JJ1WKN Log

自作や移動運用関連のログです。

ノイズブリッジの製作

2008-04-29 | 測定器
以前から作ろうと思っていたノイズブリッジを作りました。
受信機だけで電波を出さずにアンテナの調整ができるので便利です。

JE3HHTさんの回路 を使用しました。

出来上がったノイズブリッジです。
VRは200Ωに変更しました。


中身です。
回路が簡単なので、すべて空中配線にしました。




エレキジャック No.6 IC556 アメパトサイレン の製作

2008-04-27 | その他
先日エレキジャックNo.6を買ってきました。
基板が沢山ついているのですが、すぐに作ってみようというものはあまりありません。
No.6の特集は「タイマIC555」を使った電子工作なので、作ってみればそれなりに役に立ちそうです。

ラーメンタイマから、と思ったのですが電子ブザーの手持ちが無かったので「アメパトサイレン」にしました。

付録の基板です。


アメパトサイレンの基板です。


出来上がった基板です。
スピーカーと電源をつないでみましたが、ピーポーと鳴るだけです。
それだけです。



PIC DDS VFO の製作

2008-04-25 | PIC
PIC DDS VFO をケースに入れました。

とりあえず、SG的な使い方ができます。

ケースは100円ショップで買ったクッキーの抜き型を収納するケースです。


中身です。
まだ余裕があるので、DDS出力後の広帯域アンプとLPFが押し込めそうです。
DDSが大食らいなので、レギュレータを7805に取替えました。

DDS VFO コントローラの製作

2008-04-20 | PIC
DDSを利用したVFOコントローラを作りました。

回路とソフトはCYTECさんの「PIC DDS VFO System」です。
CYTECさんから基板キットが出ていますが、製作に必要なデータが公開されていますので、いつものように穴あき基板で作ることにしました。

部品レイアウトです。

コントロール基板とSWボードのみを作りました。
製作する無線機の周波数構成が決まったら、DDS出力側の広帯域アンプとLPF基板を作ろうと思います。

コントロール基板です。
ケースに取り付けたLCDにコネクタでぶら下げることにしましたので、小さく作りました。
DDSの電源もこの基板から供給します。


SWボードです。
8つのSWがあり、STEP切替[10Hz][100Hz][1KHz]、VFO切替[A][B][A=B]、スプリット切り替え[ON][OFF]です。


LCDです。
サンプルプログラムを書き込んでいます。
21MHz表示ですが、DDS出力は9MHzです。


DDSと繋いでテストしているところです。
周波数のUP/DOWNは24回転のロータリーエンコーダーで行います。

新居浜高専PICマイコン学習キットの製作

2008-04-20 | PIC
1年くらい前に買ってきた秋月の新居浜高専PICマイコン学習キットを製作しました。

7セグLED、圧電ブザー、CdS、タクトスイッチなどで以下の8種類の実験ができます。
(1)2進数16進数の勉強
(2)もぐらたたきゲーム
(3)電子ピアノ
(4)電子鈴虫
(5)タッチセンサ
(6)電子サイコロ
(7)電子タイマー
(8)目覚まし鳥
1つのPICで色々な機能を実現していますので、複雑な回路で部品点数も多いです。
7セグLEDと2系統あるLEDはダイナミック点灯で制御されています。

作成した基板です。
「2進数16進数の勉強」を実行しているところです。
タクトSWのUP/DOWNに従って、右下のLEDが2進数を、7セグLEDが16進数を示しています。

50MHz AM 受信機の実験

2008-04-19 | 無線機
LMF501をIFに使用した50MHzのAM受信機を作ってみました。
受信周波数は50.620MHzのスポットです。

回路図です。

50.165MHzの水晶がなかったので16.670MHzを3逓倍して、50.010MHzにしました。
IFは610KHzになりますが、455KHzのIFTでもなんとかなるでしょう。
ジャンクの455KHzのIFTの同調コンデンサを外して、適当なコンデンサを接続して共振周波数を測ってみて決定しました。

FCZ基板に実装してみました。
実験なのでモヤシ配線です。
AF出力にはクリスタルイヤフォンを接続してテストしてみましたが、少し音が小さいようでした。
もう1段AFアンプを追加しようと思います。
RFアンプももう1段欲しいところです。






Digital LC Meter 2号機の製作

2008-04-13 | 測定器
Digital LC Meter の2号機を製作しました。

1号機は基板を先に作ってから、適当なケースに入れたので配線が長くなってしまいましたが、2号機はケースへのレイアウトを考慮して基板の部品レイアウトをしました。

部品レイアウトです。

ケースに入れました。
2号機は金属のケースです。LCDの表示窓を空けるのが大変でした。
1号機はゼロ調整ボタンだけでしたが、2号機では校正用の[Up]/[Down]ボタンも付けました。


中身です。
穴あけ後に電池を収納する場所が無いことが判明。
微妙な隙間になんとか押し込みました。


基準コンデンサの39000[pF]を測定しているところです。

33[uH]のマイクロインダクタを測定しているところです。




LED照明の製作

2008-04-12 | その他
ジャンク基板から取り外したLEDで照明を作りました。
電源はAC100Vをブリッジで整流してDC140Vとします。
LEDは48本を直列にして、電流制限抵抗で明るさを調整しました。
電流は7mA程度流しましたが、十分な明るさです。

出来上がったLED照明です。
48本のハンダ付けも大変でした。
足の長さが同じなので、極性を確認しながら、微妙な向きを調整しながらです。
単純作業の繰り返しは大変です。


裏側です。
DC140Vむき出しなので、カバーを掛けようと思います。


中身です。
コンデンサは120uF 385Vです。
最初0.1uF 400Vを使って見ましたが、電流制限抵抗を小さくしても2mA程度までしか流れませんでした。


今回はAC100V仕様でしたが、Liイオン充電池と組み合わせるのもいいかも。

高輝度白色LED 部品取り

2008-04-06 | その他
昨年のハムフェアで3枚100円で買ってきたLED基板から高輝度白色LEDを取り外しました。

取り外す前の基板です。
27個のLEDが取れます。


取り外した後の基板です。


取り外したLEDの山です。疲れました。
基板は6枚ありましたので、162個です。


さて、何をつくろうかな?
オーソドックスにLED照明あたりを検討しています。

LM388T 固定電圧切替方式電源の製作

2008-04-05 | 電源
VRで電圧を可変する電源はよくありますが、実験の際に毎回設定するのは大変です。
そこで、いくつかの固定電圧を切り替えて出力する電源を作りました。

LM317などの出力電圧可変型三端子レギュレータの電圧設定の抵抗を切り替えれば簡単に作れるのは分かっていましたが、作るのが面倒なのでVRで毎回設定していました。

今回は昨年のハムフェアで100円で買った秋月のLM388Tを使用した安定化電源キットを利用することにしました。
キットでは、電圧の設定がし易いように4つのレンジでVRで電圧設定する方式です。

今回は固定電圧切替方式なので、各電圧を設定する抵抗を計算で求めました。
計算式は、Vout=1.25x{1+R2/R1} です。
R1は基準抵抗でキットでは200Ωですが150Ωに変更しました。
電圧は2V、3V、5V、6V、9V、12Vの6種類としました。
それぞれの電圧を設定する抵抗を切り替えてもいいのですが、切替の瞬間にどこにも接続されないとNGなので、直列に接続したいくつかの抵抗を切り替えることにしました。

電圧の表示ですが、出力電圧が一目で分かるように6個のLEDで表示します。
入力は23Vくらいの入力を想定して制限抵抗を求めて切り替えてもいいのですが、10mAをLEDに流すとすると、制限抵抗で210mWも消費してしまいエネルギーの無駄となります。
また、入力は15V~52VであればOKなので、想定するにしても幅がありすぎます。

ちなみに入出力差が3~40Vを守れば数百Vでも動作するようです。
例えばAC100Vをブリッジで整流してDC141VからDC135Vの安定したB電源を作れそうです。トランスレスだと怖そうですね。
真空管アンプの電源にLM317の使用を検討している例がありました。
http://wwwb.dcns.ne.jp/~s-moon/model-2008/index.html

脱線しましたが、今回の電源では各出力電圧から制限抵抗を求めて切り替えることにしました。
各LEDの明るさは同じにはなりませんが、同時に点灯することは無いので気になりません。

説明が長くなりましたが、回路図です。

中身です。
LM388Tは5Aまで取れますが、いい加減な放熱器なので1Aくらいがいいところです。
入力電源はトランス一体型だと重くなるので、外付けのDC入力として、その辺にころがっているジャンクなACアダプタやSW電源を利用できるようにしています。
今回は、20V1A定格のジャンクACアダプタを使う想定です。


電圧表示部分です。
適当な抵抗の組み合わせで、誤差が積み上がってくるのでピッタリの電圧にはなりませんでしたが、同じ条件で実験できるので便利です。
2Vと5Vはそれなりに設定しました。