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あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

ドラゴンの常識

2011年07月05日 21時35分44秒 | Weblog
一般的にはどうなんでしょう (八目山人)
2011-07-05 06:23:46
「常識的な意味で俺は間違ってはいないとは思う。」
間違っているか間違っていないかよく分かりませんが、大体どの会社でも、お客様を応接室にお通ししてお茶とか出して、それから会社の人が出て行くのじゃないかな。
病院の院長回診じゃあるまいし、お客を応接室でズーッと待っているなんて無いでしょう。ましてや年齢なんて関係ないし。


…という意見があったので、ちょっと補足。

 確かに、普通のビジネスルールとして、お客様を迎えるルールはそうなんだけど。応接間っつーのは客に待ってもらう部屋だしな。

 俺の経験則で申し訳ないんだけど。妙なローカルルールを他社に強要するえらい人は多いのだ。

 S銀行とR銀行で仕事をした時、応接間でありとあらゆる準備を完了した上、着席せずに起立して待機し、ご入室になった時に一斉に礼。「わざわざご足労いただき、ありがとうございます!」と唱和。これであった。
 ちなみに、相手はこれらの銀行の情報システム部門の偉い人である。
 このルールを破ったらどうなるか、俺は破られたところを見たことがない(徹底されていた)ので、どうなるか知らないが、多分普通に協力会社なら契約解除、社員なら徹底的に苛め抜いて自主退職に追い込まれていただろう。出迎える時、フランクな雰囲気など微塵もない。関西の銀行限定かどうかは知らないが、この2社ではそうだった。ローカルルール臭がプンプンしたが。
 他にも、元某国営会社のいちグループ会社で、訴訟に発展する寸前のブラック案件をウチに丸投げされた際。俺がプロジェクトに参加した当日から訴訟沙汰になった(俺がミスったわけではない)のだが、コトを丸く収める為、元某国営会社のグループ会社社長(初めて見た)が登場し、訴訟を息巻いたエンドユーザの所に、俺と一緒に出向いた事があった。
 そん時、エンドユーザ側は、応接間で、俺がR銀行やS銀行で体験したような、応接間で準備万端で待っていた。エンドユーザよ?完全に客よ?

 俺は、最寄りの上層部があまりにも天上人であった経験はこの3件しかない(つーても関わった期間の合計は5年ぐらいある)のだが、こう、なんというかあまりに上だと常識が異なるのである。

 日本の閣僚レベルを迎えるのであれば、俺はべつにそれぐらいの事はやらねばならないのだろうかと、ドラゴンを見て思えた。そういう意味では松ジャギとかも同様で、そうされるのが当たり前という感覚があるのではなかろうか。
 俺が以前、「日本の経営者は外道である」と言ったことがあるが、まさにその通り。上層部へ行けば行くほど、俺は外道だと思っている。
 東電上層部のあの様子だって、正直さもありなんだと思っていたりする。仕事を直接した事がなく、仕事をいつも命令する立場であり、自分が命令された事がない人達と仕事をする時は、常にそんなもんだと俺は思っている。
 要するに、社会人として積み上げてきたモノが、叩き上げである俺らと真っ向から異なるのだ。

 もしかしたら、俺が仕事をやってきた所は特にキビシイところであり、運悪く普通ではない例外的な場所だったのかもしれないが、新規に立ち上がったプロジェクトに参加する際、相手が役人であったり元国営企業だったり銀行だったりすると警戒感があって襟を正さざるをえない気持ちになるのはガチである。
 そういえば、関東でデカイとこで仕事した事ってあるけど、天上界フロアと地底人フロアに完璧に分断されてたし、偉い人を見る事すらないんだよなぁ。単にウチの会社が上層部に食い込めてないだけかもしれないが。

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