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JJ1WKN Log

自作や移動運用関連のログです。

お宝GET 壊れかけのRadio?

2010-01-23 | 真空管
会社の帰り道、とある喫茶店の前に「ご自由にお持ち下さい」の張り紙と共に、珈琲カップなどが置かれていました。
メインアンプなどもありましたが、そのガラクタの中に真空管ラヂヲがあったので、早速頂いて帰りました。

これです。「クライスラー」というブランドのようですが、どうやらメーカー品ではなさそうです。
少し調べてみたところ、内尾さんのサイトのこれのようです。
スピーカーのネットなどだいぶ痛んでいますが、部品などの欠品は無さそうです。


裏側です。
大きな筐体なので、もしやと思って裏蓋を開けてみたところ、ST管の5球スーパー+マジックアイの構成でした。


アップです。
スピーカーはダイナミックスピーカーです。


シャーシ裏側です。
中波のみのトランス式で、全波整流。トーンコントロール付き、ピックアップ無しです。
ST管5球スーパーの標準的な構成で6W-C5、6D6、6Z-DH3A、42、KX80、6E5です。


ペーパーコンデンサは液漏れしているようなので、取り替える必要があります。
あとは球が生きていればなんとか修理できそうですね。

6M11 一球ラジオの製作 その5

2008-12-13 | 真空管
とりあえず完成です。

IF以降はIFTしか調整箇所は無いので、部品レイアウトをし直して配線しました。
回路図はMITパブロさんの 6M11単球レフレックススーパーラジオ です。
手持ち部品の関係で一部定数は変更しましたが、ほぼこの通りに製作しましたが、
B電源は倍電圧全波整流、ヒーター電源は6V1.8AのSW電源にしました。
このサイズで1.8A供給できるので、スペースを節約できます。

ケースは100円ショップで買ったCDケースです。
結構余裕があると思ったのですが、意外と狭くて配線には苦労しました。

蓋を閉めたところです。


中身です。
基板の左側が電源部です。


基板のUPです。
コイルの斜め配置はやめました。IFTは中間タップは使わないので少し足を広げると入ります。
OSCコイルは中間タップを使うので、真ん中の足のところに穴を開けてあります。



6M11はソケットの中央に穴が開いているので、パイロットランプを兼ねて青色ダイオードでライトアップしてみました。


少し発振ぎみですが、感度・出力共に十分でした。


6M11 一球ラジオの製作 その4

2008-11-25 | 真空管
バーアンテナと局発/周波数変換後のIFTまで実装しました。
バーアンテナはバリコンに合わせて手巻きで巻きました。
アンテナコイル側の巻き数が多過ぎますが、グリッド側に接続する予定だったのを急遽変更したためです。
ゲインが不足した場合は、グリッド側に接続してみようと思います。

バーアンテナが付くとラジオらしくなりますね。



IFTは昨年12月の例会で頂いたものをそのまま使用しています。

今回は実験なので行き当たりバッタリでレイアウトしていますので、そろそろレイアウト的に破綻しそうです。
IFTが斜め配置なのが原因です。
OSCコイル以外は中間タップを使わないので、真ん中の足を切ればよかったのですが、OSCコイルにつられて斜めに配置してしまいました。
あとIFTは1つなのでなんとかなりそうですが、さすがに出力トランスは基板に載りそうにありません。

今晩はこの辺で。
明日は、ゲルマダイオードでもつないで455kHzを検波して聴いてみようと思います。

6M11 一球ラジオの製作 その3

2008-11-18 | 真空管
早速局発の実験です。

発振コイルはトランジスタ用のジャンクです。
コンデンサが付いていないのと、コアが赤いので発振コイルでしょう。
アンテナコイル側の配線は省略して、局発のみ配線してみました。
負荷は適当なチョークです。
バリコンは430pFでトランジスタ用の発振コイルには大きいと思われるので、390pFをパッディングコンデンサとして入れてみました。

火を入れて受信機で受信したところ発振しているようです。
コアを調整して下限を985kHzに合わせたところ上限は2700kHzとなり、さらなる調整が必要です。


今晩はこのへんで。


6M11 一球ラジオの製作 その2

2008-11-17 | 真空管
電源がないと実験ができませんので、電源を仮組しました。
一球ですが、ヒーター電流が0.77Aと大喰いなので、適当なヒータートランスを探すのに苦労しました。
ヒーター電圧は6.5Vになりましたのでヨシとします。
B電圧は倍電圧整流で、コンデンサが爆発することもなく、無負荷で280Vとなりました。


このあとは3極管による周波数変換の実験です。
バリコンに合うアンテナコイルと局発コイルが必要となります。
さて、どうしたものか。

6M11 一球ラジオの製作 その1

2008-11-16 | 真空管
先日秋葉原で6M11という複合管を買ってきたので、一球ラジオを作ってみようと思います。
6M11は12ピンのコンパクトロンで、3極管が2つ、5極管が1つ入っています。
この球1つでスーパーラジオを作ってみようというテーマです。
IFTや発振コイル、ゲインの問題などがあって、実験しながらの製作となりそうです。

Lアングルの加工風景です。
26mmの穴を開けなければならないので、オーソドックスに小さな穴を開けてつないでいきます。
木の板にソケット固定用の穴を利用してネジ留めして、線に沿って穴を開けていきます。
あとはヤスリできれいに成形すればOKです。
いつもながら、金属加工は大変です。


トランジスタ用のIFTなどを使う予定なので、穴あき基板にしました。
真空管の熱から各部品を離すために、L型アングルで基板の端に真空管ソケットを配置しました。


CW送信機の製作 その4

2008-11-06 | 真空管
ドライバー段まで実装しました。
スペースの関係でOSC段は左側に移りました。
ドライバー段も6AQ5です。


上からの眺めです。


この実験基板では終段を追加するのは無理そうですね。
そろそろアルミシャーシに乗せないといけません。
電源も170Vでは役不足ですし。

火入れは明日にして、今晩はこのへんで。

CW送信機の製作 その3

2008-10-30 | 真空管
OSC部分の実装が終わったので、火を入れてみました。
50MHzで受信するとキャリアが聞こえます。

マッチングを無視してパワー計を接続してみたところ30mWほどでした。
VCが全部抜けたところが最大なのでこのままでは調整できません。

とりあえず発振はしたので、調整は後回しにしてドライバー段の部品集めをしようと思います。


今日はこの辺で。


CW送信機の製作 その2

2008-10-29 | 真空管
今日はコイルを巻きました。
自在ブッシュを使って懐かしのエアーダックスコイルっぽくしてみました。
ドライバーの軸に両面テープで自在ブッシュを貼り付けます。
10ターン巻けるようにしました。


形が崩れないように固めの真鍮線を使いました。
巻き終わったらホットボンドで接着して出来上がりです。
測定したら1.2uHありました。
任意の巻き数でタップが取れるので、便利です。


コイルが出来上がったので、実験基板に取り付けました。


今日はこのへんで。

CW送信機の製作 その1

2008-10-28 | 真空管
真空管を使ってトランシーバーを作ってみたいものですが、手始めにCW送信機を作ってみようと思います。
回路は単純なので、うまく出来たら変調器を追加すればAM送信機になります。

周波数は手持ち水晶の関係でいきなり50MHzにしてみます。
50MHzならコイルを巻くのも楽です。
NGなら7MHzにしてみます。

先ずは発振段ですが、球は6AQ5です。
6AR5などと同じAFアンプの出力管ですが、この球は50MHzでもOKだそうです。

実験基板に真空管ソケットとバリコンを配置してみました。


6AQ5回りのパーツを付けました。


今日はこのへんで。