い~すと の 愚痴

ある鉄道会社で車掌をしている"い~すと"が語る愚痴

寒いですね~

2006年11月19日 17時33分33秒 | 鉄道員の愚痴
ここ数日、急に気温が下がりとても寒い毎日です。鉄道員にとって冬はとてもツライ季節です。

●着膨れ混雑
みなさんも実感があると思いますが、厚着になると一人あたりの体積が少し大きくなります。
「塵も積もれば山となる」方式で電車に乗る人数は変わらないのにラッシュ時の混雑度UP 今まで以上に強く押し込まないとドアが閉まらなくなります。

●ホーム立ち番
ホームの仕事は30分も立ちっぱなしは当たり前です 交代が来たときには手は思い通りに動きません。
股引ホッカイロ手袋二重標準装備です。
※バイトのときは1時間半立ちを毎日やってました。

●前は寒、後ろは暖の改札
改札も意外と大変なんです。出口から有人改札に向かって風が一方的に流れこみます。
そして有人改札内は暖房が入ってます。体の前(腹)は後ろ(背中)はかいのです。
これでは体調を壊してもおかしくありません。特にお客さまの少ないシャッターを開けてから6時半ごろまでは寒い中、との闘いでもあります。

支給されるコートは気休にすぎず全くもって暖かくありません 文明の発達し体が弱くなった現代には本当にツライです。
ホームや改札で凍えている鉄道員をみたらホッカイロやホットコヒーを差し入れてあげてください。

車窓を楽しむ旅へ

2006年11月13日 23時03分11秒 | 旅行記
竜飛に続いて11月3~4日は新潟に行ってきました。
「磐西・只見ぐるっと一周号」「DD53ばんえつ物語号」に乗るためです。

   

 「磐西・只見ぐるっと一周号」
新潟発新潟行きで新潟→新津→会津若松→小出→長岡→新潟と文字通り磐越西線と只見線で一周します
懐かしい旧国鉄色4両の気動車が普段は2両編成ばかりで本数が少ない只見線を走ります。そのため只見線内は後ろ2両のドアは開きませんでした。

「DD53ばんえつ物語号」
新津~会津若松間に運転しているSLばんえつ物語号のSL定期検査(車検)のため、それに代わる機関車として除雪用のDD53が初めて旅客列車を牽引するというマニアにはたまらない列車です。

どちらも1日ただ列車に乗っているだけですが磐越西線只見線は川沿いを走り、この時期は紅葉がきれいで車窓から眺めるだけでも十分に楽しめます。

この趣の列車の利用者はマニアばかりと思われがちですが、特に前者は一般の方も多く見受けられ席は埋まり区間によっては立ち客が出るほとでした。
一般の方にも列車に揺られ車窓を楽しむ旅を知ってもらえたでしょうか?
毎日はムリでも週末は大型連休など定期的にこのような企画列車を走らせるは決して悪くはないと思います。

トイレあります

2006年11月02日 19時04分46秒 | 旅行記
先日の竜飛に行く途中での一枚。某コンビニの看板です。



真ん中の「たばこ」は販売に免許が必要な「たばこを売ってます」いるという意味。
下は「トイレ売っています」ではなく「トイレがあります」という意味。

誰もが分かることですが、東京でこのようなコンビニは見たことありません
地方ではコンビニがドライブインも兼ねておりトラックトライバーなどに好評な証拠です。
コンビニでも看板のちょっとした違いで旅行に来たのだど実感できます。