JJ1WKN Log

自作や移動運用関連のログです。

ドロロ兵長 QSYしたであります

2008-03-30 | 無線機
「ドロロ兵長 50.620 QSY」とのケロロ軍曹の指令を受けましたので、QSYしたであります。

先日久ぶりに秋葉原へ出かけたので、(あ)で「ケロロ軍曹 トランシーバ」なるおもちゃを買ってきたであります。

周波数は49.860MHzで電波形式はAMであります。
送信は水晶発振、受信は超再生と思慮されるであります。
交信距離は、場所や条件により異なりますが、約50mであります。
電源はLR44が6個であります。

トランシーバーの中身であります。


取り替えた水晶であります。


完成したトランシーバーであります。
「我がケロロ小隊のトランシーバーであります!
これで極秘任務もカンペキであります。!」とのことであります。


ケロロ軍曹はこちらであります。
其の壱であります
其の弐であります

テルミンの製作

2008-03-23 | その他
横浜電子工作連絡会でもテルミンを製作された方がありましたが、テルミンが流行っているようで、色々調べていたら作りたくなりました。

回路はpyaさんのページ参考にしました。
アンテナが1本でピッチのみを可変します。
LC発振方式で、バリキャップで周波数を微調整します。
発振周波数は1500KHzあたりでした。

ケースには、高麗人参茶が入っていた木箱を使いました。


中身です。
電源は7.2VのLiIon電池を内蔵しました。


基板です。
右側が基準発振回路です。
左側がアンテナに接続されている発振回路で、アンテナに手を近づけると発振周波数が変わり、左下の混合回路で混同され、基準発振回路との周波数の差が音の周波数となります。
AFアンプはTRとLM386に変更しました。




コヒーラによる検波実験

2008-03-22 | 無線機
火花送信機ができたので、送信機から出た電波を受信する受信機を作ってみました。
火花放電から電波が出ることはヘルツが実験していますが、ブランリーが金属粉が電波を受けると抵抗値が変化するというコヒーラ現象を発見しました。
この現象を利用してロッジがガラス管の中に金属粉を入れたコヒーラ検波器を考案しました。
その後色々な改良が加えられ、マルコーニの無線通信へ発展するわけですが、先ずはコヒーラで電波を検知してみたいと思います。

コヒーラの製作ですが、金属粉を作るのは大変ですので、アルミ箔を使います。
調べたところアルミ箔で小さな玉を作って紙コップに入れるそうですが、面倒なので、1.5cm角に切ったものをフィルムケースに入れました。
フィルムケースの内側には2枚のアルミテープが貼ってあり、ここをSWとしてLEDを点灯する回路を組みます。

完成したコヒーラ検波器です。
試作なのでアンテナは付けていませんが、LEDへの配線がアンテナの役目をしてくれるはずです。


アルミ箔の表面は空気に触れて酸化膜ができていますので、LEDは点灯しません。
火花送信機の上にコヒーラ検波器を置いて火花を飛ばしてみたところ、LEDが点灯しました。
一度点灯すると点灯しっぱなしとなりますので、振動を与えると元の状態に戻って消灯します。
モールス信号により情報を伝えられるようにするにはさらなる改良が必要ですね。
大西洋横断は無理としても、10mくらいは飛ばしたいものです。

10cmくらい離れたところでも検出しました。

FMヨコハマ専用超再生受信機の製作

2008-03-22 | 無線機
超再生方式でFMヨコハマ専用受信機を作りました。

超再生受信機は小学生の時に作って以来の製作でした。
FCZ基板で作ってみました。
コイルはWKN50の巻き数を減らしてWKN80にしました。
同調はコアを回して84.7MHzに合わせます。
81.9MHzのNHK FMの混信が少しありましたが、先日作ったアンプに接続したらいい音で聞くことができました。


コッククロフト ウォルトン回路の実験

2008-03-21 | 電源
コッククロフト ウォルトン回路の実験をしてみました。
コッククロフト ウォルトン回路は多段式整流回路で高電圧が得られます。
詳細はGoogleで検索してみてください。

整流回路なので、交流を用意する必要があります。
AC100Vを直接繋ぐのは危険なので、インバータでDCから作ることにしました。
Webで調べると使い切りカメラのストロボ回路を利用するそうですが、
タイマIC555を150Hzくらいで発振させて、トランジスタSWをON/OFFします。
2V:100Vのトランスに接続すると、140Vくらいの交流になりますので、これをコッククロフト ウォルトン回路に入れて昇圧します。
コッククロフト ウォルトン回路には12個のCとDを使っています。
Cは0.1uF/400V、Dは1A/800Vのものを使用しました。
電源はLiIon電池を4直列で16Vくらいです。

出来上がった実験回路です。
高電圧がかかっており、危険なのでケースにいれました。
上側の茶色のコンデンサがコッククロフト ウォルトン回路です。
発生させた高圧は5mmのギャップで放電させることにしました。
コンデンサが充電され電圧が上がるまで10秒程かかりますが、ある電圧を超えると放電します。
1cmで5KV以上だと空気中で放電するそうなので、3KVくらいは出ているものと思われます。

東芝TA7252AP オーディオアンプキットの製作

2008-03-16 | アンプ
ジャンク箱を整理していると、買ったままで作っていないキットが沢山出てきます。
そのうち作ろうと思ってはいるのですが、なかなか手をつけていませんでした。
野毛トラ28もひと段落したので、デッドストックのキットを作ることにしました。

実用的なところで、秋月の東芝TA7252AP オーディオアンプキットを作りました。

キットのパッケージを開けたところです。
2台買ってきたので、ステレオアンプにします。


組み立て前の基板です。
45mmx35mmとかなりコンパクトです。


組み立てた基板です。


2台組み立ててケースに入れました。
電源は、ジャンクの12VのSW電源を外付けにしました。
スピーカーのインピーダンスによりますが、MAX1.5Aとのことなので大丈夫でしょう。


できたアンプに接続したスピーカーBOXです。


スピーカーは2個で300円で買った秋月の67x67mm HiFiスピーカー・ユニットを使用しました。
このサイズで8Ω14Wなので、今回のアンプにはピッタリです。
COOPのカップラーメンの容器に押し込んでスピーカーBOXとしました。


コープヌードルは右側の「とんこつ」がお気に入りです。




SW電源の作成

2008-03-15 | 電源
以前購入した 秋月のSW電源キット を組み立てました。
HPH12002MというDC-DCコンバータのハイブリッドICを2個使用したキットです。
DC5V~24V可変で最大4Aです。

軽量化のため、入力には24V,1.3AのSW電源を使用しました。

正面です。


ケースはA6サイズの葉書入れです。
蓋を開けたところです。

7セグLED 3桁 周波数カウンタの製作

2008-03-12 | 測定器
組み込み用に3桁表示の周波数カウンタを作りました。
秋月の高輝度タイプのLEDを使っていまのすので、屋外でも使えそうです。

回路図 です。
入力アンプはJK1XKPさんの回路を参考にしました。
ソフトはJA9CDEさんのソフトを参考にしました。
クロックは12MHzの小さなCXOがあったので、これを使用しました。
ゲートタイムは100ms固定ですが、クロックを変更したので、ループ回数が30万回になるように変更しました、

表示しているところです。
3桁ですので、KHz台のみの表示です。


基板です。
CXOは基板の裏側に実装しました。


CXOです。
写真では大きさがわかりませんが、7x5mmです。