JJ1WKN Log

自作や移動運用関連のログです。

Tanukino シリアルアダプタの製作

2010-03-31 | Tanukino
Tanukinoを組み込んだ作品のデバッグをするために、Tanukino用にシリアルアダプタを作りました。
Tanukino基板にもシリアル引き出し用のコネクタが用意してあるのですが、ブレッドボードにUSBシリアル変換部のみを配線して、専用にしました。
秋月のAE-UM232RボードをのTX、RX、DTRを引き出してあるだけです。
電源も含めて5ピンのコネクタで済みます。


ニキシー管時計に接続してデバッグしているところです。

テクノ手芸 Tanukinoストラップの製作

2010-03-30 | テクノ手芸
テクノ手芸でTanukinoをというリクエストがあったので、Tanukinoのストラップを作ってみました。

出来上がりです。
とりあえず顔だけにしました。
今回は型紙もデザインもオリジナルです。


タヌキの口の中にタクトSWが仕込まれていて、押すとLEDが点滅します。
4cmx4cmと小さいので秋月で買ってきた0.5秒点滅ICで点滅させています。
このICを使うと3Vの電池とLEDだけで、LEDピカピカができます。


携帯にXが作った元祖Tanukinoと一緒につけてみました。


動画をUPしました。
テクノ手芸 Tanukino携帯ストラップの製作

Tanukino ニキシー管時計の製作 その1

2010-03-22 | Tanukino
先日ジャンクのニキシー管を手に入れたので、Tanukinoで時計を作ることにします。

ニキシー管を点灯させるには150V~170V程度の直流が必要です。
倍電圧整流でもいいのですが、電流が数mAなので、DCDCコンバータで高圧を作ることにしました。
いつものMC34063の互換のJRCの2360を使用しました。

ニキシー管はアノードが1つ、数字の形をしたカソードが11個あり、グラウンドにカソードを落とすと、1つの数字が点灯します。
カソード側の制御は74141というニキシー管専用のロジックICを使うのが定番ですが、もはやディスコン部品なので、高耐圧トランジスタにしました。
アノード側も王耐圧TRでドライブしようと思って実験してみましたが、NGでしたので、よそ様の作例通りフォトカプラに変更しました。

製作途中の基板です。
Tanukino2号になりますが、USBシリアル変換はTanukino1号からケーブルを引いて借りてきます。
今回は電源は不要ですが、5本のケーブルで接続します。
デバッグが終わったらケーブルを抜いてスタンドアロンで動かせます。
これまではプログラム開発はTanukino1号からI/Oを引き出して、最終版はAVRライタで通常のプログラムとして書き込んでいましたが、こちらの方が便利です。
基板の左上がDCDCコンバータです。
ニキシー管の後ろに10個並んでいるのがカソード側のTRです。
左側の白いのがフォトカプラで、ダイナミック点灯で各桁のアノード側を切り替えます。


Tanukino1号に接続してテスト点灯をしました。
ダイナミック点灯で、1234を表示させてみました。


斜め上からです。
ニキシー管のオレンジ色の灯りはホンワリしていいですね。


テスト点灯したときの全数字です。


とりあえず1秒ごとにカウントアップさせてみました。
Tanukino ニキシー管時計の製作 その1


この後は時計として動くようにプログラムの開発です。
空きポートは4つです。
時分と分秒の切替、時刻合わせの機能が必要です。

テクノ手芸 ミニタルトケーキの製作

2010-03-19 | その他
テクノ手芸をご存知でしょうか。
テクノ手芸とは、電子工作と手芸を組み合わせた、あたらしいクラフト、とのことです。
詳しくはテクノ手芸部のサイトをご参照ください。
ブログに作品が載っていますが、光物が多いようです。
LEDで作ったイクラは秀逸です。

テクノ手芸に挑戦ということで、母体となる手芸の材料を100円ショップで仕入れてきました。
ダイソーのフェルトで作るミニタルトのキットで、マグネットが付いていて貼り付けられます。


中身はこんなかんじです。
カット済みのフェルト、糸、綿と作り方の説明書が付いています。
なんと裏面は英語バージョン。


手芸の方はなんとかなりそうなので、テクノの方ですが、TanukinoでLEDピカピカと行きたいところですが、サイズが小さいので、これを押し込むことにしました。
100円ショップで買ってきたピカピカ棒です。
SWを押すと色々な光り型で光ります。



基板は細長いので、ICの前後で切断して、LEDをつなぎました。
電池はタブ付きのボタン電池があったので、これにしました。
オリジナルは4.5Vですが、3Vでも動きました。


出来上がりです。
美味しそうですね。


動画をUPしました。
テクノ手芸 ミニタルトケーキの製作

PCL86一球入魂7MHzCW送信機の製作 その1

2010-03-01 | 真空管
マイコン関係は一気に種類が増えて訳が分からなくなりつつあるので、真空管で遊んでみました。

JA9TTTさんのブログで紹介されていた一球送信機を作っています。

6BM8などの3極5極複合管で水晶発振と電力増幅を行うCW送信機です。
6BM8のかわりにPCL86という球を使うことにしました。
周波数は7075KCのFT-243型の水晶です。
PCL86はラジオデパートの3Fで安く売っていたので、シングルアンプを作りましたが、その時の予備球です。

途中ですが、ケースに入れながらテストをしています。
というのも、A電源、B電源ともトランスレスなので、ケースに入れないと危なくてテストができません。
A電源はC点火です。14.5V300mAなので、9μFくらい必要です。
B電源は倍電圧整流で、280V弱です。

まだ実験していませんが、キーイング用のマイナス電源も必要です。
キーはグラウンドも含めてケースの外に出したくないので、リレー制御を検討中です。