あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

集団的自衛権に反対の声をあげる人々

2014年06月18日 22時48分13秒 | Weblog
 昨日の帰宅時、大阪駅付近で集団的自衛権反対のデモがあった。

 どんな状況だったのかは知らない。ものすごい遠くから大音響で、「安倍は戦争をしようとしている!日本人を死地に送りこもうとしている!」という、男性のヒステリックな声が聞こえてきただけである。


▲どうやら同日、全国でデモがあった模様。これは東京の方の様子で、韓国のマスコミが撮影したもの

 それを聞いていて思うのが、集団的自衛権の「容認」と「行使」の違いだ。
 無論、上記主張の男は、集団的自衛権の行使を問題視していた。

 男の主張は、公明党や共産党、社民党と言った日本左翼の主張そのものだが、彼らは容認を意図して行使と混同して使用する。

 安倍内閣は、日本が有事に戦力を使用する事を容認しようとしているわけで、戦争をしようとしているわけではない。

 集団的自衛権というものは、実際的には日本の国際的軍事貢献の機会を増やすだけで、日本を戦争に導くような話ではないだろう。
 よしんば、彼らの意に反して、彼らの最も恐れる最悪の到達点である、「憲法9条の削除」まで事が及んでも、日本が戦争に参加することはまずない。

 ただ、憲法9条削除まで辿り着く事ができたならば、日本は他の普通の国と同じく、外交上の交渉カードとして、「戦争」というジョーカーを手に入る事になるのだ。
 言うまでもない事だと思うが、戦争は外交上の最後の手段だ。
 そして、外交とは、戦争まで行き着く事はなくとも、軍事的恫喝も含まれているのだ。戦争行為を容認すると言うことは、軍事的恫喝を行ってくる野蛮な国に対し、クールに「やれるもんならやってみれば?」と言い返す事ができるようになるという事である。

 これはとてつもなく大きい。
 これまで、日本は某国の軍事的恫喝があるたびに、情けなくもアメリカに「なんかあったらお願いしますね?お願いしますね?」と何度もアメリカに念を押し、アメリカに「お前らが日本を攻撃するなら、俺がやっちゃうよ?」とコメントしてもらう事によって、その外交的ハンディを克服してきた。

 現状の最大のデメリットは、中韓に対する外交力不足も深刻なんだけど、アメリカに対し日本は文句を言い辛いという事である。

 憲法9条改正には、そーゆー全てのデメリットを克服する力がある。
 日本は戦争したいわけではない。現在の不平等な外交関係の克服が目的なのだ。

 そういう意味では、「集団的自衛権の行使容認」には義務ばかりがついてまわる事になり、メリットはあまりない。
 ただ、憲法9条改正の為のマイルストーンなだけである。
 マイルストーンなだけに、9条教の連中は「戦後レジームからの脱却ルート」を一歩でも前に進めてなるものかと、執拗に集団的自衛権の行使容認に反対する。

 「安倍は日本人に戦争をさせようと思っている!」はだから詭弁なのである。
 だから詭弁嫌いなんだよ。「戦争反対!平和憲法バンザイ」なんてキレイ事を大義名分として、結局実際の目的は、日本の外交力の増強阻止じゃないか。戦争ぜんぜん関係ない。

 9条教の連中だって、日本が戦争をする気がない事ぐらい、知っているのだ。
 なのに、戦争をやる気がない安倍に向かい、「戦争をしたがっている」と主張するのは、なんたる理不尽だろう。

 末端の構成員はそんな意思はないと思うが、9条教のトップや活動目的が明確な構成員達は、ある程度確信犯だと思う。やつらは外道だ。

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引き続き茂木が叩かれとる

2014年06月18日 21時58分05秒 | 政治(国内・その他)
 この間、自身のツイートで叩かれてた茂木健一郎だが。
 さらに頭の悪いツイートを繰り返している。しばき隊のツイートを見ていても思うが、こいつらの頭の悪さはいったいなんなんだろう。

 まずはこれ。

脳科学者・茂木健一郎氏がTwitterで「ネトウヨ」の定義を説明 「ネトウヨを批判するツイートをした時に、怒って私に反論したり私を罵倒したりされる方々が、まさにネトウヨ」とバッサリ
http://news.livedoor.com/article/detail/8935783/

 ネットでの工作活動を行う韓国系の人々をバカにした、ねらーの川柳

「ウリのこと 嫌うやつらは みな右翼」

 を地で行くツイートである。俺を嫌いな人は、こんなブログを書いている関係上結構たくさんいると思うが、嫌いな理由は千差万別だと思うよ。
 同様に、茂木が嫌いな理由も千差万別だと思う。そーゆーのを全部ひとくくりにしてネトウヨ扱いってのは、それはレッテル貼りに他ならず、彼の出自が特亜だとは言わないが、メンタルが日本人ではないという事を考慮すると、彼は日本人差別主義者であると考えられる。上の川柳のニダーは無論、日本人差別主義者だからな。

 そして、そのツイートのレイシストっぷりをさらに補強するツイートが投下される。

【画像】 脳科学者・茂木健一郎 「貼り紙つくった。全国の温泉、公衆浴場関係の方、ご活用ください!」
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1800204.html



 まあ俺もワンポイントの刺青とか、宗教的理由による刺青なら別にいいと思うけどな。温泉。全身和彫りはどうかと思う。それはまあ置いといてとして。
 これは差別って言えば差別だろう。しかし、「そういう差別をしている人はお断り」というのは、差別にあたらんのか。差別をしている奴は差別してOKって言うのか。ならば俺ら日本人は、韓国人を差別しても問題ない事になるし、ネトウヨ諸氏を差別している茂木を、俺らは差別していい事になる。

 正直いったい何十年前から銭湯は温泉お断りだと思うのよ。和彫りな人は充分大人になってから墨を入れてるんだし、温泉に入りたきゃ墨なんていれんじゃねえ。と思う。

 結局な、レイシストしばき隊や有田ヨシフ、茂木健一郎らはレイシストなんだよ。しかも悪質な、日本人差別主義者。
 でもって、こいつらを嫌悪する俺みたいな奴やネトウヨってのは、彼らを差別なんてしていない。自分達を差別するこいつらを嫌悪しているだけなのだ。

 レイシストしばき隊の野間易通もそうだが、こーゆー笑えないブラックジョークをする連中にロクなのはいない。人を殺したって「わりぃわりぃ。まさか死ぬとは思わんかったわ。よえーなー。」とか平気で言いそうなんだよ。

 それは、人の道から外れとるとは思わないか。
 冗談抜きで、あんた、お天道様に顔向けできるんか?

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混合診療とTPP

2014年06月18日 00時15分09秒 | 政治(安倍政権)
【産経】混合診療拡大は“玉虫色”決着
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140616/plc14061622470014-n1.htm

 混合診療がグダグダだ…。
 実は、望むところであったりするのだが。

 混合診療というのは何かと言うと。例えばアメリカでは実用化している難病の治療薬があったとする。普通、日本でその薬を使用しようとすると、保険適用外の医療行為を行ったものとして、本来保険適用の医療行為も含め、その難病の治療費が全額自己負担になるのだけど。
 混合診療が解禁になると、全額自己負担となるのは、日本の保険適用外であったその薬だけになる…というものだ。

 一見、良さそうに見えるこの制度だけど。
 よーするにこれは、保険適用外の薬を使用する事に対して、敷居が下がるという事なのだ。

 混合診療が解禁となれば、予想されるのは当然の如く、混合診療をカバーする、そこそこ高価な保険商品の流入である。こうなってくると、そういう保険に加入している人は、ワリと躊躇なく混合診療に切り替えるようになるだろう。

 すると、世論的にも厚生年金保険の適用を急ぐプレッシャーは激減する。
 こうなってくると、保険適用内の治療行為しか受けられない人と、混合診療による先端治療を受けれる人とに大きな医療格差が生まれるわけだ。

 その行く末が、みんなよくご存知である、アメリカである。盲腸の手術で5日入院で500万自己負担という、脅威の世界。

【カラパイア】アメリカで盲腸の手術をすると治療費はいくらかかるのか?
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52151258.html

 大げさな、とか言うなかれ。混合診療は米の制度ををお手本にしているのだから。

 政府は、混合診療の解禁を急いでいるわけだけど。
 これは、基本的に保険会社からの要望も強い。とりわけ、アメリカの元々その手の商品を扱っている外資系保険会社は商機と見る。日本の保険会社には未知の土俵である。

 TPPに参加表明をした安部総理は、「国民皆保険制度は守る」と断言したよね。無論、国民皆保険制度は唐突には崩壊しないよ。しかし、この混合診療は、確実に国民全体に等しく高度な治療を受けれるようにしようという「国民皆保険制度を守る」という信念とは真逆のベクトルである。

 日本の政治風土として、「法案は、小さく作って大きく育てる」というのが常識のように語られる。混合診療も、結局は外資系保険会社への後押しであり、俺は国民を蔑ろにしているように思う。

 無論、混合診療によって恩恵を受ける難病の患者さんには福音かもしれない。

 しかし、ならば何故、「専門家が認めれば、準保険適用内という事として、5割程度負担する形で治療行為を行う」とか、別の、混合診療ではない提案は出てこないのか。
 「専門家が認めれば混合診療にしてもよい」という提案なら出てくるのにである。

 これも、1つの「TPP参加による弊害」とすら言える。

 要するに、日本の国民皆保険制度は、諸外国からすれば保険会社にとっての「参入障壁」なのである。自動車の軽自動車規格や、メーカー毎のカーディーラーと同じ。日本市場にアメリカ企業が参入できる為の渡りをつけようとしているのだ。

 では、この流れをどうしたらいいのだろう。

 TPP参加の話があってから、日本政府はある程度そのTPP参加国の思惑に応じねばならないという気持ちを持っているだろう。従うポーズだけでもとらねばならない。

 そこで、冒頭の記事のような流れが、俺にとって大歓迎なのである。

「努力したけど無理やってん。混合診療解禁てムズいなぁ」

 と、アメリカに従うフリをして、進捗が思わしくないと報告を上げ続け、TPP賛成への空気を作られないように、延々とぐだぐだ議論を続ければいいのである。丁度、集団的自衛権でぐだぐだ言い続けている公明党や共産党と同じ戦略やね。

 でも、この手のやつってさ、安倍政権ではいきなり唐突に、「必殺官邸主導!」とばかりにずばっと決まってしまったりするんだよなぁ。そこだけが、ちょっと心配だ。

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混合診療 「市場原理」が医療を破壊する