JJ1WKN Log

自作や移動運用関連のログです。

CW送信機の製作 その3

2008-10-30 | 真空管
OSC部分の実装が終わったので、火を入れてみました。
50MHzで受信するとキャリアが聞こえます。

マッチングを無視してパワー計を接続してみたところ30mWほどでした。
VCが全部抜けたところが最大なのでこのままでは調整できません。

とりあえず発振はしたので、調整は後回しにしてドライバー段の部品集めをしようと思います。


今日はこの辺で。


カーボンマイクかな?

2008-10-30 | その他
JA8JPOさん、コメントありがとうございます。

以前から気になっていたのですが、ちょっと調べてみました。


左から2つが「カーボンマイク?」です。右は8Ωのスピーカーです。
型番は左から R-62A、TR-71(NEC)です。
抵抗値は、左から11Ω、115Ω、10Ω。
1KHzの信号を加えるとどれも音が出ました。
この時の電圧をオシロで測定した比は、左から3:5:1でした。

検索したところ ここ にカーボンマイクの写真があって型番がT-62。
送話器が「T」で受話器が「R」と推定すると、受話器側のようですね。
電話の受話器から取り外した記憶がかすかにあるので、ジャンク箱のどこかに送話器のカーボンマイクがあると思いますが、見つけるのは至難の業です。

と、言うわけでインピーダンスの高いスピーカーとして利用してみたいと思います。



CW送信機の製作 その2

2008-10-29 | 真空管
今日はコイルを巻きました。
自在ブッシュを使って懐かしのエアーダックスコイルっぽくしてみました。
ドライバーの軸に両面テープで自在ブッシュを貼り付けます。
10ターン巻けるようにしました。


形が崩れないように固めの真鍮線を使いました。
巻き終わったらホットボンドで接着して出来上がりです。
測定したら1.2uHありました。
任意の巻き数でタップが取れるので、便利です。


コイルが出来上がったので、実験基板に取り付けました。


今日はこのへんで。

CW送信機の製作 その1

2008-10-28 | 真空管
真空管を使ってトランシーバーを作ってみたいものですが、手始めにCW送信機を作ってみようと思います。
回路は単純なので、うまく出来たら変調器を追加すればAM送信機になります。

周波数は手持ち水晶の関係でいきなり50MHzにしてみます。
50MHzならコイルを巻くのも楽です。
NGなら7MHzにしてみます。

先ずは発振段ですが、球は6AQ5です。
6AR5などと同じAFアンプの出力管ですが、この球は50MHzでもOKだそうです。

実験基板に真空管ソケットとバリコンを配置してみました。


6AQ5回りのパーツを付けました。


今日はこのへんで。


青色LED点灯回路 その2

2008-10-27 | その他
100円ショップで買ったプチライトに仕込んでみました。
電池は単4です。電球のサイズに押し込まないといけません。
コイルのコアはFB-801より一回り小さいものにしました。
トランジスタもジャンクの小さいタイプにしました。

電球部分のUPです。
ホットボンドで固めてしまったので写真はありませんんが、基板の切れ端にLEDを半田付けして、裏に抵抗、トランジスタ、コイルを空中配線してあります。
ホットボンドで固めて電球の大きさにしました。
茶色の部分は銅テープです。







ACアダプタの分解

2008-10-26 | 真空管
ジャンク箱の中には、使用機器が不明なACアダプタが沢山あります。
真空管セット用のヒータートランスや出力トランスに使用できそうなトランスが入っているかもしれませんので、分解してみることにしました。

ACアダプタの殆どは頑丈に接着されていますので、分解は大変です。
基板の切断に使うPカッターや鋸で外周の3辺をを削っていって、穴が開いたらマイナスドライバを使ってこじ開けます。

分解したACアダプタです。
定格は7.3V 250mAです。出力トランスに使うのなら、巻き数比の関係から電圧の低い物が有利です。
両波整流用に中間タップが付いているものは巻き数比が倍になりますのでラッキーです。
このACアダプタはブリッジ整流+コンデンサでACアダプタとしては一般的な回路です。
中間タップは出ていないので、ヒータートランス用です。
適当な負荷を接続して6.3Vくらいになるといいのですが。


こうやって集めたトランスです。
発振器で1kHzくらいの信号を加えて、波形をオシロで読み取れば巻き数比が分かります。
測定したトランスには巻き数比とAC100Vをかけたときの無負荷の電圧を記入したラベルを貼っておきます。

ラヂヲの製作 その5

2008-10-23 | 真空管
ケースに入れました。
といっても6AN8ではなく、12AU7にしました。

12AU7に変更した理由は、ヒーター電流が少ないので、コンデンサ点火ができるからです。
B電源はトランスレスのブリッヂ整流として135Vくらいです。
バリコンはケースに入らなかったので、ポリバリコンに変更しました。

ケースはいつもの葉書ケースです。
トランスレスなので、感電しないようにプラスチックケースです。


中身です。
コイルの隣が再生用のバリコンです。

ボリュームは使っていません。
再生コイルをカソードにつないでプレート電圧を調節する回路を実験したときの名残です。
音量調整にしようと思います。

ボリュームの隣の茶色の塊がヒーター用のコンデンサです。
コンデンサのリアクタンスの電圧降下で100Vから12.6Vを作っています。

出力トランスはジャンク箱にあったトランジスタラジオ用の出力トランスです。
8Ω:1kΩくらいです。ミスマッチですが、音は出ます。


暗い所に置いてみました。
パイロットランプは青色LEDで、真空管を照らしています。
ちなみにLEDはヒーターからの交流点灯です。


回路図はこちら

ラヂヲの製作 その4

2008-10-12 | 真空管
3極管のアンプ部の実装も終わりました。
出力トランスとスピーカーは電源BOXを利用しています。
出力トランスは100V⇒3Vの電源トランスです。
初めて出力トランスに電源トランスを使用してみましたが、動作しています。
巻き線比は33.3。
インピーダンス比は2乗して1111。
8Ω:8.8kΩといい感じです。
机の上に置いて聴いていますが、丁度良い音量です。



この後はケース入れですが、実験ではないので電源BOXから紐付きという訳にはいきません。
トランスレスでの倍電圧整流でも実験して、うまくいったら採用しようと思います。



ラヂヲの製作 その3

2008-10-11 | 真空管
再生用のバリコンを取り付けて、RF部の実装が終わりました。
とりあえずクリスタルイヤフォンを付けて聴いてみることにしました。
赤いツマミが再生用のバリコンです。

30cm程のリード線をアンテナにして受信してみました。
再生バリコンを回すとピーギャーと懐かしい発振音が聞こえます。
小学生の頃に3球ラジオを作った時以来です。
再生バリコンを発振するギリギリに設定して同調用バリコンを回すとニッポン放送が受信できました。
結構いい音です。


暗いのでボケボケですが、ヒーターの灯りです。

青色LED点灯回路

2008-10-11 | 電源
先日秋葉原で5本100円で青色LEDを買ってきました。
色が綺麗なのでパイロットランプ代わりに使用していますが、1.5Vの電池1本で点灯させてみました。

回路です。
いわゆるブロッキング発振回路です。
高速でトランジスタをON/OFFさせると、OFFしたときにコイルに発生する逆起電力と電池の電圧で昇圧させることができます。


拾ってきた携帯充電器の半身に組み込んでみました。
コイルはFB-801にバイファイラ巻きをします。
ベース側の線には電流があまり流れませんので、細い線を使いました。
小さくするためにFB-801を使用しましたが、いわゆるパッチンコアなどでも使えます。
インダクタンスは約150uHです。


100円ショップで売っているペンライトに仕込んでも面白そうですね。