あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

主張すべき日本人

2014年02月25日 23時05分04秒 | 政治(安倍政権)
【朝日】TPP合意、先送りへ 日米関税協議まとまらず
http://www.asahi.com/articles/ASG2S77LDG2SULFA032.html

【産経】甘利氏「国有企業で一定の方向性」 TPP閣僚会合2日目 米強硬姿勢続けば離脱も視野
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140224/fnc14022409570003-n1.htm

 とてもいい方向へ転がっていると思う。
 TPP交渉離脱が報道される事については、微妙に憤りを感じているのだがな。

 「じゃあTPP交渉になんて、参加しなければよかったのに」と。

 今更のTPP離脱は、日米関係に多少なりとも傷をつける結果になる事は明確だ。交渉に参加して、さんざん引っ掻き回した挙句の離脱だからな。
 アメリカの立場から見れば、日本は「交渉に参加させてやった」感が強い。これがTPP交渉にすら入っていなければ、無論アメリカはいい顔をしなかっただろうが、今離脱するよりはまだマシであった。

 そういう意味では、アメリカを本気で不愉快にさせる離脱を、日本は本気で考えていない。単に日本はまだ交渉を諦めていないということで。離脱するスタンスを外交的に見せているだけであろう。
 ―そう考えると、日本はかなりタフに交渉をしていると言える。TPP交渉参加を決めた時の安倍政権の台詞、面目躍如・嘘偽りなし…といったところだ。

 俺は日本の政治家は日米安保にこだわりすぎているように思う。
 無論、日米安保が大切なのはわかるのだが、これがあるからアメリカには逆らえないという考え方には同意しかねる。前にも主張した事があるが、日米安保は単なるアメリカの片務的条約ではない。アメリカの国益もそうだが、アメリカの利潤にも根ざした対等に近い条約なのである。ややアメリカ側に責務が大きいとは思うが。

 ぶっちゃけ言ってしまえば、今の日本と中国ぐらいの関係悪化に至ったとしても、日米同盟は破棄されまい。逆に聞きたいけど、されると思うか?そりゃー日中程の関係悪化が日米間で実現してしまったら日本の危機感はハンパないと思うが、日米同盟破棄って、アメリカ的にはものすごい死活問題だよ。ナイナイ。ありえないよそれ。
 東日本大人災でも「トモダチ作戦」とかでお世話になってはいる米軍だけど、経済と安保は別問題。それはそれ、これはこれだろう。小泉総理の頃も日中間は政治的に冷え込んでいたが、日中の経済人はなんて言ってたと思うかね。

「政冷経熱でいこう」

 やで?な?政治と経済は別なんだよ。
 それに、あれだけ好き勝手やってる韓国も、いまだに米韓同盟関係なんだよ?

 日本は従順すぎるのである。
 言うべきことは言う。無論、言わなくていい事まで言わなくていいのだけど。
 それにしても、俺は日本って、特にアメリカ、中国、韓国の3ヶ国には言われっぱなしだと思うのである。

 もっと文句を言ってもいいんじゃないかな。この3ヶ国ってば、日本の国益をいっつもちゅーちゅー吸っとるやん。

人気ブログランキングへ
人気ブログランキングへ ※なんかじわじわランキングあがってます!よろしくお願いします

どう拓く日中関係―政冷経熱の現状と「文温」の可能性 (かもがわブックレット (159))


でっかい声で「お前が言うな」

2014年02月25日 22時46分05秒 | 政治(野田政権)
【産経】民主・野田氏「安倍政権は陰険保守」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140224/stt14022408090000-n1.htm

 野田元総理の言葉を、新聞が紹介した部分について全文引用してみよう。
 最後の4文字を除き、俺も同意見である。



思想が違う人をののしる傾向が出てきている。穏健な保守ならいいが、偏狭なナショナリズムは陰険な保守だ。
中道リベラルや穏健な保守の担い手がなくなったのが日本の最大の課題だ。中核になり得るのは民主党だ

 思想が違う人を罵る傾向は俺も感じるし、それは偏狭なナショナリズムにつながる危険性があるのは、俺も同意見だ。そして、中道リベラルや穏健保守のまともな担い手が少ない事が日本の政治の問題点である事についても、否定はできまい。
 ただ、その穏健保守や中道リベラルの中核となりうる政党はお前らではない

 どの面下げてその台詞を言うか。お前らの政党に存在している有田芳生や、



 先日落選した元民主党議員の岡崎トミ子とか、



首相まで務めた菅直人や鳩山由紀夫を見て、同じことが言えるか。

 

 ウチの古くからの読者なら知っているだろうが、俺はこいつら民主党が存在した時点から、こいつらの事が信用できなかったし許せなかった。
 確かに、日本の中道リベラルや穏健保守にまともな奴がいないのは確かで、そこに一番立ち位置で近い連中が民主党なのは確実だろうと思う。

 よーするにお前らが「まともではない」からこそ、そーゆー批判を受けるのだろうが。

 まあね。野田佳彦のスタンスが、売国奴ではない事については百歩譲って受け入れてもいいと思うわ。民主党3人目の総理は、前任の2名に比べればはるかにマシであったのは確実だ。

 でも、だからと言って消え行くべきお前らの罪業が消え失せたのかと言えば、そうではないだろう。歴代総理のバカランキングワンツーフィニッシュを頭に据えてたのは、紛れも無くお前らだ。政治生命をかけたのであれば、消え行くべき命であろう。消えろ。消えてしまえ。

 左翼側として、一番まともなのは悲しいことに左派ではなく、「左翼の」共産党なんだよ。
 安倍政権のブレーキ役としては、公明党で十分だと思う。リベラルな政策は、奴らがねじ込んでくるだろう。そういう意味において、公明党はまだ利用価値がある。よーするに公明党・共産党で自民党に対抗する形が、現在望みうる最も健全な形ではないかと思う。

 というか、民主党がおかしいというより、民主党を担いでいる労働者の代表者達がおかしいのかもしれないけどな。日教組とか労連とか。
 基本的な対立軸として、労働者と経営者があって、それぞれを保護する為、健全な対立を繰り返すのは悪い事ではない。労働者搾取に寄ってしまうのは、それだけ左派が弱いからなのだ。安倍総理は明確な経営者側。先日ワタミが自民党から擁立されていた事を考えれば、実にわかりやすい。あれ、安部総理の肝いりだろ?



 本来、外交やら外国人の問題は国の問題であって、労働者・経営者双方の利害は一致しているはずなのだ。そこに、左側が中韓からの内政干渉を無防備に受けすぎて堕落しきったのが、民主党とか社民党ではないのか。

 日本の政治の問題点は、大半が君ら穏健保守とか中道リベラルに責任がある。

 野田自身が周辺に比べてまだマシだからと言って、自らを顧みない発言をするのは不愉快だ。盛大に言われるべきであろう。

「お前が言うな」と。

人気ブログランキングへ
人気ブログランキングへ ※なんかじわじわランキングあがってます!よろしくお願いします

日本一わかりやすい保守の本-KAZUYA CHANNEL (SEIRINDO BOOKS)