勤労感謝の日

まもなく１２月＝師走です。そして一ヶ月後はクリスマス。
毎年のことながら一年はあっという間ですね。

１１月に入り気温が着実に低くなってきて、冬が近づいていると感じています。
過去の日記を読み返してみると、毎年１１月下旬になると「寒い」という日記を書いてます。
身体が寒さに慣れないので体調管理には気をつけたいものです。

さて、昨日（11/23）から世間は３連休です。みなさんはお出掛けの予定は決まっていますか
ちょうど本州では多くの紅葉が見頃を迎えているようです。

私は「勤労感謝の日」に泊まり勤務でした。
勤労感謝の日でも休まず列車を動かす。これが鉄道員の宿命であり責務です。
幼い頃からの夢であった鉄道員として働いていることに感謝しながら乗務した勤労感謝の日でした。

濃霧が発生しました

今朝は関東の広い範囲で霧がでました。

昨日昼間に降った雨で高湿度状態のまま気温が下がったことで、大気中の水蒸気が水滴になったことが原因です。
たしか中学だったと思いますが、理科（科学？）の授業で習った「飽和水蒸気量」というやつですね。

関東で霧というと埼玉・栃木・茨城の県境付近、鉄道でいえばＪＲ宇都宮線や東武日光線が影響を受ける印象がありますが、今日は南部のほうがひどく、ＪＲ東海道線や京急、横浜市営地下鉄などに影響がありました。

私も乗務していましたが、とても濃い霧で場所によっては視界が200mあるかないかでした。
200mとは一般的な鉄道でいれば10両分です。車掌がドアを開け閉めするには先頭まで見えるので大きな影響はありませんが、運転士はそうはいきません。

運転士にとって200mとは、信号を見通すのに十分な距離でありませんし、もし前方に異常があっても止まりきれない場合があります。ですから、ＪＲ東海道線などは徐行運転を余儀なくされました。
目隠し状態に近いですから、かなり速度を落としていたと思います。
ダイヤは乱れてしまいますが、自然現象で安全確保のためです。ご理解いただければと思います。

私は幸いにも大きな影響はありませんでしたが、次は徐行するかもしれませんし、場合によってはドア開閉も難しいほどの濃霧になるかもしれません。
今後も安全第一で乗務していきます

車掌が感じる秋

10月下旬から朝晩は冷えるようになり、11月に入ると朝は10℃近くまで下がります。
まだコートやセーターが必要なほどではありませんが、電車は暖房を入れています。

１ヶ月前は真夏ほどではないものの日中は半袖でちょうど良かったのが嘘のようです。秋が深まっているのは早く、あっという間に冬がやってくるのでしょう。


さて車掌が仕事中に秋を身近に感じられるものは線路脇のススキでしょうか。
都心部でも線路脇には（意外と!?）ススキが生えていて、駅に進入・発車の際の乗務員室から顔を出す安全確認中に太陽を浴びて眩しく輝くススキが目に入ります。
業務上、じっくり見るわけにもいかず横目でチラッとしか見られないのは残念ですが。

みなさんも通勤電車の車窓に秋を探してみてはいかがですか？