JJ1WKN Log

自作や移動運用関連のログです。

LED消灯型SWR計の製作

2009-05-31 | 測定器
移動運用の時はFCZのSWR計を使っているのですが、SWR計をスルーにするSWが付いていないので、SWR計を作ることにしました。


マッチングが取れるとブリッジが平衡して、LEDが消える仕組みです。
LEDはケースの中にあり、覗き込むので、明るい屋外でもOKですが、調整しながら覗き込むのも大変なので、外付けのメーターを付けました。
メーターを外すとLED表示に切り替わります。
回路が簡単なので空中配線です。

1/2λ エンドフェッドアンテナ用チューナーの製作

2009-05-30 | アンテナ
HFの移動運用用に1/2λ エンドフェッドアンテナ用チューナーを作りました。
このアンテナはツェップもどきアンテナとか、電圧給電型アンテナとか呼ばれています。

回路はJK7TKEさんのページのマルチバンド対応の「E」です。
コイルは直径35mmで30回巻きで、測定したところ6.6uHありました。
VCは耐圧500Vで100pFです。


50MHzの3mにギボシ端子で線を順に継ぎ足していき18MHzまで対応しました。
7MHzは28MHz+16mとしました。
チューナーで調節できるので、各バンドのエレメント長は最低周波数の半波長にしてあります。


5mの釣竿にワイヤーを沿わせての運用になります。
ハイバンドの調整は難しいようですが、マッチングが取れるかテストしてみようと思います。

先ほどマンションの通路でテストをしてきました。
常置場所から30m程しか離れていませんが一応移動運用です。
50、28、24、21、18、7のどのバンドでもSWRは1.2程度まで簡単に下がりました。
7MHzではCとLが少し不足のようですが、ギリギリで調整できました。
18以上はグランド無しで、7MHzは5mくらいのワイヤーを地面(といってもルーフですが)にはわせておきました。
7MHzは20mのワイヤーですが、中間を釣竿に付けてインバーテッドVっぽくしてみました。
5Wで3エリアの移動局を呼んでみましたが、59-59で交信できました。
とりあえず飛んでいるようです。
18以上はEスポが出ていてにぎやかでした。

<調整メモ>
周波数  黒  赤 SWR
50.2 2  6 1.2
28.6 2  8 1.2
24.9 4  7 1.2
21.2 4  7 1.1
18.1 4  6 1.1
7.05 3 30 1.2

8N1Y向け 運用周波数表示板用SwBoxの製作

2009-05-25 | その他
運用周波数を設定する部分と、表示する部分は少し離れているので、
運用周波数を設定するSwBoxを作りました。

構造は同じですが、ケーブルで表示部分と接続できるようにしました。
ケーブルの関係で7バンドです。4つの洗濯バサミでカバーします。
HFで1個+UVで3個あれば足りそうです。
使わない洗濯バサミはこのように挟んでおけば無くならないでしょう。


SW部分のUPです。


今回は電子工作というより、図工でした。
2号車用にもう1台作る予定です。

運用周波数表示板の試作

2009-05-19 | その他
公開運用時にどの周波数で運用しているかが一目で分かる表示板を試作しました。

試作なので1バンド分の配線ですが、各バンドの下に洗濯バサミを付けるとLEDが点灯する仕掛けです。
長さは30cm程で、11バンド分ありますが、両端は取り付け用のスペースなので、3.5、7、14、21、28、50、144、430、1200の9バンドです。


裏です。


洗濯ハサミの内側にはアルミ箔が貼ってあり、挟むと導通します。
小さな目玉クリップでもいいでしょう。


OM,こんなのでいかがですか?


IK1ZYW External Keypad for FT-817 2号機 の製作

2009-05-17 | AVR
2号機を作りました。
秋葉原で4x4のキーパッドを捜してみましたが、なかなか見つかりませんでした。
千石で1400円のを見つけましたが、高かったので16個SWを並べてみました。
2号機はデスクトップ用に大き目のSWを使いました。

出来上がりです。


2号機はキー配置をPCの10キーと同じにしてみました。
今回もケースは自作です。上面はクリアファイルのシートです。


中身です。ほとんどの面積をSWで占めています。


SWのPUです。


電源SWを付けてみました。

ATTINY 2313 用ISP接続書き込みボードの製作

2009-05-12 | AVR
HidMonやKeypadなど最近ATTYNY2313を使用する機会が多くなったので、ブレッドボードでISP接続の書き込み専用ボードを作りました。

ISPコネクタは1x6に統一してありますので、ブレッドボードとの相性はいいです。
ブレッドーボードはICソケットとは違いICの抜き差しが楽なのがいいです。

IK1ZYW External Keypad for FT-817 の製作

2009-05-10 | AVR
CQ誌5月号に「英国Bhi社のRadio Mate使用記」が掲載されていました。
FT-817などのトランシーバにはテンキーが付いていないので、周波数をダイレクトに設定することができません。
そこでPC接続用のCAT運用用のアクセサリ端子を使って、PC無しで周波数の設定などができるものです。

結構いいお値段ですし、TTLレベルのシリアル通信なので、PICやAVRで簡単に作れそうです。
同じことを考える方はいるはずなので、検索したところ、イタリアのIK1ZYWさんが「External Keypad for FT-817(ND)」プロジェクトとして、ハード、ソフト、マニュアルを公開されていました。
周波数設定、モード設定、A/B切替、パワー設定、メーター設定、プリセット周波数のクイック設定などができます。
すばらしいプロジェクトに感謝します。

YouTubeに動画がありました。
アルプスでの移動運用の関連動画がありました。うらやましい限りですね。

使用しているマイコンはAVRのATTINY2313で、手持ちがあったので、早速作ってみることにしました。
回路は簡単で、5Vのレギュレータ、クロック用の水晶、4x4マトリクスのキーパッドと、キー操作を示すLEDだけです。
キーパッドは配線が同じなら電卓などのキーパッドが使えそうですが、表示の変更などが面倒なので、タクトキーを16個並べました。
FT-817との接続は8ピンミニDINコネクタですが、ジャンクのケーブルがあったので、これを利用しました。

できたキーパッドです。今回はケースも自作しました。


中身です。


AVR部分のUPです。


ケーブルがちょっと太いですがコンパクトに仕上がりました。


移動用Liイオンバッテリーパックの製作

2009-05-09 | 電源
Liイオン充電池は定格3.6Vで充電直後は4.0Vくらいあります。
通常は3直列のパックで使用開始時は12Vを超えていますが、すぐ電圧が下がってしまいます。

そこで4直列の電池パックを作りました。
充電直後は16Vを越えますので、そのままトランシーバーにつなげません。
ダイオードを2本直列にして1Vくらい電圧を下げることにしました。
使用中に電圧が下がったらダイオードをスルーできるように端子を設けました。

元の電池パックです。
中身は2並列3直列なので、複数の電池パックを分解して不足分を補います。


電池パックの中身です。
緑色の電池が他の電池パックから補充したものです。


出来上がった電池パックです。
「+」側は3つの端子があり、(1)電池の+ (2)ダイオード1個 (3)ダイオード2個 を選択できます。

FT245RL USBパラレル変換モジュールでLEDピカピカ

2009-05-08 | その他
FT245RLは、USB-8ビットパラレル変換ICです。
パソコンからはシリアルポートに見えて、8ビットのI/Oを制御できます。

ICの半田付けは大変なので、28ピンのボードに実装されている「FT245RL USBパラレル変換モジュール」を使用しました。

このモジュールは完成品なので、半田付けするところはありません。
今回はブレッドボードで10連LED(使用するのは8個)をピカピカするテスト回路を作ってみました。


パソコン側はプログラムを作らないといけませんが、秋月電子からダウンロードしたサンプルプログラムをインストールしてみました。
LEDフラッシュボタンを押すとLEDが順に点滅します。
入力回路は実装していないので、ビット4~7をチェックすると対応するLEDが点灯します。
電源はUSBから供給されるので、ケーブルだけでLEDピカピカの実験ができます。