JN1KWRのブログ

モービルホイップでサテライト移動を楽しんでいます。

30周年回想 (6) 1991年~1995年

2011-04-12 15:22:06 | 回想
 JN1KWRも第3期に入りました。転職先は年中無休24時間稼働で輪番勤務の職場でした。泊まり勤務も週2回となることが多かったです。この会社にいた十数年間は基本的に日曜日が休みになったことはなく、「週末」の概念も無くなりました。こんな状況なのでコンテストは参加できたとしても、あまり力が入りませんでした。
 リグはローカル局から中古で譲り受けたTS-680Sに変更、FT-736MXも加わり、1.9MHzから1200MHzまで運用できるようになり、QRVバンドも一気に増えました。夜になるとベランダから釣竿を突き出しワイヤーを垂らして1.9MHzにも出始めました。アワードにはそれほど力を入れていませんでしたが、この頃から細々ながらいろいろなバンドに出ていたことでAJAにも蓄積ができました。
 思い切り運用ができない分、アンテナや周辺機器等の自作などを一番楽しんでいたのはこの頃だったかもしれません。50MHzの50Wリニアアンプは自宅用に2SC2879プッシュプル、モービル用に2SC2290シングルで作り、受信用プリアンプも組み込みました。自動車通勤をするようになると、FT-680+リニアアンプで50MHzのモービル運用も始めました。50.240 SSBモービルグループの皆さんにもお世話になり、行事にも何度か参加させていただきました。
 93年になると独学で韓国語の勉強を始めました。BCLをやっていた頃にラジオ韓国(KBS国際放送)で韓国語講座のテキストを送ってもらったこともあり、昔から興味はありました。仕事である担当業務をしていると韓国のラジオ放送が聞こえてくる状況だったこと、メーカーにいた頃に韓国に2回出張したことなどがきっかけとなり、改めてNHKラジオの講座で勉強を始めました。21MHzSSBで覚えたての韓国語でHL(相手局はほとんどが日本語を話せる方でしたが)と交信するようになりました。アマチュア無線ハングル会に入会し、1エリアハングルQSOセミナーにも参加。交信した局とのアイボールも兼ねて、度々韓国にも足を運ぶようになりました。その後94年、95年のハングルQSOセミナーでは初歩編の講師も務めました(アマチュア無線ハングル会はその後98年に解散)。韓国への関心は初めのうちはアマチュア無線に絡んだものでしたが、交流の幅が広がるにつれて興味は他の方面に移りました。仕事のQRLLもあり、アマチュア無線のアクティビティはどんどん低下。94年、95年頃はほぼQRT状態になっていました。

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2 コメント

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アクティビティ (JH0CJH/1)
2011-04-19 00:59:13
KWRさん
まあ、アクティビティが下がるときはいろいろありますよね。 私も大学に入ったころから結婚するまで「無線のむ」の字も出なかったです。ちょうどそのころがサイクル21でした。 その後はやめるまでは行かないものの、サイクル22では仕事も忙しく、出張ばかりでさらに子供も生まれたころでアクティビティが下がり、サイクル23では海外に出向してやりたいのはやまやまですが、無線とは縁のない生活に入ってしまいました。 つまり今サイクル24は無線生活35年の中でも始めて体験する形に近いのです。どうも私は太陽のサイクルとは逆の周期を持っているのかも知れません。
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Re: アクティビティ (JN1KWR)
2011-04-19 14:59:12
CJHさん
私もQRT中は無線のむの字も出ませんでしたが、その反動で再開後はこうして無線にハマっています。hi
これまでは太陽活動との巡り合わせが良くなかったようですね。サイクル24は思う存分楽しんでください。
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