その8です。
USB型のクリスタルフィルターを試作してみました。
このフィルターはHPFなので、LSBを作ることはできませんが、少ない水晶で急峻な特性が得られます。
USB型のクリスタルフィルターは以前実験してみましたが、詳細な特性は取っていなかったので、20.04MHzの水晶で改めて試作してみました。
2素子のクリスタルフィルターです。
C=1/(2*3.14*f*Z)で求められますが最適なZはどのように決めればよいのでしょうか。
そこで、Cを変化させて測定してみました。
C=100pF、Z=79Ωのケースです。
下側の特性がNGです。
C=75pF、Z=106Ωのケースです。
ボトムが気持ち広がってきました。
C=33pF、Z=241Ωのケースです。
傾向は見えてきましたが、まだまだのようです。
やはりZ=600Ωあたりがいいのでしょうね。
C=22pF、Z=361Ωのケースです。
それらしくなってきました。
C=15pF、Z=530Ωのケースです。
いいかんじです。
C=15pF、Z=530Ωのまま、3素子にしてみました。
上側の特性が今一つですが、立ち上がりが鋭くなってきました。
USBフィルターとしてはこんなものでしょうか。
実験結果をまとめると、Zを上げるとボトムが平坦になるが、立ち上がりが緩くなり、挿入損失が増え、フィルターを重ねると立ち上がりが鋭くなっていくようです。
USB型のクリスタルフィルターを試作してみました。
このフィルターはHPFなので、LSBを作ることはできませんが、少ない水晶で急峻な特性が得られます。
USB型のクリスタルフィルターは以前実験してみましたが、詳細な特性は取っていなかったので、20.04MHzの水晶で改めて試作してみました。
2素子のクリスタルフィルターです。
C=1/(2*3.14*f*Z)で求められますが最適なZはどのように決めればよいのでしょうか。
そこで、Cを変化させて測定してみました。
C=100pF、Z=79Ωのケースです。
下側の特性がNGです。
C=75pF、Z=106Ωのケースです。
ボトムが気持ち広がってきました。
C=33pF、Z=241Ωのケースです。
傾向は見えてきましたが、まだまだのようです。
やはりZ=600Ωあたりがいいのでしょうね。
C=22pF、Z=361Ωのケースです。
それらしくなってきました。
C=15pF、Z=530Ωのケースです。
いいかんじです。
C=15pF、Z=530Ωのまま、3素子にしてみました。
上側の特性が今一つですが、立ち上がりが鋭くなってきました。
USBフィルターとしてはこんなものでしょうか。
実験結果をまとめると、Zを上げるとボトムが平坦になるが、立ち上がりが緩くなり、挿入損失が増え、フィルターを重ねると立ち上がりが鋭くなっていくようです。