あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

日本の立ち位置

2014年06月26日 22時07分23秒 | 特定亜細亜
 中国メディア発信で、かつ中国と関係の深いシンガポール首相の発言ではあるものの、恐らくは世界中の、ある程度日本に詳しい一流の政治家の考え方は、総じてこれであろうと思われるので紹介しようと思う。

日本や近隣諸国は欧州を見習い、第二次世界大戦を克服せよ=シンガポール首相が呼びかけ―中国メディア
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140626-00000011-rcdc-cn

 彼は、まず日本に対してこの様に苦言を述べている。

「戦時中、戦前に戻るような問題が再び起きている。欧州が戦後問題を解決した手法をなぞることができていない。米国が日本に行動を慎み、近隣諸国との関係強化に努めるよう促すことを確信している」

 で、中韓にはこのように苦言を述べている。(多少文脈的に微妙だが)

「大戦を克服し、従軍慰安婦や侵略問題に触れないようにしなければ、われわれはみな継続的な苦しみを味わうことになる」

 この記事だけで判断するならば、非難の比重は日本:中韓=7:3ぐらい。
 リー・シェンロン氏は靖国神社参拝にも反対で、大東亜戦争の解釈としては、中韓寄りの論調と言える。というか、大戦直後の日本封じ込め戦略の継承者という意味では戦勝国の考え方を色濃く反映している。

 ねらーとかで、結構誤解している人が多いと思うのが、「世界中の人は中韓のプロパガンダによって騙されており、日本が一方的かつ理不尽にいつまでも叩かれ続けている。日本もきちんと反論すれば、世界中の誤解が解け、逆に中韓がどれだけ理不尽な国かわかってくれるはずだ」って考え方である。

 これは幻想であろう。

 実際は、世界中にこう思われていると思って間違いないと思う。
 リー氏の考えを要約すると、こうだ。

日本は確かにいい国だけど、ドイツのように周辺諸国と和解が進んでいない。それは日本がいつまでも戦争責任を反省しないからだ。
 中韓はいくら日本が悪いからと言って、ちょっと大げさでしかも執拗すぎる。

 だから日本ももっと反省し、それを見て中韓は日本を非難するのをやめるべきだ。

 …わかってねぇ…。
 そう。ぜんぜん解ってねぇんである。世界中が。

 日本は。

 反省し、まだ足らないと言われさらに反省し、さらにまだ足らないと言われてもっと反省し、まだまだぜんぜん足らないと言われてさらにもっと反省して、それを延々半世紀以上繰り返し、ついには世界に超絶迷惑をかける国にまで中国や韓国を肥大させてしまってもまだ、反省が足らないと言われ続けている国家なのである。

 日本はけっこう右傾化を非難されるようになって長い。
 しかし日本の好感度はそう低下していない。一方、中韓への配慮が急激に減少したと思う小泉政権や現在の安倍政権の方が、日本への世界的評価は高いのである。

 つまり、反省なんてする必要なかったんや。

 右傾化への反省がない点で、リー氏をはじめ、世界の政治家達は若干、日本不満を持つであろう。しかしほっとけ。
 そのように不満と思われていたとしても、それが当然だと覚悟しておくべきなのである。

 だが現状に満足してはならない。中韓の理不尽だけでなく、鯨の問題等、日本はキッチリ主張をし、世界への説得は続けていかねばならない。
 そう思うからこそ。
 俺は中韓へ潤沢に金を持たせるべきではないと思うのだ。反日プロパガンダしてくださいって言ってるようなものだろう?
 昨今、日本の中韓への経済依存度は急速に低下している。元々、日本は世界で2番めの内需国家で、外需依存度は低い。中韓経済圏を切り離しても中韓ほどのダメージはない。

 今はどう考えても脱亜論だろ。俺はあんな国、経済制裁したっていいとすら思っている。
 日本はもっと戦略的に、中韓をもっと貧乏な国にするよう、努力するべきなんじゃ。

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