い~すと の 愚痴

ある鉄道会社で車掌をしている"い~すと"が語る愚痴

列車・車両は誰のもの?

2006年07月19日 23時38分41秒 | 鉄道員の愚痴

独り立ちしてもまだまだ一人前ではありません。
いま我々に求められているのは普段のサービスはもちろんてすが、それ以上に異常時に正しい情報をいかにスムーズに案内できるかではないでしょうか?
トラブルというものは予告して起きるものではなく、いつどこで起きてもおかしくありません。

ということで、今日はドア故障時の対応と駅間で長時間閉じ込められたお客さまの救済の訓練を行いました。
列車・車両は誰のもの(誰に権限があるか)かというと、乗務員(運転士・車掌)のものになります。
ですから、駅員が列車・車両の部品を取り扱うには乗務員の許可が必要になります。
今日行った訓練はどちらも列車・車両に関わるものなので乗務員と打ち合わせを行います。

ドアが故障したときの対処方法は
 ・故障したドアは使用せずそのまま運転する
 ・故障したドアの車両だけを回送として運転する
 ・その列車(すべての車両)を回送として運転する
 そのときの状況に応じて最適と思われる方法を行います。

駅間で長時間閉じ込められたお客さまの救済方法は
 ・ハシゴを用いて列車から降りていただき最寄り駅まで線路を歩いていただく

1回の訓練だけで完璧というわけではなく今後も定期的に訓練を行いますが、もしかしたら明日起こるかもしれません。
いざトラブルが発生すると状況を確認し、対処方法を打ち合わせ連絡を密に取りながら対処します。
お客さまからみれば「なに時間かかっているんだ。話し合っている暇があるならさっさと直せ!」などと思われるかも知れません。
しかし、安全に目的地にお届けするためには欠かせないことですのでご理解いただきたいと思います。
そして、より短時間で対処できるために行っているものが訓練ですから。

※訓練の詳細は大変マニアックで長くなるので割愛させていただきます。


平塚七夕まつり

2006年07月12日 23時34分49秒 | 日記
7月6日に日本三大七夕のひとつ <<平塚七夕>> に男4人という場違いの面子で行って来ました。

平塚七夕との出会いは高校1年生の夏、やっと学校に慣れた頃、平塚在住の同級生の家に一泊で遊びにいったのがはじまりです。
どうせ行くなら七夕の季節ということになり、それから都合が合う限り毎年、平塚七夕に集うようになりました。


↑今年の平塚七夕まつり

今年は卒業してから初めて会った仲間もおり、七夕見物より近況報告に華を咲かせました。
この3ヶ月の間に専門学校で危険物取扱者高所作業車運転者などの資格を取得した者もおり成長振りに大変驚かされました。
私も社会人になったからといって、うかうかしていられません。常にさらなる成長を心がけていきたいと思います。
約3時間にわたるミニ同窓会はあっという間にお開きの時間になってしまいました。
腹を割って話を出来たことで気をよくし、帰路は東海道線のグリーン車に乗ってしまいました。
来年も勤務でなければ明け(非番)であっても平塚七夕でミニ同窓会を開催したいと思います。

独り立ち

2006年07月05日 00時23分36秒 | 鉄道員の愚痴

入社してから約3週間を研修センターで、そして6月末まで配属駅で見習いとして勉強してきました。
そして7月1日から一本として独り立ちしました。これからは基本的に何事も自分の判断・責任で仕事を行います。
それでもまだまだ不十分なところがあり自分で判断・対処ができないときは先輩社員に質問し、少しずつ大きくなりたいと思います。

早速、独り立ち初の勤務で小さいながらも嵐を呼びました。
お客さまに制度について説明するも納得して頂けず助役にバトンタッチ。
その非番ではラッシュ時間帯に異常な音を感じ確認を行ったため最大20分遅れ。
台風3号も週末ごろ近づいてくるようですし、まずは独り立ちを祝して私の本領を発揮ということでしょうか?まったく嬉しくありませんが・・・