JN1KWRのブログ

モービルホイップでサテライト移動を楽しんでいます。

モービルアンテナ

2010-04-07 23:00:23 | 移動運用
 これまで7MHzは主にVCHアンテナや釣竿・AH-4を使っていましたが、最近は手抜きをしてモービルホイップも多様しています。10m竿2本で40m張るのはともかく、5.4m竿でVCHアンテナでひっそりやっていても、一般の方から見ればかなり怪しく映りますが、モービルホイップだけならほとんど目立ちません。現に昨日道端に停車しての運用中も、パトカーや自転車に乗った警官はこちらには目もくれず脇を素通りして行きました。モービルホイップならいざというときは即座に車を移動できますし、さらに走行中でも運用できます。東京23区移動では必然的に市街地や住宅地での運用が多くなるので、モービルホイップは重宝します。
 私のモービルアンテナのシステムですが、アンテナは第一電波工業のHF40FX(7MHz)、HF30FX(10MHz)という全長1.4mのホイップ、昔から使っている3バンドホイップ(50/144/430MHz)、そして3.5MHzは先日購入したばかりのコメットのHFB-80という全長1.55mのホイップです。
 取り付けはマグネット基台です。私が車を使わないときはXYLも買い物や子供の送り迎え等で車を運転するので、XYLとのマッチングを考慮してアンテナもリグも車に常設していません。面倒くさいですが運用の都度セッティングします。アマチュア無線家とのミーティング等で各局の車が集まるときも、私の車だけは無線をやるようには見えません。実は華麗に移動シャックに変身し、毎日のようにばかすか交信に励んでいるのですが、、、。hi
 アースは第一電波工業のMAT50というマグネットアースシート1枚です。取説によると3.5MHzでは2枚必要となっていますが、1枚でもエレメントの調整だけでSWRは1.3くらいになりました。中野区、北区移動で民家やマンション脇からこのホイップで運用しましたが、そこそこ飛んでいたようです。7MHzでもそうですがアースシートを貼り付ける位置でSWRが変わるようです。基台との位置関係を決めたうえでエレメント長を調整すれば問題なさそうです。
 3.5MHz、7MHzともこれだけ短いアンテナなので帯域が狭く、10kHz動くとSWRも上がってしまう感じなので、中心周波数は毎回アナライザで確認しています。一度調整してしまえば周囲の状況が変わってもSWRは安定しています。流石にトンネルの中とかではSWRメーターが振れますが。
 さて、3.5MHz用を購入したのは言うまでもなく23区祭りのためですが、ワイヤーやローディングを追加することで1.9MHzへの転用もにらんでいます。まだ実験途中ですが、1m継ぎ足しで共振点は約2.8MHz、ステーなしではおじぎしてしまいますが、さらに1mで2.4MHzになりました。これとは別に、ホイップの先にいつぞや実験で使った頂冠をつけてみたところ2.2MHz(輪っかをとった破れ傘で2.4MHz)という結果でした。ともにもう一息なので併用すればうまくいくかもしれません。共振点は下がりますが1.9MHzともなるとマグネットシート1枚では不足するようで、SWRは2くらいまでしか下がらなくなりました。これは天ぷらガードで補おうと思っています。
 それでも1.9MHz用にこれらのアタッチメントを付けることで目立ってしまうのがちょっと心配です。市街地の風景に溶け込むような1.9MHz用アンテナを目指したいものです。
コメント (6)
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