JJ1WKN Log

自作や移動運用関連のログです。

YAHAアンプ 2号機の製作

2010-05-30 | 真空管
2号機を作りました。

2号機はポータブル仕様で、充電池を内蔵しています。
2号機もケースはPP板で作りました。
真空管が見えるように穴を開けて透明の板を貼りました。
サイズは75x170x28mmです。


中身です。

御球は5963、オペアンプは4556です。
テストで4558を使ってみましたが、音が少し小さいだけで、室内で聴く分には十分な音量でした。
今回はプレート電圧が6Vになるようにプレート抵抗を調整して82kΩにしました。
グリッド電圧は-0.45Vだったので、1Mはそのままです。

半分弱が電池です。いつものLiイオン充電池4本で定格14.4Vです。
レギュレータで12Vを作りますが、低ドロップレギュレータにしたので、12.5Vまで使えます。

消費電力の殆どがヒーターです。
冬場は懐炉代わりになりますが、夏は使わない方が良さそうです。
真空管は横に倒してソケットをL字アングルで固定しました。

VRの隣の電源端子は充電用です。
Liイオン充電池の端子がそのまま出ているので、ここから充電します。
また、アンプとして使わない時は無線機の電源として移動運用などの際に利用できます。


正面です。

YAHAアンプの製作

2010-05-17 | 真空管
久々に真空管アンプを作りました。
真空管といってもオペアンプとのハイブリッドです。

作ったのは最近話題のYAHAアンプというヘッドフォンアンプです。
YAHAはYet Another Hybrid Ampの略なのでアンプがダブりますが、皆さん「YAHAアンプ」と呼んでいるそうです。

回路図です。
オリジナルは6DJ8などを使うようですが、手持ちの関係で12AU7互換の5963という御球を使用しました。
真空管で電圧増幅をして、オペアンプのボルテージフォロワでヘッドフォンを駆動するための電流を得ます。
B電圧はなんと12Vです。
ヒーターも12Vなので、12V電源をそのまま接続できます。
オペアンプはオリジナルでは4456を使用するようですが、これも手持ちの関係で5532Dにしました。
製作後少し調べてみましたがプレート抵抗は150kΩ程度がよろしいようです。


基板レイアウトです。
部品点数が少ないので、33x43mmのサイズに押し込みました。
一部の文字の向きが変ですが首をひねって痛めないようご注意ください。


できた基板です。


御球です。
GE社製ですが、5963はその昔コンピュータが真空管だった頃にコンピュータ用として使用された、とのことです。
コンピュータには何個くらいの御球がいるのでしょうか。まさに、ご苦労さんです。


ケースはいつものPP板でオーダーメイドです。
サイズは60x55mmです。
386のアンプでもこのくらいでしょうか。


MP3やCDプレーヤーをソースにして試聴してみました。
高域は伸びていないもののやさしい音で、ヘッドフォンで聴いても疲れません。
電池を内蔵してポータブル真空管アンプなんてのもいいかもしれませんね。

学研 大人の科学 JapaninoでPOV

2010-05-15 | AVR
付録の光残像キットPOVを組み立ててみました。
7つのLEDが付いた基板を手回しで左右に振る仕組みです。
こういうメカは素人には作れません。

Japaninoと接続しました。
付属の電池BOXを接続してみました。
単4アルカリ電池がなかったので、NiMHにしてみましたが、動きました。


背景が今ひとつですが、動作させてみました。
表示は「IハートU」ですが、中央のハートが見えています。
デジカメでの撮影は難しいですね。

学研 大人の科学 JapaninoでLEDピカピカ

2010-05-14 | AVR
学研 大人の科学 Vol.27が発売されたので、早速買ってきました。
付録はArduino互換のJapaninoです。

基板です。
AVRはATMega168V、クロックは8MHzなのが残念。
シールド用ソケットの配置はArduino純正と同じようです。
USBシリアル変換はSILICON LABSのCP210xなので、ドライバのインストールが必要です。
USBソケットはUSBメモリなどと同じでPCに直接刺すタイプで、USBケーブルのコストを削減しています。


裏です。
Japaninoのキャラクタと富士山マークがペイントされています。


IDEはJapanino用に若干カスタマイズされているようです。
日本語化もされていました。


早速LEDピカピカのスケッチを動かしてみました。
Lと書かれたLEDがD13に接続されています。
このLEDの他にパワーとTX表示のLEDがあります。


付録はこの他に7つのLEDがついたLEDユニット、LEDユニットを左右に振ってPOV用のキットがついています。
圧電スピーカーもついているので、メロディを作ることもできます。
ダウンロードサイトにスケッチが用意されているので、簡単にテストすることができます。
単4x3本の電池BOXもついているので、Japanino単体でも動作できるようになっています。

テクノ手芸 工作「玉」の製作

2010-05-10 | テクノ手芸
横浜電子工作連絡会では、毎月野毛に集まって宴会がてら作品の自慢をしていますが、最後にの月の「工作王」を選出しています。

4月、5月と連続して選ばれました。
ご出席の皆様ありがとうございました。

4月はテクノ手芸 ミニタルトケーキの製作 と テクノ手芸 Tanukinoストラップの製作でした。

5月はテクノ手芸 ピカチュウの製作でした。

その月の「工作王」に選ばれるとトロフィー代わりのMIS謹製Tシャツが授与されます。


Tシャツの裏に受賞作のコメントを入れて、次の月の受賞者へ授与することとなります。


席上、工作「王」ではなくて工作「玉」がいいという、ご意見が出ましたので、「工作玉」に改造してみました。


工作玉のUPです。
テクノ手芸で、LEDがピカピカ光ります。
磁石が仕込んであるので、Tシャツの裏から鉄板を当てて固定する仕掛けです。

テクノ手芸 ピカチュウの製作

2010-05-09 | テクノ手芸
テクノ手芸で色々なものを作っていますが、立体的な縫いぐるみに挑戦してみました。

目が光るのも不気味なので、目以外で光るといえば、ピカチュウです。
縫いぐるみの型紙を捜してみましたが、見つかりませんでした。
そこで、ペーパークラフトなら、と思って捜してみたところ、Sandiさんのサイトでピカチュウのペーパークラフトを見つけました。
Sandiさん、素敵なペーパークラフト、ありがとうございました。
Mr Sandi,thank you your Cute Paper Craft Pikachu!

先ずはペーパークラフトとして作ってみました。
可愛いですね。


ペーパークラフトから糊代を切り取った物を型紙にして、フェルトを裁断して、縫い合わせました。
パーツの数が多いので、縫うのが大変でした。
表情が難しいですね。
ピカチュウのホッペの赤い電気袋にLEDを取り付けてピカピカ光るようにしました。


動画です。
テクノ手芸 ピカチュウの製作:


Tanukino シリアルアダプタの製作 その2

2010-05-01 | Tanukino
秋月でFT232RL USBシリアル変換モジュールを買ってきたので、専用のTanukinoシリアルアダプタを作りました。

基板レイアウトです。
24ピンソケット+LEDの最小限の大きさです。
Tanukinoとの接続は5ピンで、USBからの電源を供給することもできますが、通常はTanukino側に4ピンコネクタを使用します。


PPボードでケースを作りました。
LEDが見えるように、天板は透明にしました。


コネクタ部分です。
5ピンですが、電源ラインは配線していません。


CWiiに繋いでみました。
サイズは、50x26x22です。