PIC 12F683+16F84A 周波数カウンタの製作 その２

その２です。

１６桁２行のＬＣＤは無線機に組み込むには少し大きいので、実際には１６桁１行か８桁２行のＬＣＤを使うことになりそうです。
この場合は表示行と、表示内容を微調整すればいいので、改造は簡単です。

モノバンドの自作無線機の場合、MHz台は固定ですので、kHz台の３桁あるいは0.1kHzまでの４桁の表示ができれば十分で、その分コンパクトに出来そうです。

そこで表示ルーチンを少し改造して、３桁の７セグＬＥＤにkHz台を表示してみました。
ポート数が不足するので、小数点の制御はできませんが、小数点が必要な場合は、固定で点灯すればＯＫです。
４桁にするにはポート数が足りないので、７セグデコーダの4511かシリパラ変換ICを使う必要があります。また、他のＰＩＣに移植する手もあります。

久しぶりにＰＩＣのアセンブラでプログラミングしました。
アセンブラができるのはＰＩＣくらいで、ＡＶＲはArduino以外の環境では開発できそうにもありません。

ＣＸＯはkHz台の確認ができるように29.952MHzに変更しました。
基板はピンを３つ追加して、ＬＣＤと共通で使用できるようにしました。


メインルーチンのＬＣＤ表示を強引にＬＥＤのダイナミック点灯に置き換えただけなので、少しチラツキますが、許容範囲です。


オフセットの設定もできますし、組み込み用の周波数表示はなんとかなりそうです。

PicKit3用ICSP書き込みボードの製作 その２

その２です。

以前使用していた秋月のPICライターから40ピンのゼロプレッシャーICソケットを外したので、少し長めのブレッドボードに移設しました。



跡地です。


ちなみに28ピンのゼロプレッシャーICソケットはTanukino AVR Writeｒで活躍しています。

PIC 12F683+16F84A 周波数カウンタの製作

CYTECさんの「ラクダの足跡」に掲載されている周波数カウンタを製作してみました。
「ラクダの足跡」には色々な周波数カウンタが掲載されていますが、今回製作したのは、下記です。

分周器にＰＩＣを使用。ＰＩＣ１２Ｆ６８３＋ＰＩＣ１６Ｆ８４Ａ、オフセット設定ツ－ル付き「ＶＦＯ周波数表示器 Ver2 の製作！」（７５０Ｋ）

プリスケーラ無しで70MHzまで計測できるとのことなので、高目の周波数でのVXOや、50MHzのDSBやAM機の周波数表示に使えそうです。

70MHzのCXOを接続してのテスト風景です。


無線機への組み込みを想定して、LCDはケーブル接続とし、穴開き基板に押し込んでみました。
PIC16F84Aの下にあるのは、8MHzのCXOです。表面実装品なので、裏側にして配線しました。