JJ1WKN Log

自作や移動運用関連のログです。

Tanukino のロゴを作りました

2009-12-29 | Tanukino
「JJ1WKN 電 子工作倉庫」のタヌキの元ネタのXYL作のイラストから「Tanukino」のロゴを作りました。


縮小して基板に貼ろうと思います。

ストラップ(に限りませんが)作家のXYLにTanukinoのタヌキを作ってもらいました。
イタリアをイメージして、ピザを持っています。


シッポもついてます。

Arduino互換 TanukinoBBの製作

2009-12-27 | AVR
横浜電子工作回でArduinoが話題になっているので、手持ちの部品でArduino互換の「Tanukino」を作ってみました。

「JJ1WKN 電 子工作倉庫」の狸のキャラクタを使って「Tanukino(タヌキーノ)」としました。
今回作ったのはブレッドボード版なので、「TanukinoBB」です。
Ardinoは基板の裏にイタリアの地図が、エレキジャックのeJackinoでは秋葉原駅の図が書かれているそうです。
「Tanukino」なので、写真合成ですが、狸の写真を貼り込みました。
回路はeJackinoの回路から必要な部分のみを実装しました。
電源はUSBから供給しています。


レイアウトです。クリックすると大きくなります。



AVRはATMega168です。「Tanukino」のシールを貼りました。
ブートローダーは「ATmegaBOOT_168_diecimila.hex」をAVRライタで書き込みました。
書き込み時のフューズなどは下です。
avrsp -PC1 -FX00000000 -FL11111111 -FH11011101 -W ATmegaBOOT_168_diecimila.hex


ATMEGAx8用に書き込み用のターゲットも作りました。
ATTiny2313用と連結して、電源端子は共通としました。


最初に動かすのは、お決まりのLEDピカピカです。
Arduinoは開発環境一式がダウンロードできるので、便利です。


Tanukinoの今後ですが、シールドを載せられるように、基板上にレイアウトしてみたいと思います。


実験用シールドBOX「ゆかり」の製作

2009-12-23 | その他
50MHzPLL SSBトランシーバの実験も佳境に入ってきたので、実験中の基板を入れるシールドBOXをつくりました。

ベースは名古屋方面のお土産で有名な「ゆかり」の缶を使いました。
この手の缶は部品入れなどに使用するので、捨てずに取ってあります。

外観です。かなり巨大な缶で、サイズは27x37x5cmです。


シールド効果を高めるため、蓋との間も接続できるようにしてあります。


中身です。
実験中の50MHzPLL SSBトランシーバの基板を取り付けてみました。
広いので余裕たっぷりです。


外部との接続用に、BNCコネクタと電源コネクタを付けました。


ベタグラウンド基板は両面テープで貼り付けます。
スチール缶なので、表面を少し削れば簡単に半田付けができますので、ケースにアースを落とします。


50MHz PLL SSB トランシーバの製作 その15

2009-12-20 | ジャンク箱拝見
その15です。
12MHzのPLL-VCO出力と20MHzVXOを混合するMIX32基板をつくりました。

回路図です。
VXOの発振と混合にはTA-7310Pを使用しました。


基板です。
広めの基板に引っ越したのですが、混合後の同調回路を複同調にしたので、コイルが4つになり、混み入っています。


斜めから見たところです。
PLL-VCOの入力端子は3dBのアッテネータにしたので、NoLand工法の∞Ω抵抗は2箇所だけでした。

NoLand工法のすすめ

2009-12-17 | その他
ベタアース基板に部品を配置していく配線方法は色々あって、本邦では今井OMの「ランド式」や欧米では「マンハッタン工法("Manhattan" style PCB Construction)」が有名ですが、マイナーなところではリューターでお堀を掘ってランドにする「掘割方式」などがあります。
変わった所ではJR3KQFさんの「押しピン・ランド方式」でしょうか。

今回ご紹介するのは「NoLand方式(NoLand PCB Construction)」です。
掘割方式は手間がかかり過ぎますし、ランド方式でも、ランドを作るのと、基板に貼り付けるのに手間がかかります。
また、高周波回路では、微少ですが、ランドと基板の間で形成されるコンデンサの容量も気になりますし、貼り付けてあるので、ランドの位置を変更するのが大変です。

そこで、身近にある部品を利用してランドの代わりにしました。
沢山あって、安い部品といえば抵抗です。
100MΩくらいの抵抗があればそのまま使えますが、見かけたことがありません。
そこで、ジャンク箱に沢山ある普通の抵抗を利用します。
1/4サイズの抵抗であれば、値は問いません。
足の長さが短い200Ωの抵抗があったので、利用頻度が少ないと判断して、これを使いました。
左がランド代わりに使う改造後の抵抗、右が元の抵抗、下が切断する前のランドの元です。


抵抗の構造はご存知の通り、セラミックの棒の表面にカーボンを塗って両端に電極をつけたものです。
そこで、リューターやヤスリでこのカーボンを削ってあげれば、リードがしっかり付いた∞Ωの抵抗ができます。
削った抵抗のUPです。
テスターで測定してみましたが、20MΩレンジでオーバーしました。
ちなみで静電容量も測定しましたが、0.1pF程度で十分な性能です。


NoLand工法の実施例です。
VXOは水晶、L、Cが直列につながりますので、どうしても途中にランドが必要になります。
以前の基板が小さ過ぎたので大きい基板に引越し中ですが、このLの部分を「∞抵抗」で支えてあります。
右側のは、キャリア入力用の端子で、同軸ケーブルが繋がりますので、ある程度の強度が必要です。


ランド代わりの「∞抵抗」はリューターがあれば30秒もあれば改造できるので、皆さんいかがですか?
ちなみに大き目の抵抗を削ってコイルを巻くとFBな空芯コイルができます。

50MHz PLL SSB トランシーバの製作 その14

2009-12-14 | PLL
その14です。

12MHzPLLVFOができたので、20MHzのVXOを作りました。

12MHz台と混合して32MHz台にするとともに、20MHzをVXOとして1kHzステップの間をカバーします。

混合はTA7310Pを活用することにしたので、TA7310Pの発振回路を利用しました。

基板です。
当初はTR2石でのVXOを試作したのですが、DBMでの混合も面倒なので、頂いたTA7310Pを使うことにしました。
コイルが2つ乗るので、この基板では小さいですね。



バリキャップは何種類かジャンク箱に常備してはいるのですが、通常のダイオードでもバリキャップの代わりになるものがある、とのことなので、バリキャップで動作確認した後で、取り替えて実験してみました。

1S1588っぽいシリコンダイオードの中にもバリキャップとして使えるものがありました。
整流用の大き目のダイオードもいいかんじで使えることが分かりました。
ゲルマダイオードは全滅でした。
色々試してみましたが、緑地に茶と黒のラインが入った謎のダイオードの可変範囲がバリキャップ並みだったので、これを使うことにしました。

このダイオードは沢山あるので、バリキャップの代わりにパラにしたりして使えそうです。
上から3番目です。

可変範囲は3.9μHのLを使用して2.9kHzほど確保できました。
上の方は詰まっているので、下の2kHzくらいがいいところです。



50MHz PLL SSB トランシーバの製作 その12

2009-12-12 | PLL
その12です。

PLL制御ソフトが完成したので、PLL制御部を実装しました。
12MHzVCOに接続してテストしました。
PLLのリファレンス周波数は10MHzの予定でしたが、MC145157のデータシートを見たところ、5Vの電源では7MHzまでとのことなので、4.915MHzに変更しました。


周波数カウンタで確認しました。


PLLがロックするまで体感で0.5秒弱の時間が掛かるのが気になりますが、ロータリーエンコーダーの追従も速くないので、良しとします。
1kHzステップ+20MHzのVXOでカバーしますのでVXOのカバー範囲を広めにできれば、受信時の操作性はともかく、なんとか運用できるのではないかと思います。
昔ベルコムから出ていた430MHzのSSBができるハンディを思い出します。

MAX038広帯域オシレータの製作

2009-12-07 | 測定器
±5V電源ができたので、ケースに入れました。

7バンド切替で、20Hz~20MHzまでカバーしています。
周波数範囲決定用のCは、10pF、47pF、101、102、103、104、105です。
浮遊容量が加わるので、計算通りの周波数にはなりませんが、こんなものでしょう。
周波数設定は50kΩ10回転のポテンショと100Ωのスプレッドです。
VRの回転数と周波数の関係はリニアではありません。
周波数の安定度もMHz台では良くありませんが、任意の周波数の信号が欲しい時には役に立ちます。

広帯域なVCOなので、PLL制御すると面白そうです。

波形は、サイン波、方形波、三角波が選べますが、サイン波のみの設定としました。


電源コードが生えているので、不便なようですが、電源を気にすることが無いので便利です。

±5V電源の製作

2009-12-06 | 電源
ジャンク箱から以前作ったMAX038広帯域精密波形オシレーターキットの基板が出てきたので、これ用の電源をつくりました。

±5V 100mAが必要なので、センタータップトランスと正負レギュレータICを使って組み込み用の電源を作りました。

基板です。
組み込み用なので、プリント基板に空中配線にしました。
レギュレータは、78M05と79M05です。
放熱がいい加減ですが、100mAは取れそうです。
79xxって足の配置が78xxと違うんですね。