地震被害情報(第17報)経産省ニュースリリース
http://www.meti.go.jp/press/20110313001/20110313001.pdf
URLが「.go.jp」の情報には、流石に嘘は書かれていない。
これに嘘が書かれてたりすると、最早日本は国家として終焉している。
基本的に、マスコミも「嘘は書いていないけど包み隠さず本当の事を書いている訳ではない」というスタンスなんだけど、情報に対して、日本の政府はもっと徹底している。
なんせこれを発表しているのは、現与党の民主党がフィルタリングしているとはいえ、優秀な日本の官僚なのだから。
で、この資料の7ページから最終ページまでにかけて、「原子力安全・保安院等の対応」という項目で、政府対応が時系列で整理されている。
これが実に興味深い。
【変態】福島第1原発:東電、ベント着手遅れ 首相「おれが話す」
http://mainichi.jp/select/today/news/20110404k0000m010149000c.html
こういう、一次資料が存在する事を前提に、変態新聞の「菅はぐずぐずするトップ不在の東電にかわり、リーダーシップを発揮していた!!」という、まるで小説調の記事を紹介する。
いやあ、こーゆー、なんだかすげーかっこ良く見える記事は、小泉総理・安倍官房長官・麻生外相の北朝鮮安保理決議案の産経新聞の記事以来。
あの時は確か、記事の結びが、
「この時、ブッシュ大統領の部下への指示は『コイズミを困らせるな』の1つだけだったという」
だったからな。…話がそれたが。さて。
どんな英雄譚だったのかは、興味ある方は変態を読んでもらうとしてだ。
ここの部分を見て欲しい。
正式なベント指示、午前1時30分。
実際のベント作業は午前10時17分。この遅れはいったいなんだったのか。
要するこの記事では、トップ不在で決断力がなかった東電に対し、菅が視察を強行、その現場で決断を行う必要があったという記事なのである。
で、話は最初に戻って、地震の経産省ニュースリリース。
ここの原子力安全保安院の動きには、「災害対策特別措置法第15条通報」とか「原子炉等規制法第64条第3項の命令」とかが並んでいる。
15条通報は、総理大臣の命による強制避難指示みたいなものだと思って欲しい。
要するに、原子力災害の場合、政府命令で現場が動くのである。そりゃそーだな。他の重大事故対策と一緒にするなと言いたい。
で。ベント指示はというと。
これだ。詳しくは「原子炉等規制法第64条」をぐぐってみればすぐ読める。ホットな話題だしな。
要するに、変態新聞の記事は、明確にミスリードではないかと思う。
なんせ、この記事の主張では、「政府は深夜2時までにベント指示を出したのに、東電はモタモタしてて、6時頃に菅が現場へ。そこで決断が行われた」という話なのだ。「菅の決断が遅れた?とんでもない悪いのは東電だよ」という話。
実際には、「政府は、東電の自己責任で放射能を撒き散らすようにと、トップが出張で不在の東電に命令、東電は決断を下す事ができず、そこで菅が現場へ、そこで決断をおこなった。」である。演出臭で吐き気がする。
トップのいない東電に、放射能を撒き散らす決断が取れるのか。昨日の21:23の総理による福島住民の避難要請から、政府が東電にベント指示を正式にしたとした深夜1:50まで、状況が変わりすぎている。東電に決断なんぞできるわけなかろう。
実際、朝5時頃に、再度福島住民への避難指示が出た後に、ベント命令が出ているのである。もし東電が深夜3時頃に自己責任で弁開放とかしてたなら、住民への避難指示も予告もなく、ベントする事になるんだぞ。
すると、本来は深夜1:50に、「災害対策特別措置法第15条通報」と「原子炉等規制法第64条」によるベントの強制命令がなければ、菅のリーダーシップとは言えまい。
ここの判断は致命傷だよ。なんで変態は菅をかっこよく書いてるの?理解できない。
ま、でも流石だよ変態。流石。この状況を菅△な印象の記事になんて、俺にはできない芸当だ。ある意味尊敬に値する。
あなたが総理になって、いったい日本の何が変わるの (幻冬舎新書)
http://www.meti.go.jp/press/20110313001/20110313001.pdf
URLが「.go.jp」の情報には、流石に嘘は書かれていない。
これに嘘が書かれてたりすると、最早日本は国家として終焉している。
基本的に、マスコミも「嘘は書いていないけど包み隠さず本当の事を書いている訳ではない」というスタンスなんだけど、情報に対して、日本の政府はもっと徹底している。
なんせこれを発表しているのは、現与党の民主党がフィルタリングしているとはいえ、優秀な日本の官僚なのだから。
で、この資料の7ページから最終ページまでにかけて、「原子力安全・保安院等の対応」という項目で、政府対応が時系列で整理されている。
これが実に興味深い。
【変態】福島第1原発:東電、ベント着手遅れ 首相「おれが話す」
http://mainichi.jp/select/today/news/20110404k0000m010149000c.html
こういう、一次資料が存在する事を前提に、変態新聞の「菅はぐずぐずするトップ不在の東電にかわり、リーダーシップを発揮していた!!」という、まるで小説調の記事を紹介する。
いやあ、こーゆー、なんだかすげーかっこ良く見える記事は、小泉総理・安倍官房長官・麻生外相の北朝鮮安保理決議案の産経新聞の記事以来。
あの時は確か、記事の結びが、
「この時、ブッシュ大統領の部下への指示は『コイズミを困らせるな』の1つだけだったという」
だったからな。…話がそれたが。さて。
どんな英雄譚だったのかは、興味ある方は変態を読んでもらうとしてだ。
ここの部分を見て欲しい。
翌12日午前1時30分、官邸は海江田万里経産相名で正式にベントの指示を出した。だが、保安院は実際に行うかどうかについて「一義的には東電が決めること」という姿勢を変えない。国が電力各社に文書で提出させている重大事故対策は「事業者の自主的な措置」と位置づけられている。
正式なベント指示、午前1時30分。
実際のベント作業は午前10時17分。この遅れはいったいなんだったのか。
要するこの記事では、トップ不在で決断力がなかった東電に対し、菅が視察を強行、その現場で決断を行う必要があったという記事なのである。
で、話は最初に戻って、地震の経産省ニュースリリース。
ここの原子力安全保安院の動きには、「災害対策特別措置法第15条通報」とか「原子炉等規制法第64条第3項の命令」とかが並んでいる。
15条通報は、総理大臣の命による強制避難指示みたいなものだと思って欲しい。
要するに、原子力災害の場合、政府命令で現場が動くのである。そりゃそーだな。他の重大事故対策と一緒にするなと言いたい。
で。ベント指示はというと。
6:50
原子炉等規制法第64条第3項の規定に基づき、福島第一原子力発電所第1号機及び第2号機に設置された原子炉格納容器内の圧力を抑制することを命じた。
原子炉等規制法第64条第3項の規定に基づき、福島第一原子力発電所第1号機及び第2号機に設置された原子炉格納容器内の圧力を抑制することを命じた。
これだ。詳しくは「原子炉等規制法第64条」をぐぐってみればすぐ読める。ホットな話題だしな。
要するに、変態新聞の記事は、明確にミスリードではないかと思う。
なんせ、この記事の主張では、「政府は深夜2時までにベント指示を出したのに、東電はモタモタしてて、6時頃に菅が現場へ。そこで決断が行われた」という話なのだ。「菅の決断が遅れた?とんでもない悪いのは東電だよ」という話。
実際には、「政府は、東電の自己責任で放射能を撒き散らすようにと、トップが出張で不在の東電に命令、東電は決断を下す事ができず、そこで菅が現場へ、そこで決断をおこなった。」である。演出臭で吐き気がする。
トップのいない東電に、放射能を撒き散らす決断が取れるのか。昨日の21:23の総理による福島住民の避難要請から、政府が東電にベント指示を正式にしたとした深夜1:50まで、状況が変わりすぎている。東電に決断なんぞできるわけなかろう。
実際、朝5時頃に、再度福島住民への避難指示が出た後に、ベント命令が出ているのである。もし東電が深夜3時頃に自己責任で弁開放とかしてたなら、住民への避難指示も予告もなく、ベントする事になるんだぞ。
すると、本来は深夜1:50に、「災害対策特別措置法第15条通報」と「原子炉等規制法第64条」によるベントの強制命令がなければ、菅のリーダーシップとは言えまい。
ここの判断は致命傷だよ。なんで変態は菅をかっこよく書いてるの?理解できない。
ま、でも流石だよ変態。流石。この状況を菅△な印象の記事になんて、俺にはできない芸当だ。ある意味尊敬に値する。
あなたが総理になって、いったい日本の何が変わるの (幻冬舎新書)
つ 官房機密費
で、テレビ等一連のマスゴミによる放射能汚染報道を観ていて 放射能があたかもサリンやダイオキシンと言った毒ガスか毒性の強いインフルエンザの様な印象を与える事に率直に?な疑問を感じていたらようつべで今回の福島第一原発事故による放射能について述べている東大の稲教授の動画がありましたので以下の通りお知らせを・・・
>http://www.youtube.com/watch?v=PQcgw9CDYO8
6編観られたら 第一原発で処理にあたっている方で被曝により亡くなった方が未だいない事に納得します。
では、これからも応援させて頂きます。(^0^)ノノ"