JJ1WKN Log

自作や移動運用関連のログです。

Tanukino Si5351A VFO 50MHz SSBトランシーバーの製作 その8

2017-02-27 | 無線機
その8です。 送信部の基板を作り直しました。

Si5351Aの20MHz/30MHz出力は-3dBm程度なので、SBMやDBMを駆動するには10dBほど足りません。
そこでRFアンプを追加しました。
これまでは、穴開き基板で製作していましたが、実験が面倒なので、従来通りノーランド工法で製作しました。
左から、マイクアンプ、20MHzRFアンプ、SBM、20MHzRFアンプ、USB型XF、30MHzRFアンプ、DBM、50MHzRFアンプの順で18mmx105mmの基板サイズです。


横からです。ノーランド工法ですが、∞Ω抵抗は使用せずに済みました。
実験なのでコイルは取替が簡単にできるように、高床式にしてあります。


TRを変更したり、FETと交換したりコイルをベースにモジュール化していますので、変更は簡単にできます。
左は定番の2SK241。右は2SC3355で、UHF用の石ですが、どんなもんでしょう。


OLEDと接続してテストしてみました。
出力は2mW程度です。


回路図です。

Tanukino Si5351A VFO 50MHz SSBトランシーバーの製作 その7

2017-02-26 | 無線機
その7です。LCDをOLEDに変更しました。

最初はaitendoで買ってきたOLEDのテストです。
表示色は白にしました。

I2C接続で電源は3~5Vなので便利ですし、お値段も595円とお手頃です。
今回はSi5351Aに合わせて3.3Vで使用します。
OLEDなのでバックライト無しでドット自体が発光します。

ブレッドボードでテストしました。
GLCDライブラリは「U8glib」を使用しました。


サンプルのHello World!です。


Tanukino Si5351A VFO 50MHz SSBトランシーバーのLCDと交換しました。


画面サイズは128x64ドットあるので、表示量が増えます。
小さなフォントで16文字x4行は十分に表示できます。
周波数ステップ、RIT周波数、アクティブで無い方のVFO周波数を表示してみました。


GLCDでは、フォントを内蔵していないので、ライブラリ側にフォントが用意されていますが、サイズの小さいフォントを使用するのがポイントです。
メインの周波数表示は下記のフォントで、数字だけがサポートされています。
u8g.setFont(u8g_font_fub17n);
その他のフォントは下記を使用しましたが、ASCIIコードの00-7Fのみがサポートされています。
u8g.setFont(u8g_font_10x20r);

Tanukino Si5351A ブレークアウト基板のテスト

2017-02-14 | Tanukino
チップ単体のSi5351Aを買ってきたので、ブレークアウト基板を作ってみました。

回路図です。


手持ちの変換基板の4ピンの幅はSi5351Aチップの5ピンと同じ幅になるのでSi5351Aチップの4番ピンと7番ピンを空中配線にしました。
0.65mmピッチあたりの変換基板は皆同じように見えますが、微妙に異なるようです。
拡大すると半田付けの汚さがよくわかりますね。


Tanukinoを使用してブレッドボードでテストしてみました。
クロックは25MHzの水晶を接続しただけです。