JJ1WKN Log

自作や移動運用関連のログです。

KX3用データモードインターフェースの製作 その2

2018-02-25 | 無線機
その2です。

KX3用はケーブルを直接基板に配線していましたが、他の無線機にも対応しようと思い、コネクタで接続する方式に変更しました。



左からノートPC用のコンボジャック、VR基板、KX3用マイク/スピーカー、右の緑コネクタが付いているケーブルがFT-817のDATA端子用です。

VOXやCATでPTT制御ができる無線機はこれでいいのですが、DTRでPTT制御をしないといけない無線機もあります。
このような無線機用にUSBシリアル変換モジュールからDTRで制御できるようにしました。
テストしたところ、USBシリアル変換モジュールの論理が逆で送信時にLOWレベルになっていました。
USBシリアル変換モジュールの設定を書き換えることもできますが、Arduinoと接続できなくなるので、PNP型トランジスタでドライブすることにしました。
USBシリアル変換モジュールを使用したので、DTRだけでは無くTX/RX信号もCAT用に出してあります。

北シャックのPCと無線機用に2号機を作りました。回路図です。
1号機はUSBとCATのコネクタが無いだけの違いです。


ジャック箱にちょうどいい大きさのケースがあったので、ボリュームとトランジスタSW部分を入れてみました。

3.5MHz用釣り竿アンテナ

2018-02-21 | アンテナ
3.5MHz用の釣り竿アンテナを作りました。
7MHz用の釣り竿アンテナにコイルを追加する手もあったのですが、大きなコイルを釣り竿の中央に配置すると目立ちそうなので、別の釣り竿で3.5MHz専用にしました。

16.8mに切ったワイヤーがあったので、10mくらいヘリカルに釣り竿に巻きつけ残りは垂らせばいいと思って作成したところ、まだ長さが足りないようなので、ベースローディングコイルを追加しました。

給電部です。ベースローディングコイルは直径25mmmにACコードを48回巻で巻長15cmです。
バナナプラグでモービルホイップの基台のMコネに接続します。


中間部です。10~20mmピッチで巻きつけました。
流石に釣り竿を縮めると伸ばした時に元の状態にするのは困難そうなので、釣り竿に巻きつけたママ使用することにします。
釣り竿は先端の1段は使わず、短めの365cmで、290cmまで電線を巻きつけています。
この長さなら、釣り竿を伸ばしたママでの出し入れは簡単です。
もう少し建物から離したいところですが、釣り竿の出し入れが大変なのでこの辺で妥協します。
ヘリカル巻した釣り竿の伸縮を簡単に行う方法は、今後の課題です。


先端部です。7mくらい電線が垂れ下がっています。
地上まで30mはあるので大丈夫でしょうが、目立つので日没後の使用に限られます。


この釣り竿はカーボンロッドかどうか迷うところですが、キズがついた部分が黒くなかったので、多分カーボンではないとの想定で使用しました。
カーボンロッドかどうか見分ける方法をご存知の方がいらっしゃいましたら教えて頂ければ幸いです。

このアンテナとKX3で昨日20:00からのデータモードスケジュールで国内の数局とJT65で交信できました。
交信頂いた各局ありがとうございました。
アパマンハムなので、3.5MHzは無理かと思っていましたが、なんとかなりそうです。


430MHz用4段コリニアアンテナの製作 その2

2018-02-20 | アンテナ
その2です。

千葉市の実家で移動運用をしてみました。
平日の昼間ですが、箱根のリピーター経由で1QSOできました。


銅箔テープを使用して2号機を製作しました。
2号機は5段にしてみました。
スタブはまだ丸めていません。


各段の接続にはギボシ端子を使用しました。


給電部は1号機と共用で、ガンママッチで整合しますが、SWRはまだ測定していません。
Cは固定なので、ショートバーで調整するようです。

430MHz用4段コリニアアンテナの製作

2018-02-12 | アンテナ
移動運用向けに作ってみました。

コリニアアンテナは同軸ケーブルで作る例がありますが、同軸ケーブルの処理が面倒なのでワイヤーで作ってみました。
自立しないので釣り竿にテープで貼り付ける方式にしました。
全長123cmです。もう少し段数を増やしてもいいかもしれません。


各段で分割できるようにしたので、持ち運びは便利です。
サイズは37x22cmです。


全部でこれだけです。縮長が短い釣り竿が欲しいところです。


スタブを丸く巻いたので、収納時はだいぶコンパクトになりました。

KX3用データモードインターフェースの製作

2018-02-07 | 無線機
先日やっとデータモード対応の変更申請が終わったので、KX3用データモードインターフェースケーブルを作りました。

PTT制御はCATで行うので、KX3側はマイクとスピーカーの結線のみです。
PC側はマイクとスピーカーが統合された4Pジャックなので厄介でした。
100円ショップでスマホ用のイヤフォンマイクを買って、結線を調べたのですが、スピーカーのLとRが統合されており、一般的な4Pプラグとしては使用できません。
幸いスピーカーの線はモノラルでOKなのでそのまま使用することができました。

回路図です。KX3のAFVRはデジタルなので、音量調整用のVRを追加しました。
モノラル対応ですが、モニタ用のフォーンジャックも追加しました。


インターフェース基板です。写真には写っていませんが、3芯ケーブルの先にスマホ用の4Pプラグが接ぎ木されています。


早速JT65で南シャックのKX3から北シャックの受信機へとテスト電波を飛ばしてみました。


JT65はOKでしたが、FT8ではデコードできませんでした。
パワーは最小の0.1Wですが、Sは振れているので、他の要因かもしれません。
よく見ると時計も周波数もかなりズレているようです。
マイクゲインも絞り過ぎのようなので、調整が必要です。

HF用釣り竿アンテナの製作 その2

2018-02-06 | アンテナ
その2です。

7MHzはいいのですが、21MHzが全く飛ばないので、センターローディングコイルをスルーできるように改造しました。
コイルはテープで竿に固定してミノムシクリップでショートケーブルに変更すると21MHz対応になります。
もう少し太いコイルに交換すれば3.5MHzに出られるかもしれません。

全部黒系統の色なので紛らわしいのですが、何も接続されていないミノムシクリップがコイル側です。

FT-817 ディスプレイの製作 その3

2018-02-05 | Tanukino
その3です。

FT-817からデータを入力する部分とLCDへの表示部分を合体しました。


表示部分です。
1行目は周波数のMHzとkHz部分、2行目はSメーター表示、モード、周波数の100、10Hz部分です。


要素機能の確認が終わりましたので、今後はまた、2台のESP-WROOM-02にそれぞれの機能を分割して、WiFi経由でデータを飛ばしたいと思います。