で大半が降りてしまい、ほぼ満席だった車内も2~3割程度になってしまいます。会社跨がり列車の縮小傾向をみると、急行ちくまのなきいまではこの利用率では存続は難しかったものと思います。
少なからず中央西線から京都・大阪までの利用者があり、乗り換えなしで直通するということに利用価値を感じている利用者が居たことも事実です。

私が乗車した際はまったりしており終始落ち着いて過ごせました。今後、大阪しなのの惜別乗車は増えていくものと思いますが、大阪ゆきは先頭が自由席ゆえトラブルが起きないことを祈ります。

仙台駅新幹線南のりかえ口を見てきました

2016年01月10日 11時48分15秒 | 旅行記
2015年12月6日に「仙台駅新幹線南のりかえ口が使用開始」とお伝えいたしましたが、先日(といっても年末ですが…)、実際に行って見てきました。
在来線改札内コンコースから南のりかえ口に向かってご紹介します。

以前、在来線改札内のパン屋さんだった場所が南のりかえ口への通路になりました。

NEWDAYSの左側の通路を進むと南のりかえ口です。

通路入口でもう1枚。

幅員がなく、エスカレーターのみで階段・エレベーターはありません。
車イスやベビーカーの方はエレベーターのある中央のりかえ口を利用したほうがよさそうです。

エスカレーターを上がるとこんな感じです。

みどりの窓口のほか、写真ではわかりづらいですが右側に指定席券売機が1台設置されています。
指定席券売機という名前ですが、自由席特急券も買えますので、ほとんどのものは券売機で買えます。

自動改札機は3台設置されています。

新型の新幹線改札機です。
入場・出場・両用が各1通路ずつで、入場2通路、出場2通路のようです。

コンパクトな南のりかえ口ですが、流動が従来の中央のりかえ口と分散され、この設備でも十分対応できることでしょう。
先述の通り、エレベーターがありませんのでご注意ください。

仙台駅新幹線南のりかえ口使用開始

2015年12月06日 17時34分36秒 | 旅行記
今日は仙台で2番目の地下鉄である東西線が開業しました。
宮城県内はこのニュースで持ちきりのことでしょう。

仙台駅では東西線開業ともうひとつニュースがあります。
新幹線南のりかえ口が使用を開始しました。



東口の開発とともに行われている駅の改修工事の一環で、今年3月20日に従来の中央改札ののりかえ口が三階に移転のに続き、南のりかえ口が同じく三階の南改札に新設されました。
三階ののりかえ口から二階の在来線フロアに降りてくると、以前は中央改札を入ったところにあったパン屋さんのところにでるようです。

これで仙台駅の新幹線の改札は、中央と南ともに直接口・のりかえ口が設置され、合計4つになりました。
南のりかえ口が出来たことで新幹線の自由席に乗っていて仙台駅で在来線に乗り換える場合には前方の中央改札まで歩く必要がなくなり、最寄りの南改札が利用できるようになったのは大変ありがたいことです。同様に全車指定席の列車を利用する場合も1号車寄りの車両のときの乗り換えが便利になります。
特に繁忙期の混雑時には乗り換え改札が2つに分散することで混雑緩和に効果があると思います。
私の新しい仙台駅新幹線南のりかえ口の利用はもう少し先になるかと思いますが、ぜひ早く利用してみたいですね。

仙台駅在来線改札内新待合室

2015年10月15日 17時29分21秒 | 旅行記
2015/4/16の『仙台駅新幹線改札が変更』というブログで仙台駅の改修工事に伴い、旧新幹線乗換改札跡にベビー休憩室ができるとお知らせしました。
本日(10/15)、帰省の際に乗換改札跡に待合室とベビー休憩室が使用されているのを確認しました。

新しくできた在来線待合室とベビー休憩室はこちらです。

写真の右側が元新幹線乗り換えの改札機が、待合室のところが乗り換えのみどりの窓口だったところです。

待合室入って左側のテーブル席はコンセントがあり、スマホなどの充電に重宝します。
以前にあった待合室よりも広くなり座席も増えています。

待合室の左にはベビー休憩室があり、授乳やオムツ交換ができます。
駅に赤ちゃん向けの設備はまだまだ整備が遅れていますので、赤ちゃん連れのお出掛けには大変助かるのではないでしょうか。
さすがに男一人で入ると不審者ですので外から離れて見てみましたが、こちらも広いようです。

この新幹線乗換改札の跡にできた在来線改札内の新しい待合室とベビー休憩室な、私は今日完成していることを知りましたが、いつから使えるようになったのでしょうか。インターネットで検索してみると、どうやら9月18日から使用を開始したようです。

仙台駅は今後も工事が行われ、今後南側(東京寄り)にも新幹線乗り換え改札が設置され、東口に新しい改札と駅ビルができます。
しばらく工事で不自由もありますが、すべてが出来るとより便利になりますね。

姫路の駅そば

2015年07月24日 16時49分39秒 | 旅行記
昨日は金沢から途中九頭竜湖に寄り道しつつ、北陸本線を上り近畿圏に入りました。
奈良線・和歌山線・阪和線と乗り継ぎ大阪へ。

今日は、加古川線・福知山線を経由したのち、ひたすら東海道本線を東に向かっております。上りのムーンライトながらが明日から運転開始のなので在来線を乗り継いで帰路についています。

今朝は加古川線に乗る前に少し足を伸ばして姫路で朝食を食べました。
有名な姫路の駅そばです。
加古川駅にも店はあるのですが、やっぱり食べるなら本場で、ということで少し早く起きてやってきました。

つゆはしょっぱいのですが、姫路に来ると無性に食べたくなり、時間があるときは必ず食べています。
ぜひみなさまも姫路にお越しの際は食べてみてください!

さて、いまは211系6両トイレなしの列車です。
211系となれば嬉しいものの、熱海までの2時間半トイレを我慢しないといけません。

北陸新幹線完乗

2015年07月23日 09時06分10秒 | 旅行記
昨日、仕事が終わってから北陸新幹線に乗って金沢にやってきました。



今年3月、金沢まで開業した北陸新幹線ですが、まだ乗っておらずJR全線完乗記録を更新できておりませんでした。開業ブームが落ち着いた頃にと思っていたのですが、やっと完乗を果たすことができました。
といっても夜の列車でしたので外は真っ暗で、ただ乗っただけになってしまいました。新幹線の各駅巡りは別の機会にゆっくり来たいと思います。

さて今日はすでに金沢をあとにして、北陸路を西に向かっています。

碓氷峠鉄道文化むら

2015年06月27日 21時32分47秒 | 旅行記
今日は、群馬県横川にある碓氷峠鉄道文化むらに行ってきました。



群馬県と長野県の境ある横川・軽井沢間の碓氷峠は長年鉄道の難所でした。
通称横軽と呼ばれ、この区間専用のEF63形電気機関車が峠越えを支えて、多くの鉄道ファンに親しまれてきましたが、平成9年長野新幹線開業に伴い、横軽間は廃止されました。
EF63の車両基地であった横川運転区の跡地を整備したのが「碓氷峠鉄道文化むら」です。
横軽にゆかりのある189系、EF63、EF62をはじめ多くの鉄道車両が保存・展示されてます。

当初、雨の予報で心配していましたが、なんとか一日曇りでした。
自然に囲まれてた中、多くの貴重な鉄道車両に触れて、名物の峠の釜飯を食べればもう満足です。

都心からも日帰りで出掛けるにはちょうどいい距離ですからみなさまも一度訪れてみてはいかがでしょうか?

ふらっと只見線2日目

2015年04月29日 22時06分13秒 | 旅行記
昨日は更新できず申し訳ありません。
道中で突然スマホが故障してしまい、今日はサブの携帯から更新します。

一昨日、小出から乗った只見線は只見まで行き一泊しました。
いままで只見線はその日のうちに乗り通すことばかりでしたが、昨年会津川口で泊まったのをきっかけに途中泊をするようになりました。

翌日(4/28)、田子倉ダムを見学したのち代行バスと列車を乗り継いで会津若松まで出ました。

代行バスを待つ間、只見駅内にある只見町インフォメーションセンター(只見町観光まちづくり協会)の方に話を伺うことができました。
豪雨災害前は、朝一の列車(5時代)と最終(21代)を使えば東京日帰りも可能だったが、小出口が復旧したとはいえ、いまのダイヤでは本数が減り日帰りが出来なくなった。利便性が低下したことで利用者減少の悪循環になってしまう。

元々利用者が多いわけではなく、JR東日本が豪雨被害のあった区間の復旧に消極的ですが、こうして運転を再開している区間も以前より不便になっているとはこの話をきいて初めて知りました。
東京日帰りができるか、できないかはホテル費用も考えると利便性に大いに影響します。車で1時間掛けて会津田島まで出て、会津鉄道・野岩鉄道・東武鉄道を利用する方も増えてしまうのではないでしょうか。

代行バスで会津川口駅に行き、日替わり弁当を受け取り、車内で頂きました。
只見と同様に駅に観光案内所(奥会津観光情報センター)が併設されており、事前に予約しておくと弁当を買うことができます。日替わりなので中身は当日のお楽しみですが、500円とリーズナブルなのでオススメです。

只見線で一番風景の良い只見~会津川口間が代行バスなのは残念ですが、会津川口以東も川に沿って進み、劣っていません。
非冷房車なので窓を開けて風を受けながら外を眺めているとあっという間に会津若松に到着し、ふらっと只見線の旅は終わりました。

年に一度は乗りたい只見線、みなさんも一度いかがでしょうか?

ふらっと只見線

2015年04月27日 16時48分18秒 | 旅行記
今日は上越新幹線と上越線を乗り継いで小出駅にやってきました。

小出駅と言えばこれ!

今日はふらっと只見線です。

只見線は、平成23年の豪雨災害により会津川口~只見間の運休が現在も続いております。
3月に入り、雪崩の恐れがあるため大白川~只見間も運転を見合わせていましたが、4月17日夜に運転を再開しました。(代行バスもなく新潟と福島の移動は絶たれておりました)

豪雨被災区間は代行バスにより輸送が確保されてますので、小出と会津若松間が繋がりましたので早速足を運びました。
豪雨前130kmを4時間以上掛けて結んでいた只見線。車窓が美しく魅了される素晴らしい路線です。こうして今年も乗ることができるのはうれしいものです。では楽しんできます!