JJ1WKN Log

自作や移動運用関連のログです。

ツートーン発振器の製作

2007-05-26 | 測定器


野毛トラ班でSSBジェネレータの追試をやっています。
変調回路の調整にはツートーン発振器が必要です。
ということで、ツートーン発振器を作りました。

回路は周波数の異なるツインTのサイン波発振器を2つの出力を合成して、増幅しただけです。
27x5のサイズで穴あき基板にレイアウトしました。
基板のレイアウトです。

基板です。
右側のジャンパーでシングルトーンとツートーンの切り替えをします。


90x65x30mmサイズのケースに入れました。
電池は内蔵で3.6Vのリチウムイオン電池にしました。


静止してくれないのでブレていますが、2102Hz+619Hzのツートーンの波形です。


久々の移動運用

2007-05-20 | 移動運用

いい天気だったので、午後から久々に移動運用に出かけました。
短時間の運用でしたが、50MHzで5局、18MHzで1局交信できました。

アンテナは6mの1/2λホイップをたも網の先にビニールテープで取り付けたお手軽バージョンです。
撤収間際に18MHzを聞いたら開けていたので、呼んでみたら北海道から応答がありました。


自作の6mDPです。
角材を蝶つがいで接続して、1.5mのロッドアンテナを取り付けてあります。


北側の風景です。
ランドマークタワーが一望できます。



リチウムイオン電池の充電 その2

2007-05-19 | その他

ジャンク屋でLi-ionバッテリーパックを買ってきました。

これからはLi-ionが出回ります。
どうせ買うなら1セル当たりの電圧が3.6Vと高くて軽いLi-ionにしましょう。

シャー●製 14.4V 2500mAh で100円でした。
ネジ止めだったので、ネジを外したらケースが空くかと思ったら、中で電池が両面テープで貼り付けてあったので、バリバリと空けました。

空けたところです。2パラx4直列です。
3本端子だったので、制御基板無しかと思ったのですが、立派な基板が入ってました。
もちろん制御基板は不要なので、切り離します。


電池を取り出して1セルずつ電圧を測りました。
2.77Vあったので、充電すれば使えそうです。全セル同じようならOKです。

電圧が出てないセルがあったら、試しにそのセルだけ充電してみます。充電できるようならOKかも。

死んでいるセルがあったら切り離して、生きているセルだけで電池パックを作りましょう。
少し大きいですが単品にして、AVRやPICで作った小物用に使いましょう。


チェックが終わったら、ケースに戻して充電しましょう。
今回は少し控えめにして、4.0Vx4=16.0V を目標に充電します。
充電の仕方は前回と同じです。


よい子はマネをしてはいけません!

穴あき基板の切断

2007-05-14 | その他

穴あき基板の切断です。

万力の幅より基板が小さい場合は、万力にはさんで両側からPカッターで何回か切れ目を入れて折るだけです。

今回の基板は万力の幅より大きいので、Pカッターだと深い切れ目を入れなければきれいに折れそうにありません。
そこで、1280円で買ってきたリューターに100円ショップで買ってきたダイヤモンドカッターを付けて切れ目を入れることにしました。


基板の表と裏に切れ目を入れます。



後は万力に挟んで折るだけです。






DDSコントローラーの製作

2007-05-13 | AVR
AVRのテストボードを作ったので、ATTINY2313を使ってDDSコントローラーのプログラムを開発しました。

テストボードです。
ATTINY2313のほかにATTINY26とATMEGA168の開発ができるようにするため、ソケットだけ実装しています。
右下のソケットにはRS-232Cのレベル変換のICが入ります。
クロックは周波数カウンタ用に25.17MHzのCXOを用意しました。
(今回は内蔵8MHzなので使用していません。)


DDSと接続した様子です。
ロータリーエンコーダーが無かったので、UP/DOWNスイッチでオーソドックに制御します。
真ん中のモードSWで周波数とステップのモードを切り替えます。
10倍や1/10の処理ですむように、ステップは10Hz~100KHzの5段階としました。

ソフトはBASCOMで開発しました。
下の1行でPD4のクロックに従いPD3に26ビットの周波数データ(Freqdata)を出力できます。
Shiftout Portd.3 , Portd.4 , Freqdata , 3 , 26 , 10



表示は上段がUP/DOWNスイッチで制御するモード(F:周波数 S:ステップ)とステップです。下段は周波数です。
操作性はもう一歩ですが、なんとか実用レベルに達しました。
ロータリーエンコーダーもいいですが、AD変換を使ってポテンショとスプレッド+バーニアなんていう構成も面白いかもしれません。


周波数カウンタ(未校正)の表示です。




パーツBOX

2007-05-13 | その他

昨日のミーティングで部品整理の話題がでたので、パーツBOXを紹介します。
きちんと分類しているのは、抵抗とコンデンサだけです。
あとの部品はパーツBOXに適当に入れてあります。

抵抗だけでもこれだけあります。


クローズアップします。


BOXのふたを閉めたところです。


ふたを開けたところです。
抵抗の足が曲がっているのは、以前薬BOXに入れていたときの名残です。


コンデンサや他のパーツは薬BOXに入れています。
月~日 x 朝/昼/夕/夜 で28分類できます。
このBOXには1~25PFまでのセラミックコンデンサが入っています。

リチウムイオン電池の充電 その1

2007-05-07 | その他

ジャンク箱を漁っていたら、以前100円で購入したリチウムイオン電池が出てきました。
3.6Vなので、PICやAVRを使った小物の電源にぴったりです。
リチウムイオン電池は制御回路が組み込まれていて専用の充電器がないと充電できないものが多くあります。
ジャンクの電池ですから専用の充電器がありません。
ダメモトで分解してみます。
出てきた電池はビニールテープを巻きますので、ケースはいりません。
ニッパーでバリバリやりました。電池の抜け殻です。

ケースの注意事項に書いてあるように、よい子はまねをしてはいけません
予想とおり制御回路がついていましたので、切り離します。


出てきた電池です。角型で006Pの厚さを半分にしたくらいの大きさです。
これで、3.6V 550mAhです。


ここまでくれば充電は簡単です。
安定化電源を4.2Vに設定してつなぐだけです。
充電が進むにつれて電流が流れなくなりますので、半日位放置しておくと充電完了とのことです。

とはいうものの怖いので、逆流防止のダイオードを入れて低い電圧から少しづつ高くしていきました。
300mAくらい流れるまで電圧を上げます。少しすると電流が減ってきますので少し電圧を上げます。
こうやって定格の3.6VになればOKです。少し様子を見て問題がないようでしたら4.0V位に設定して放置します。
たまに様子を見て電流が50mA以下になっていてら少し電圧を上げます。
4.2V以上にはしないでください。


DDSの実験

2007-05-06 | AVR

連休中に買ってきた秋月のDDSキットを組み立てました。

先ずはパラレルモードで1024Hzの設定です。
SW3(左下):00000000 SW2(左上):00000100 SW1(右):00000000



続いてAVR+BASCOMで7MHzをシリアルモードで設定しました。
LCDには"7000.000KHz"を表示しているだけです。
周波数カウンタの実験で使った回路のままです。
DDSとの接続はSTB/DATA/SCKの3ポートが必要ですので、空いているポートに割り当てました。
Gと合わせて4本の線で接続します。DDS側と合わせて2x3pinのコネクタを増設しました。
覚書です。電源の投入はDDSが先です。DipSwは全部Off。

周波数カウンタの表示とは少し差がありますが、周波数はさすがに動きません。


DDSを使ったVFOはロータリーエンコーダーでの操作が定番のようですが、とりあえずUp/Downキーにしようと思います。
Up/Downキーと周波数ステップの切り替えSWの計3ポートあれば済みます。

AVR LED時計の製作

2007-05-02 | AVR

昨日は秋葉原に出かけたので、パーツを仕入れてきました。
秋月でRTC-8564NBというリアルタイムクロックモジュールを買ってきたので、LED時計を作ってみました。

回路とソフトは松原さんのサイトのものを使用しました。
松原さんありがとうございました。

RTCモジュールは32.768KHzの水晶を元に時間を刻み続けています。
AVRとはI2Cで時刻の情報を通信し、AVRはSWを押したときだけスリープから目覚めて3桁の7セグメントのLEDに時刻を表示させます。
時刻合わせは、AVRライタを経由してPCからシリアル通信で行います。
電源は、1Fのスパーキャパシタを充電して使用します。
SWを押さないときは275nAなので、表示させなければ数ヶ月持つそうです。

基板です。
スペースの都合でISPコネクターは2x3にしました。
1x6⇒2x3のケーブルも作ったので今後レイアウトは楽になりそうです。


時刻を表示したところです。
LEDは3桁しかないので、10時(一〇)と11時(一一)は漢字?表示します。


RTCモジュールです。8pinサイズです。
カレンダーやアラーム機能もありますので、LCD表示の時計に仕立てるのもいいかもしれませんね。