JJ1WKN Log

自作や移動運用関連のログです。

6M11 一球ラジオの製作 その4

2008-11-25 | 真空管
バーアンテナと局発/周波数変換後のIFTまで実装しました。
バーアンテナはバリコンに合わせて手巻きで巻きました。
アンテナコイル側の巻き数が多過ぎますが、グリッド側に接続する予定だったのを急遽変更したためです。
ゲインが不足した場合は、グリッド側に接続してみようと思います。

バーアンテナが付くとラジオらしくなりますね。



IFTは昨年12月の例会で頂いたものをそのまま使用しています。

今回は実験なので行き当たりバッタリでレイアウトしていますので、そろそろレイアウト的に破綻しそうです。
IFTが斜め配置なのが原因です。
OSCコイル以外は中間タップを使わないので、真ん中の足を切ればよかったのですが、OSCコイルにつられて斜めに配置してしまいました。
あとIFTは1つなのでなんとかなりそうですが、さすがに出力トランスは基板に載りそうにありません。

今晩はこの辺で。
明日は、ゲルマダイオードでもつないで455kHzを検波して聴いてみようと思います。

AMオシレーターの製作

2008-11-24 | その他
AMラジオの調整用にオシレーターを作りました。
回路的には単なるワイヤレスマイクですが、調整用なのでマイクは付いていません。
ハートレー発振回路で発振させて、次段の高周波増幅でベース変調しています。
外部入力を386で増幅して加えますが、調整の時に音源を用意するのも面倒なので、オルゴールICと外部入力を切り替えられるようにしています。

基板です。LEDはオルゴールICの電源用です。


ケースは日本酒の紙パックで作りました。


アルミ箔が貼ってあるので、見た目は金属っぽくなりした。


周波数は520~1600kHzです。



6M11 一球ラジオの製作 その3

2008-11-18 | 真空管
早速局発の実験です。

発振コイルはトランジスタ用のジャンクです。
コンデンサが付いていないのと、コアが赤いので発振コイルでしょう。
アンテナコイル側の配線は省略して、局発のみ配線してみました。
負荷は適当なチョークです。
バリコンは430pFでトランジスタ用の発振コイルには大きいと思われるので、390pFをパッディングコンデンサとして入れてみました。

火を入れて受信機で受信したところ発振しているようです。
コアを調整して下限を985kHzに合わせたところ上限は2700kHzとなり、さらなる調整が必要です。


今晩はこのへんで。


6M11 一球ラジオの製作 その2

2008-11-17 | 真空管
電源がないと実験ができませんので、電源を仮組しました。
一球ですが、ヒーター電流が0.77Aと大喰いなので、適当なヒータートランスを探すのに苦労しました。
ヒーター電圧は6.5Vになりましたのでヨシとします。
B電圧は倍電圧整流で、コンデンサが爆発することもなく、無負荷で280Vとなりました。


このあとは3極管による周波数変換の実験です。
バリコンに合うアンテナコイルと局発コイルが必要となります。
さて、どうしたものか。

6M11 一球ラジオの製作 その1

2008-11-16 | 真空管
先日秋葉原で6M11という複合管を買ってきたので、一球ラジオを作ってみようと思います。
6M11は12ピンのコンパクトロンで、3極管が2つ、5極管が1つ入っています。
この球1つでスーパーラジオを作ってみようというテーマです。
IFTや発振コイル、ゲインの問題などがあって、実験しながらの製作となりそうです。

Lアングルの加工風景です。
26mmの穴を開けなければならないので、オーソドックスに小さな穴を開けてつないでいきます。
木の板にソケット固定用の穴を利用してネジ留めして、線に沿って穴を開けていきます。
あとはヤスリできれいに成形すればOKです。
いつもながら、金属加工は大変です。


トランジスタ用のIFTなどを使う予定なので、穴あき基板にしました。
真空管の熱から各部品を離すために、L型アングルで基板の端に真空管ソケットを配置しました。


PIC 16C57 赤外線リモコンキットの製作

2008-11-15 | PIC
部品捜しのためにジャンク箱をひっくり返していたら、10年近く前に買った秋月の赤外線リモコンキットが出てきました。
PIC16C57は28ピンのICで20本のI/Oがあります。
このキットは赤外線リモコンが付属していて、モーメンタリ出力3CH、ラッチ出力5CH、ロータリー出力8CHの計16CHあります。
出力用のパワートランジスタアレイが付属していますが、動作確認用に10連LEDを直接ドライブしてみました。
モーメンタリー出力とラッチ出力を1CHずつ、残りはロータリー出力にしました。

少し大きいのですが、いつもの葉書ケースに入れました。
電池はいつものリチウムイオン充電池です。


赤外線センサーにリモコンを向けるとLEDは見えないのですが、数mであれば天井反射などで動作しました。



1.5VでLEDピカピカ

2008-11-09 | その他
1.5Vで2つのLEDを点滅させる回路の実験をしました。
3VあればLEDは点灯できるのですが、1.5Vで点灯させてみました。

実験なのでブレッドボードで組んでみました。

回路図その1です。
マルチバイブレーターで発振回路を作り、電池と充電したコンデンサを直列にして3Vを得る方式です。


コンデンサに充電した電荷は一瞬で放電されるので、高輝度のLEDでないとNGです。
コンデンサをもう少し大きくした方がいいのですが、充電に時間がかかるので、間延びした点滅になります。


回路図その2です。
3Vでは青色や白色LEDは点灯できないので、コイルの逆起電力を利用して昇圧する回路です。


あまり明るくありませんが点滅します。


回路図その3です。
発振周波数を高くして、DCDCコンバーターに改造してみました。


電源を3Vにして、倍電圧整流したところ無負荷で60Vが得られました。
もう少し電圧が欲しいところですが、電池管を動かすのにいい感じです。

CW送信機の製作 その4

2008-11-06 | 真空管
ドライバー段まで実装しました。
スペースの関係でOSC段は左側に移りました。
ドライバー段も6AQ5です。


上からの眺めです。


この実験基板では終段を追加するのは無理そうですね。
そろそろアルミシャーシに乗せないといけません。
電源も170Vでは役不足ですし。

火入れは明日にして、今晩はこのへんで。

FMゲルマラジオの製作

2008-11-02 | その他
円海山にあるFM横浜の送信所から直線距離で1.3kmの所に住んでいますので、ゲルマラジオでFM放送が受信できるかもしれません。
そので検索したところ「ゲルマラジオの試作工房」というHPで「FMのゲルマラジオ」が掲載されたいましたので、早速作ってみました。

試作したFMゲルマラジオです。
バリコンはFM用の2連バリコンを直列接続したものを使っています。
FMトランスミッターのアンテナを接続したところ十分な音量で受信できました。
ベランダに張ってあるロングワイヤーを接続したところ、FM横浜を微かに受信することができした。
屋外できちんとしたアンテナを接続すれば良好に受信できることでしょう。


コイル部分のUPです。
真鍮線を適当に巻いて作りました。内径22mm7T、リンクコイル2Tです。