あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

日本人なんてどうでもいい

2017年06月19日 23時48分47秒 | 国際
 昨日もエントリしたけどさ。

 ここ1ヶ月ほどの反・共謀罪攻防はもう、マスコミ的には存亡を賭した感じがする。
 だって麻生政権の時ばりだよね。加計学園と森友学園ネタの連続を見ていると。

 現在、共謀罪に繋がりそうなニュースが一切報道されていないだろ?マジでなんでやねんと思うもの。

 と。ここで今、外務省の海外安全HPで、フィリピンを確認してみよう。

【外務省】海外安全HP「フィリピン」
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_013.html#ad-image-0

 

 なんとレベル3だ。「渡航中止勧告」。

 中韓の反日暴動程度であれば、レベル1の「注意喚起」すらなかなか出ず、「日本人は死んでも良いので中韓経済の妨げになるような注意喚起はしません。情弱な日本人は死ねば?」の日本の外務省ですら、今回のフィリピンの情勢については渡航は無謀であると主張する。

 いったい、何がフィリピンで起こっているのだろう。そのまま外務省海外安全HPを確認してみると。

●主に,ミンダナオ地域のレベル3(渡航中止勧告)発出地域では,身代金目的の外国人誘拐等が多発し,様々な武装勢力が活動を行っているため,これらの地域には目的の如何を問わず渡航は止めてください。
●2016年9月の南部最大の都市ダバオ市における爆発事件,12月末のレイテ島の一部地域での爆発事件,2017年4月のボホール島おけるテロ組織と治安部隊との間の衝突事案,5月初旬のマニラ市キアポ地区における相次ぐ爆発事件,ミンダナオ島西部の大都市マラウィ市におけるテロリストによる市街地占拠事案などが相次いで発生し,市民を含む多数の死傷者が出ています。現在,首都マニラを含む全土において引き続きテロの脅威があり,十分な注意を要します。
●現下のテロ情勢を踏まえ,フィリピン政府は全土で国家非常事態宣言(2016年9月),ミンダナオ地域全域で戒厳令(2017年5月)を発しており,西部ミンダナオの一部地域では夜間外出禁止令が発せられるなど,テロ事案の発生に対して全土で厳戒態勢がとられています。

 との事なのだ。つまり現在、フィリピンは世界最大のテロ組織であるイスイス団と交戦中であり、この1ヶ月で300人以上の犠牲者を出しているのだ。

 この、外務省の渡航中止勧告は、6月1日に発行されたもので、今現在も有効である。さて。これはなんで報道されないのだろう。

 あ。ちょっと言い換えようか。
 海外の日本語メディア…例えば、AFPとかBBCは報道している。日本語で。日本国内のメディアは、どこもほとんど報道していない。

 答えは。無論共謀罪の成立を阻止する為だろうと俺は思っている。
 共謀罪ってのはテロを未然に防ぐ為の法案である。これが大々的に報じられていれば、共謀罪の成立にはかなりの追い風になっていたであろう。

 フィリピンのマラウィの情勢を見ているに、テロの拠点なんぞできたらガチで最後である。鎮圧には多大な犠牲が必要で。だからこそ、事前に察知して潰す必要があるわけだ。いろいろ理由をでっちあげて別件で踏み込むしかない日本の状況では、フィリピンのマラウィに拠点ができていた事を考えれば、かなり状況が差し迫っていたと思ってもいいだろう。

 メディアが気がついてないわきゃないんだよねぇ。日本のメディアはどこも気がついているはずだ。
 それで、ちっとも報道されず、逆に心底どうでもいい加計やら森友やらを連日、安倍を潰すチャンスとばかりに報じ続ける。

 流石やね!心底安倍が憎く、心底日本人がどうでもいいのだろう。

人気ブログランキングへ
人気ブログランキングへ ※いつも応援ありがとうございます!

ジハード―イスラム主義の発展と衰退