JJ1WKN Log

自作や移動運用関連のログです。

1200MHzツインデルタループアンテナの試作

2018-08-30 | アンテナ
1200MHzツインデルタループアンテナを試作してみました。

エレメントはハンダ付けできるように銅線や真鍮線を使用すべきですが、アルミ線を使用してみました。
給電部は銅線をナットにハンダ付けして、アルミ線とは銅線と重ねて銅テープを巻いただけです。
銅テープの上からペンチでカシメて強度と導通を確保しています。


エレメントが蝶々の羽に見えたので、頭部を付けてあげました。

432x3=1296MHz 3逓倍器の実験 その2

2018-08-29 | 無線機
その2です。

432MHzの通り抜けが気になるので、BPFを追加してみました。

右側のセクションがBPFで、プリント基板を貼り付けてコイルとしています。


基板のハンダ鍍金が光って見にくいので斜めから。


パワー計で最大出力に合わせただけですが、0.5W入力で出力は2mWでした。
出力は落ちましたが、1296MHzの電波に近づいてきたようです。


432x3=1296MHz 3逓倍器の実験

2018-08-23 | 無線機
SDRによる簡易スペアナの環境が整ったところで、懸案の3逓倍器の実験をしました。

1号機です。
430MHzとのマッチング回路+864MHzトラップ+2キャビティのBPFです。
逓倍用のダイオードは高速SWダイオードを使用しますが、取り替えてテストできるようにキャビティの外に出しました。
ジャンクのダイオードを取り替えてみましたが、入力は1Wで出力は最大10mW程度でした。
想定していた効率10%には届きません。


2号機です。
2号機はJF1RNRさんが追試している回路を使用してみました。


先ず、パワー計が最大になるように調整してみました。
0.5W入力で80mW出力、1.5W入力で0.4W出力といい感じです。

432MHzの通り抜けや864MHzが盛大に出ている懸念があります。

SDR簡易スペアナで測定してみました。
1296:0dB、864:0.6dB、432:7.5dB

1296MHzのTCを調整して1296MHzでピークを取りました。
1296:7.5dB、864:2.8dB、432:7.5dB
432MHzが通り抜けているようです。

864MHzトラップのTCを調整して864MHzの出力が最低になるように、
1296MHzのTCを調整して1296MHzでピークを、
何回か調整して、430MHzのマッチングTCを再度パワー計で1296MHzが最大になるようにしました。
432MHzの通り抜けが気になりますが最終結果です。
1296:7.2dB、864:-2.9dB、432:5.7dB

気になるパワーですが、入力0.5Wで出力8mW、入力1.5Wで出力40mWでした。
後段にはファイナルアンプ+BPFで1W出力を目指しますが・・・



CanDoのパーツBOXでパーツ整理

2018-08-22 | その他
CanDoでパーツBOXに最適なケースを見つけたので早速買ってきました。
42仕切り、30仕切り、6仕切りの3種類あって、重ねることができます。

42仕切りケースの中身です。値が不明なTCを測定して分類しました。


42仕切りのケースです。

中身です。


30仕切りのケースです。


重ねられるので便利です。


RTLSDR Scannerの環境整備 その2

2018-08-21 | 測定器
その2です。

以前実験した144MHzの9逓倍器のテストのために、SDRをケーブルを増設してATTを経由して測定できるようにしました。

同軸ケーブルを接続しました。


裏側です。


ATTは1W対応です。SDR側にリミッター用のダイオードを追加してあります。


144MHzの9逓倍器ですが、今回は432x3=1296MHzでテストしようと思います。
トラップは144x8=1152MHzのママなので微調整が必要になるかもしれません。


一連のシステムです。





RTLSDR Scannerの環境整備

2018-08-09 | その他
ワンセグチューナーを使用したSDRでRTLSDR Scannerを使用すると簡易スペアナになりますが、5年近く放置していたので改めて環境を整備してみました。

バージョンアップされてWindows版では単体で動作するexe版が出ているようですが、環境のためか動作せず、python版をインストールしたところうまく動作しました。

aitendoで買ったワンセグチューナーですが、ケースがベトベトしてきたのと放熱を兼ねて裸にしました。


10MHzの水晶を発振させ、その高調波を見ているところです。
10MHzおきに整然とピークが並んでいます。
この中から目的の周波数を取り出すのは至難の技で、低い周波数でx2x3などと逓倍するのか、高い周波数で高性能なBPFで取り出すのか、いずれにせよ技術の向上が必要です。


mameTanukino ElekinoTiny10CanDoの製作

2018-08-08 | Tanukino
エレキーをCanDoのUSB電源のケースに仕込みました。
スピーカーは内蔵せず、イヤフォンなど外付けのものを使用します。


中身です。
電源は単3乾電池1本で、オリジナルのDCDCコンバーターで5Vを生成しています。
スピーカーはフォーンジャック、TXとパドル端子はUSBコネクタを流用しました。

mameTanukino ElekinoTiny10の製作

2018-08-01 | Tanukino
mameTanukinoシリーズの第2弾はなんと言ってもエレキーでしょう。

ということで検討してみましたが、3ポートしかないので厳しいものがあります。
通常だとパドル制御で2ポート、サイドトーンで1ポート、送信機制御で1ポート、スピード制御で1ポートは必要です。
送信機制御とスピード制御は同時に使用することはないので、兼用ポートにしようと思ったのですが、アナログ入力ポートとディジタル出力ポートは兼用できないようでした。
送信機制御は練習用と割り切って割愛してもいいのですが、それではエレキーと呼べないので1ポート割り当てることにしました。
また、サイドトーンも削れないので1ポートを割り当てたので、残り1ポートです。

最後の1ポートをアナログ入力ポートとして、パドル制御とスピード制御を実現することとしました。

回路図です。
アナログ入力ポートで分圧された電圧を判定してどのキーが押されたかを判断しています。
スピード調節はSWを押すとスピードのUP/DOWNします。
UP/DOWNキーを押すとAの符号を発生するので確認できます。


基板です。


動画です。
mameTanukino ElekinoTiny10を作りました