JJ1WKN Log

自作や移動運用関連のログです。

LM317 電圧表示付き電源の製作

2009-04-21 | 電源
実験などには電圧可変の電源を使っているのですが、テスターで測定しながら電圧を設定しています。
面倒なので、以前固定電圧を切り替える方式の電源を作りましたが、電圧表示ができる電源があれば便利そうなので、秋月でデジタルパネルメーターを買ってきました。
ADコンバーターが付いているPICやAVRならできそうですが、面倒なので出来合いのものにしてみました。

回路は定番のLM317です。
Liイオンバッテリーのジャンクを仕入れるお店で、100円のバッテリーパックにまぎれて17V2.5AのバッテリーパックサイズのSW電源が100円だったので、これをベースにしています。
デジタルパネルメーターの電源は、ジャンクの携帯充電器用のSW電源です。


電流は1A程度ですが、実験用には十分です。
透明なケースなので、デジタルパネルメーターの取り付けは穴2つで楽勝でした。

SMDテスター MS8910

2009-04-20 | 測定器
先日秋月に行ったときに、便利そうなので買ってきました。

表面実装のチップ部品専用のテスターのMS8910です。
抵抗、コンデンサ、ダイオードチェック、導通チェックができます。


測定しているところです。
数字が刻印されていないので、コンデンサでしょうか。


オートスキャンで、コンデンサと判明して、オートレンジで11.31nFと出ました。
nFの単位はなじみがありませんが、0.01μF(103)でしょう。
レゾリューションは1pFなので、トリマやバリコンなどの測定にも役立ちそうです。


ジャンク袋を買うとたまに入っているチップ部品が沢山ありますが、これで役に立ちそうです。
早速測定した値を書き込んでおきました。



HT82V739 による136KHz増幅実験

2009-04-19 | 無線機
オーディオアンプで136kHzの信号の増幅実験をしてみました。

使用したアンプはHT82V739で、2.2~5.5Vの低電圧で動作する1.2W出力のICです。
秋月で2個で100円でした。
低電圧で動作するのと、外付け部品も少ないので、LM386の代わりにいいですね。

今回もブレッドボードで試作してみました。


FGで低い周波数から徐々に上げていきました。
その辺にころがっていたスピーカーでは10kHz当たりで聞こえなくなりましたので、それ以上はオシロで確認しました。
というわけで136kHzまで無事増幅しているようです。


出力は評価していませんが、それなりの出力が期待できそうです。
このICにはミュート端子もついているので、ここでキーイングしようと思います。

XR-2206CP ファンクションジェネレータの実験

2009-04-18 | 無線機
136KHz帯用に周波数を可変できる発振器として使えないかと思い、秋月でXR-2206CPというファンクションジェネレータのICを買ってきました。

400円とちょっと高めなのですが、0.01Hz~1MHzのサイン波と方形波が出ます。

実験なので、ブレッドボードで試作してみました。
回路はデータシートの図11です。
周波数は、F=1/RCで決まりますが、C=660pF、R=10kΩとしてみました。
R3=47kΩで、出力は3V程度の予定です。


オシロでサイン波を観測したところです。
CとRの誤差でしょうか、151.5kHzの設計でしたが、141kHzとなりました。


周波数の安定度は10Hzの桁がパラパラしている程度で微妙なところですが、もやし配線での実験なので、基板で小さく作ればも少しよくなるかもしれません。
135~138KHzをカバーするには、10448~10221Ωとなり、500ΩのVRをつければいい感じです。

サイン波ができたのでオーディオアンプでもつないで出力1W位を目指してみようと思います。

PP厚板シートでケースの自作

2009-04-11 | その他
HIDmon用の実験ボードをケースに入れました。

いつもは100円ショップで買った適当なケースを使うのですが、今回はケースを自作してみました。
ダンボールでは耐久性が無いし、アクリル板は少々値が張ります。

そこで100円ショップで買ってきた「PP厚板シート」を使用してみました。
厚さは1.4mmと十分なのですが、PPシートなので、プナペナしています。
箱型に組むので何とかなるだろうと思い、作りました。


出来たケースです。
強度的には、まあまあでした。


蓋を開けたところです。
接着はホットボンドで貼り付けました。
蓋は箱の上に載せてあるだけなので、今ひとつです。
次に作るときは構造的にも少し考えてみようと思います。


ハサミで切れるので加工が楽です。
ジャストサイズが作れるので、自作には最適ですね。

AVR ATTINY2313 HIDmon用実験ボードの製作

2009-04-08 | AVR
先日USB接続のAVRライタを作りましたが、同じ回路、同じファームウェアでPCからUSB経由でAVR側のポートを制御するHIDmonが動作します。

PCからコマンドを送ればLEDピカピカなどが出来て、レジスタやメモリの内容が読み出せます。

今回はライタ機能は不要なので、空いている全ポートを活用できるような実験ボードを作成しました。
I/Oポートが8、入力ポートが3の構成なので、10連LEDとプッシュSWを3個付けました。
また、ポートの外部接続用に9ピンのコネクタを設け、必要に応じて使用することにしました。

基板です。右下の3ピンコネクタがUSBです。
PCを壊すといけないので、電源は外付けです。
4V程度のLiイオン電池をダイオードで電圧を下げて3.3V動作としています。


電池とUSBケーブルをつないでテストしているところです。
動かしているアプリはサンプルスクリプトの中から、1MHzの電波でCWでCQを送信するものです。
受信機のCWモードで聴くときれいなトーンで聞こえます。


PCからHIDmonを起動したところです。
上から、レジスタの内容の表示、ポートBを出力に設定、ポートBに16進数の80を出力、です。


一番左のLEDはパワー表示で、隣は未使用。
次がポートBの最上位ビットで一番右が最下位ビットです。
ポートBの最上位ビットに接続したLEDが点灯しています。


ポートDのビット6はプッシュSWに接続してありますので、graph pind コマンドを実行してポートDの様子を観察しているところです。
SWを適当に押したのがよくわかります。


ATMega88/168用のファームウェアもあるようなので、そのうち作ってみたいと思います。
プログラムからHIDmonを呼び出すためのDLLが用意されているので、応用ができそうです。

PIC12F629 CW ビーコン発生器の製作

2009-04-05 | PIC
トーンを出す実験をしていましたが、ハンディ機用のCWビーコン発生器として製作しました。

PICはを12F509(60円)を予定していたのですが、mikroBasicが対応していないようなので、12F629(80円)にしました。

ハンディ機のPTTに接続するため、送信制御用の線にトーンを乗せてあります。
音量の調節は接続用のC(103)を加減します。
送信制御は10kΩを経由していますが、各社ハンディ機により調整が必要です。

部品レイアウトです。
PICのクロックを低くすると、消費電流が少なくなるので、ハンディ機のPTTから電源を取ることも可能ですが、サブルーチンコールのオーバヘッドなどが無視できなくなり、プログラムの変更が必要なので、ボタン電池内蔵としました。
クロックは内蔵RCで4MHzで動作しています。
CW符号はアルファベット、数字、一部の記号をサポートしたので、任意の文章を送信できます。


出来上がった基板です。
PTTへのマイクコードで自立します。


クリアファイルを切ってカバーを作りました。

mikro Basic Pro for AVR の導入

2009-04-01 | AVR
AVR用のUSB接続ライタも動いたので、mikro Basic Pro for AVRをインストールしてみました。

以前mikro Basic for PICをインストールしましたが、AVR用もあったので、ダウンロードして早速インストールしてみました。

起動してコンパイル後、シミュレータでテストしている画面です。
PIC版とほぼ同じですが、こちらの方がIDE環境が充実している感じがします。
英語版ですが、ライブラリも充実しているので、色々遊べそうです。