先日、「中国人をギャフンと言わせる尖閣日本領土宣言」エントリをアップした。
【拙】尖閣は日本領である事を堂々と言う方法
http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/3b70e7b12a8902469e4c145118f0e36a
今回は、もう少し歴史的に、尖閣諸島について書いてみようと思う。
つーかね、カイロ宣言を持ち出すアホに対するカウンターエントリーである。
よく、「尖閣は中国領土である」という根拠にカイロ宣言が引用される。
カイロ宣言には、
「満州、台湾及澎湖諸島ノ如キ本国ガ中国人ヨリ盗取シタル一切ノ地域ヲ中華民国ニ返還」
という一文がある。「盗んだ島は全部返させる」と宣言しているわけだ。
つまり、習近平ら反日中国人は、元々尖閣は中国領であり、日清戦争の折、下関条約にて中国から割譲されたものの一部であるという解釈なのである。
カイロ宣言には署名もなく、これ自身が有効ではないのだが、この後、日本がポツダム宣言を受託し、降伏文書に署名した事によって、この宣言を元に条約化が進められる事になる。その結果が、いわゆるサンフランシスコ講和条約である。
中国側が用意した土俵に、あえて乗っかって話をすると、本当に尖閣は中国領となるのであろうか?
「サンフランシスコ講和条約なんて関係ねぇ。盗んだものが含まれてなかっただけだ。返せ。カイロ宣言にはそう書いてあるだろう?」は有効だろうか。
答えは「否」だ。2つの点で、中国領土から割譲されていない根拠がある。
まず1つ目。下関条約で割譲された「台湾全島及其の附属諸島嶼」に尖閣が含まれていない。
そしてもう1つ。下関条約の前から、尖閣諸島が日本の領土である。
という事だ。
国際法上に「先占の原則」というものがあり、無統治の場所は、先にツバつけた国のものになるのだ。
日本は、1885年~1895年1月までの長期間、領土編入の為慎重に調査を行い、近代の国際法上に則って、尖閣諸島を編入した。これは、日清戦争の真っ最中であり、従って日清戦争の結果である下関条約に、尖閣諸島は含まれていない。
まあ、ここまででも十分過ぎる程なのだが。
ここからまた、中国はこう言うのである。
「1885年より前から、中国は尖閣諸島を知っていた。だから中国領である」
ちなみに。中国が以前から尖閣諸島を知っていたのは事実である。が、それならば、何故に日本が「先占の原則」を宣言する時に意義を申し立てなかったのだろう。
さらに、サンフランシスコ講和条約に台湾は尖閣の放棄を含めなかったのだろう。
要するに尖閣諸島に対する中国の主張というものは、ムチャクチャなのである。
正直、尖閣諸島の件でカイロ宣言を持ち出す奴はムカつく。アホだからではない。カイロ宣言にまでたどり着いたという事は、それなりのリテラシー持ちだからである。
騙し上等の中国人ならともかく、これを持ち出す日本の知識人はクズ中のクズ。売国奴以外の何者でもない。ミスリードする気マンマンだ。
「双方に言い分がある」とぼやかしている奴も同じだ。中国側の言い分に「カイロ宣言」がある事が明確だからだ。
あー腹立つわ。カイロ宣言持ち出すやつ。ちょっと黙っとけ。そんなクソミスリード、いつまでも続けられると思うなよボケ。
日本人が行けない「日本領土」 北方領土・竹島・尖閣諸島・南鳥島・沖ノ鳥島上陸記
【拙】尖閣は日本領である事を堂々と言う方法
http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/3b70e7b12a8902469e4c145118f0e36a
今回は、もう少し歴史的に、尖閣諸島について書いてみようと思う。
つーかね、カイロ宣言を持ち出すアホに対するカウンターエントリーである。
よく、「尖閣は中国領土である」という根拠にカイロ宣言が引用される。
カイロ宣言には、
「満州、台湾及澎湖諸島ノ如キ本国ガ中国人ヨリ盗取シタル一切ノ地域ヲ中華民国ニ返還」
という一文がある。「盗んだ島は全部返させる」と宣言しているわけだ。
つまり、習近平ら反日中国人は、元々尖閣は中国領であり、日清戦争の折、下関条約にて中国から割譲されたものの一部であるという解釈なのである。
カイロ宣言には署名もなく、これ自身が有効ではないのだが、この後、日本がポツダム宣言を受託し、降伏文書に署名した事によって、この宣言を元に条約化が進められる事になる。その結果が、いわゆるサンフランシスコ講和条約である。
中国側が用意した土俵に、あえて乗っかって話をすると、本当に尖閣は中国領となるのであろうか?
「サンフランシスコ講和条約なんて関係ねぇ。盗んだものが含まれてなかっただけだ。返せ。カイロ宣言にはそう書いてあるだろう?」は有効だろうか。
答えは「否」だ。2つの点で、中国領土から割譲されていない根拠がある。
まず1つ目。下関条約で割譲された「台湾全島及其の附属諸島嶼」に尖閣が含まれていない。
そしてもう1つ。下関条約の前から、尖閣諸島が日本の領土である。
という事だ。
国際法上に「先占の原則」というものがあり、無統治の場所は、先にツバつけた国のものになるのだ。
日本は、1885年~1895年1月までの長期間、領土編入の為慎重に調査を行い、近代の国際法上に則って、尖閣諸島を編入した。これは、日清戦争の真っ最中であり、従って日清戦争の結果である下関条約に、尖閣諸島は含まれていない。
まあ、ここまででも十分過ぎる程なのだが。
ここからまた、中国はこう言うのである。
「1885年より前から、中国は尖閣諸島を知っていた。だから中国領である」
ちなみに。中国が以前から尖閣諸島を知っていたのは事実である。が、それならば、何故に日本が「先占の原則」を宣言する時に意義を申し立てなかったのだろう。
さらに、サンフランシスコ講和条約に台湾は尖閣の放棄を含めなかったのだろう。
要するに尖閣諸島に対する中国の主張というものは、ムチャクチャなのである。
正直、尖閣諸島の件でカイロ宣言を持ち出す奴はムカつく。アホだからではない。カイロ宣言にまでたどり着いたという事は、それなりのリテラシー持ちだからである。
騙し上等の中国人ならともかく、これを持ち出す日本の知識人はクズ中のクズ。売国奴以外の何者でもない。ミスリードする気マンマンだ。
「双方に言い分がある」とぼやかしている奴も同じだ。中国側の言い分に「カイロ宣言」がある事が明確だからだ。
あー腹立つわ。カイロ宣言持ち出すやつ。ちょっと黙っとけ。そんなクソミスリード、いつまでも続けられると思うなよボケ。
日本人が行けない「日本領土」 北方領土・竹島・尖閣諸島・南鳥島・沖ノ鳥島上陸記
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