い~すと の 愚痴

ある鉄道会社で車掌をしている"い~すと"が語る愚痴

車掌を続ける理由

2015年05月17日 12時49分52秒 | 鉄道員の愚痴
入社10年目の私ですが、車掌になったのは3年目でした。それから列車の一番後ろに乗ってドアの開け閉めや車内放送を続けています。早いもので車掌人生もまもなく8年目に入ることになります。
駅員と比べて車掌をずいぶん長くやっていますが、同期の多くは次のステップに進み運転士になっています。

なぜ私が車掌を続けるのか。それは車掌に憧れていたことが大きく影響しています。
世間一般的に憧れの的である運転士ではなく車掌にやりたいとずっと思っていました。それが実現したいま、幸せで誇りをもっています。
運転士になりたくないというより、好きな車掌という職を極めていき、後輩たちに伝えていきたいと思うと運転士になろうとは思えないのです。

昨日・今日と同業他社のみなさまと交流する機会に参加しています。
趣味人と仕事、仕事に対する意識、人材育成と職場の活性化など、お互いに情報交換をしています。
強く感じるのは車掌が単なる通過点になることで社員のレベル低下につながっていることです。急いで運転士になる必要はないのではないか、いまの職場・職種でやることがはあるのではないかと思うわけです。

単に無事故で乗務だけしていればいいわけではありません。自分の立場を理解し役割を果たしていくことが私に求められています。