JJ1WKN Log

自作や移動運用関連のログです。

ケミコンテスターの製作

2017-10-25 | 測定器
パイオニア製SM-B201という真空管ステレオアンプのレストアをしています。
チューナー部はFM、SW、MWx2の4つがあり、マジックアイが2つ付いています。。
アンプ部は6BM8プッシュプルのステレオアンプです。


シャーシ裏側です。全体で19球、プレート数は29あり、かなり複雑な作りです。


フルレストアを想定して、実体配線図を書いていますが、先ずは不良となるケースが多いケミコンをチェックしてOKなら、通電して動作チェックしようと思います。
そこで、ラジオ工房さんの回路を参考にケミコンテスターを作りました。

回路図です。
手持ちのトランスの関係で、テスト電圧は62V、215V、318Vの3種類としました。
電圧計、電流計はジャンクのラジケーター用に倍率器、分流器を追加しました。


高圧を扱うので大きめのケースに入れました。


中身です。


フロントパネルです。
電圧計は無くてもいいのですが、電源のケミコンに残っている電圧の監視もできるので有ると便利です。
電流計は通常はフルスケール30mA、SWを押すとフルスケール3mAに切り替わります。



HF用センターローディングアンテナの製作 その1

2017-10-11 | アンテナ
ベランダにHFのアンテナを設置しようと画策しています。

アースをしっかりとればモービルホイップでも飛ぶそうですが、市販のアンテナは長いものが多いので、自作しようと思います。
ベランダ設置なので太い線を使えば効率が良くなるので、軽量で太いアルミ缶を使用することにしました。

アルミ缶を繋ぐためにアルミ缶の上部を切る必要があります。
アルミ缶を輪切りにするために、カマボコ板とカッターの刃で輪切りツールを作りました。


アルミ缶を逆さにして上部をカッターの刃に当てて何周かします。


カッターで一部を切ると後は指で押すだけで簡単に切れます。


アルミ缶の下部と上部の内側を紙やすりで塗料を落とします。
上部を切り落としたアルミ缶はフニャフニャで力を入れることができないので、他のアルミ缶を差し込んで連結します。
連結部はアルミ箔テープを巻きます。


ベランダのサイズと相談してこんなアンテナにしようと思います。
勿論垂直に設置します。