い~すと の 愚痴

ある鉄道会社で車掌をしている"い~すと"が語る愚痴

緊急事態宣言すべて解除

2020年05月25日 23時44分07秒 | 鉄道員の愚痴

本日(5月25日)、すべての緊急事態宣言の解除が決定されました

緊急事態宣言はまず4月7日に7都府県に、続いて4月16日に全都道府県に発出されました。
一ヶ月が経ち順次解除がはじまり、5月14日に39県、21日に関西3府県、そして今日最後の5都道県が解除されました。

一ヶ月半にもおよぶ緊急事態宣言がやっと終わりました。しかし、まだ安心できるわけではなく、外出や店舗営業の自粛は続いています。元の日常に戻れるわけではありませんが、大きな前進であり明るい話題であることに違いはありません。

すでに多く報道されていますが、外出自粛やテレワーク・在宅勤務・自宅待機の協力により鉄道の利用は大きく落ち込んでいます。朝のラッシュ時、一番混雑する区間でも空席がありました。私の体感になりますが、利用者はコロナ前の2割程度に減りました。
ゴールデンウイーク明けから少しずつ利用者が戻ってくる傾向があり、最近は3割から4割程度でしょうか。
緊急事態の解除を受けて今後従来の出社勤務に戻していく動きもあるようで、明日以降さらに利用者が戻ってくると思われます。6月に入ればいつもの通勤ラッシュが戻ってくるかもしれません。

鉄道では感染拡大防止のため窓開け空調使用つり革・手すりの消毒を行っています。利用者同士が会話をすることは決して多くはなく、マスクを着用していれば集団感染の原因になるおそれは小さいようです。
私自身も不安がまったくないといえばウソになりますが、過度に警戒するのもどうなのかと個人的には思っています。何も対策をしないのは言語道断ですが、手洗い・うがい消毒、マスク着用、3密防止に取り組み、少しずつ経済活動を再開させていく段階に進んだということですね。夏休みにはある程度日常を取り戻せていることを切に願います。

さて、あすはどのくらいお客さまがいるでしょうか。