梅雨らしく雨が続きジメジメした日が続いています。
まだ暑さにもなれず体調の崩しやすい時期ですから気をつけていきたいところです。
今日は車掌に必要なことについてです。
車掌や運転士の仕事は、いわゆるデスクワークのサラリーマンとは大きく異なります。列車という移動する空間において1人で仕事をしなくてはなりません。すぐそばに相談したりする上司や同僚がいるわけではありません。
さらに常に判断の連続です。ドアを閉めるタイミングひとつをとってみても乗り降りが終わったことを確認しても駆け込み乗車に注意を怠ることはできません。
そんな特集な環境で仕事をする車掌に必要なこととはなんでしょうか。
(運転士にも共通して言えることも多くありますが、あくまで車掌という視点でご紹介します)
まずは『観察力』です。
いつもと違う状況を早期にかつ確実に気づくことができるかです。
たとえば、ドアを閉めた際に荷物やお客さまが挟まったまま列車を発車させることがあってはなりません。過去に気づかずお客さまが死亡する事故も実際に発生しています。
ほかにもお客さまが呼んでいたり、直接呼び止めなくても目でサインを送ってくる場合もあります。そういったお客さまに気づけることも意外と必要なことです。(急病人発生や問い合わせをしたいときなど)
事故やトラブルの予兆としていつもと違う状況が必ずあります。早い段階で気づければ事態が大きくなる前に対処できます。(車両や設備の不具合など)
次に『判断力』です。
状況を把握したらそれに対してどのように対処・対応するのか、迅速かつ的確に判断する力です。冒頭にも書きましたがドアの開け閉め一つにしても判断力が必要です。
ほかにもトラブルや異常を発見した場合、どうするのか?関係箇所に報告連絡すればいいのか、直ちに列車を止める必要はあるのか。
事故が発生した場合に他の列車を止める列車防護こそが車掌の仕事であり、列車を止めることに躊躇するようでは務まりません。
最後に『自己管理能力』です。
出勤時刻や終了時刻が毎日異なりますし、平日と休日でも変わります。
勤務時間は1分単位ですし、列車の運行は5秒/10秒/15秒単位です。(会社や路線により変わります。)
乗務員は駅員とはまったく異なる勤務体系ですし、トイレも自由に行けません。
自らの身体を高いレベルで管理できないと痛い目にあうことになります。自分自身のことは自分でしかコントロールできません。
車掌に必要なこととして、観察力、判断力、自己管理能力の3つは必要不可欠です。
乗務員になりたいとう方は是非この3つの能力を磨いていってください。
まだ暑さにもなれず体調の崩しやすい時期ですから気をつけていきたいところです。
今日は車掌に必要なことについてです。
車掌や運転士の仕事は、いわゆるデスクワークのサラリーマンとは大きく異なります。列車という移動する空間において1人で仕事をしなくてはなりません。すぐそばに相談したりする上司や同僚がいるわけではありません。
さらに常に判断の連続です。ドアを閉めるタイミングひとつをとってみても乗り降りが終わったことを確認しても駆け込み乗車に注意を怠ることはできません。
そんな特集な環境で仕事をする車掌に必要なこととはなんでしょうか。
(運転士にも共通して言えることも多くありますが、あくまで車掌という視点でご紹介します)
まずは『観察力』です。
いつもと違う状況を早期にかつ確実に気づくことができるかです。
たとえば、ドアを閉めた際に荷物やお客さまが挟まったまま列車を発車させることがあってはなりません。過去に気づかずお客さまが死亡する事故も実際に発生しています。
ほかにもお客さまが呼んでいたり、直接呼び止めなくても目でサインを送ってくる場合もあります。そういったお客さまに気づけることも意外と必要なことです。(急病人発生や問い合わせをしたいときなど)
事故やトラブルの予兆としていつもと違う状況が必ずあります。早い段階で気づければ事態が大きくなる前に対処できます。(車両や設備の不具合など)
次に『判断力』です。
状況を把握したらそれに対してどのように対処・対応するのか、迅速かつ的確に判断する力です。冒頭にも書きましたがドアの開け閉め一つにしても判断力が必要です。
ほかにもトラブルや異常を発見した場合、どうするのか?関係箇所に報告連絡すればいいのか、直ちに列車を止める必要はあるのか。
事故が発生した場合に他の列車を止める列車防護こそが車掌の仕事であり、列車を止めることに躊躇するようでは務まりません。
最後に『自己管理能力』です。
出勤時刻や終了時刻が毎日異なりますし、平日と休日でも変わります。
勤務時間は1分単位ですし、列車の運行は5秒/10秒/15秒単位です。(会社や路線により変わります。)
乗務員は駅員とはまったく異なる勤務体系ですし、トイレも自由に行けません。
自らの身体を高いレベルで管理できないと痛い目にあうことになります。自分自身のことは自分でしかコントロールできません。
車掌に必要なこととして、観察力、判断力、自己管理能力の3つは必要不可欠です。
乗務員になりたいとう方は是非この3つの能力を磨いていってください。