JJ1WKN Log

自作や移動運用関連のログです。

LPC1114でLチカのテスト

2015-12-31 | その他
LPC1114のテストボードができたので、先ずはLチカです。

LPC1114の開発はmbedのサイトからオンラインで行います。

mbed classic Developer siteボタンを押して以前のサイトレイアウトに切り替えて、Platformsからmbed LPC1114FN28を選択します。
Open mbed Compilerを押すとIDEの画面に切り替わりますので、開発を開始します。

サンプルプログラムがライブラリと共に沢山ありますので、検索、インポートして改造することで開発を進めます。
Lチカはmbed_blinkyです。


コンパイルが成功すると、binファイルが作成されダウンロードされますので、bin2hexというツールでHEXファイルに変換して、FlashMagicで書き込みます。
書き込み時はJ07のジャンパーをショートします。書き込みが終わったらオープンにします。


Lチカです。




本年も JJ1WKN Log をご覧頂きありがとうございました。
来年もよろしくお願い申し上げます。

皆様、良いお年をお迎えください。



IchigoJam互換?ボードの製作

2015-12-30 | その他
IchigoJam互換になっているか定かではありませんが、IchigoJamが動作するボードを作りました。

オリジナルはUSBコネクタから電源を供給しますが、USBシリアル変換モジュールからの5Vから供給するようにしました。
また、外部電源の切替を5Vと3.3Vの両系統で選択できるようにしました。
USBシリアル変換モジュールの3.3Vは非力なので3.3Vは5Vからレギュレータで作りますが、テスト用のボードなので、100mAを供給できるようにしました。
大食いのデバイスを使う場合は、外部電源端子から供給することにします。

LPC1114のピンはオリジナルと同じく全部コネクタに出してあります。
素のLPC1114ボードとしても使用できるようにビデオ回路を切り離せるようにした他、FlashMagicでのHEX書き込みにも対応できるようにしました。

回路図です。


IchigoJamのファームを書き込んだLPC1114を差し込んでIchigoJamの動作を確認しました。


IchigoJam ファームウェアの書き込み

2015-12-21 | その他
IchigoJamのファームウェアが更新されてだいぶ時間がたちましたので書き込みをしてみました。

ファームウェアの更新はIchigoJamの公式サイトからHEXファイルをダウンロードして、Flash Magicという書き込みツールで書き込みます。
書き込みには、IchigoJamの他にUSBシリアル変換モジュールが必要です。

接続方法や書き込み方は国野 亘さんのボクにもわかる IchigoJam マイコンボードのサイトを参照しました。

書き込みの様子です。ISP端子にSWを付けて書き込みモードに対応します。
電源はUSB充電器からの5VをIchigoJamに供給していますが、USBシリアル変換モジュールから電源を取れるようにすると便利です。


PCとシリアル接続して動作を確認しました。
V1.0でサポートされたFOR/NEXT文を試してみました。


PC側ではIchigoJam専用のシリアルキーボードエミュレータのIJKBというソフトを使用してみました。
特殊キャラクターの表示や、BASファイルのアップロード/ダウンロードができて便利です。

シリアル接続対応ElekinoCanDo/Dxの製作

2015-12-12 | Tanukino
シリアル接続してPCからメモリ書き込みなどの操作ができるElekinoCanDo/Dxを作りました。

USB充電器のUSBコネクタは5ピンx2列のソケットと丁度同じサイズなので、2列目にUSBtoシリアル変換モジュールのコネクタを挿せばできるのですが、後回しになっていました。

回路図です。
使用するUSBtoシリアル変換モジュールのI/Oは3.3Vなので、USB充電器のDCDCコンバータICを装換して3.3V仕様に改造しました。
改造したので、一応電源部分も掲載しておきました。


DCDCコンバータ基板です。
ソケットが2段になったので、配線が混みいっていますが、送信回路用のTRは頑張ってコネクタ側に配線しました。
USBコネクタの穴を利用してHT7733Aを配置しました。


DCDCコンバータ基板の裏です。
DCDCコンバータICは外しましたが、パターンカットでも良さそうです。


ICソケットです。
大きな変更点はシリアル接続用のポートを追加したくらいです。


USBtoシリアル変換モジュールは以前aitendoで購入したPL2303HXを使用したモジュールです。
DTR端子が無いのでArduinoの書き込みには不便ですが、PCとのシリアル通信であれば問題ありません。
変換モジュールから5VをPC接続中にスリーブするのを抑止するための検知信号として使用しています
が、ElekinoCanDo/Dx側の電源は乾電池です。


ケースはいつものとおりです。


中身です。


詳細はご本家のサイトを参照して頂きたいのですが、USBtoシリアル変換モジュールを経由してPCと接続すると、PC側のターミナルソフトからコマンドラインインタフェースで、メモリの書き込みなど各種設定ができます。
下は「\s」のコマンドを入力した結果で、メモリ内容を含む各種設定内容を確認することができます。


ちなみに下記のような操作でメモリ書き込みができます。
--
\p1[Enter]
cq cq de jj1wkn k[Enter]
--

PIC16F628A 周波数カウンタの製作

2015-12-03 | PIC
DL4YHF さんの Frequency counter with a PIC and minimum hardware を作ってみました。

7セグLEDは5桁カソードコモンのaitendoのG30601YGBを使いました。
30円で特売していました。

回路図です。
周波数カウンタの回路ではよく見かけるオーソドックスなプリアンプを追加しました。
テストはしていませんが、F8FIIさんの6桁改造にも対応できるようにしました。
小数点はMHzとkHzをスタティック点灯して、6桁目の制御は小数点のポートを利用しているようです。


完成した基板です。PIC16F628Aの手持ちが無かったので、PIC16F648Aで代用しました。
この7セグLEDには小数点が付いていないのですが、コロンが1桁と2桁の間にあるので、上の点をマジックで塗りつぶし、x.xxxxMHzの時だけ小数点モドキを表示できるようにしました。
表示は8.8649MHzです。