JJ1WKN Log

自作や移動運用関連のログです。

短波ラジオ ELPA ER-21T を買いました

2008-07-31 | その他
近所のスーパーで周波数デジタル表示の短波ラジオを2480円でみつけたので、ネットで調べてみました。

ELPA ER-21Tです。
コストパフォーマンスが良いので、某chでは専用のスレがあって盛り上がっているようです。

なかなか良さそうなので、会社の帰りにBICカメラによって買ってきました。
同じ2480円でしたが、ポイントの分お得でした。

これです。


安いわりには高級感のある質感です。

周波数表示ですが、PLLではなく、周波数カウンタで表示しています。
SWは5KHz単位で、この表示は7025KHzです。
AMはKHz単位、FMは50KHz単位の表示です。

全部で12バンドあり、SWはSW1-SW10ですが、フルカバーしてはいません。
BFOもありません。
クリコンを作って50MHzAM受信機の親機にしてみるのもいいかもしれません。
各バンドの周波数範囲です。
定格ではこれより狭い範囲となっています。
Band  From     To      BW[KHz]
FM    74.6 - 109.2 MHz 
MW     518 -  1659 KHz  1141
SW1   3765 -  4435 KHz   670
SW2   4575 -  5265 KHz   690
SW3   5730 -  6460 KHz   730
SW4   6905 -  7600 KHz   695
SW5   9090 - 10780 KHz  1690
SW6  11270 - 12510 KHz  1240
SW7  13280 - 14680 KHz  1400
SW8  14510 - 16145 KHz  1635
SW9  16730 - 18585 KHz  1855
SW10 20825 - 23020 KHz  2195

使ってみた印象ですが、
・ダイヤルは糸掛け式らしいのでバックラッシュが少しあります。
・MWやSWの音がいいです。(帯域が広いだけ)
・感度は50cmくらいのロッドアンテナで屋外で聞くには十分です。
・イメージ混信が若干あるようなので、大きなアンテナはつけないほうが無難です。
電池の持ちがいいみたいなので、持ち歩き用にしたいと思います。

78K0マイコンで秋月32x16LED 電光掲示板の製作

2008-07-27 | 78K0
漢字2文字が出るようになったので、電光掲示板にしてみました。
最終的にはスクロールするようにしたいと思いますが、とりあえず2文字ずつ表示するようにしました。

今回はテストしながらプログラムを作成しているので、完成までに時間がかかりますが、USB接続でテストができるので、開発効率が上がります。
C言語なのと、プログラム容量を気にせずに開発できるのでPICやAVRに比べると楽です。
フォントとプログラムでまだ2KBまでありません。

RAM版でテストしてからROM版をコンパイルして単独で動作するようにしました。
RAM版ではLEDボード用の電源は別でしたが、ROM版では、USBポートからもらうようにして、USB用の5V電源を接続します。
無銭家で丁度よいケースが無かったので、ボール紙の箱に入れてみました。
カッターとテープで工作できました。







ソースは JJ1WKN 電子工作倉庫 に掲載しました。

78K0マイコンで秋月32x16LED点灯実験 その1

2008-07-21 | 78K0
78K0マイコンに秋月の32x16ドットLEDマトリックスボードを接続して点灯させてみました。
6本の信号線でシリアル制御できるボードです。

78K0マイコンのP10-P14のポートを信号線に割り当てました。
STROBEはGNDに接続して常時点灯にしました。

作成した基板です。


ソフトはテスト用に1パターンを表示させました。
今回は作成した基板の動作確認なので、RAMで動作させるので紐付きです。
ダイナミック点灯なので、デジカメで撮影すると、一部が光っていないのが分かります。
目で見るとちゃんと菱形に見えます。


ハードの確認ができたので、いつもの電光掲示板にしてみたいと思っています。

リセッタブルフューズ(ポリスイッチ)の実験

2008-07-19 | 電源
見た目ポリスイッチということで実験してみました。
ポリスイッチは商品名で一般名はリセッタブルフューズというそうです。
今回のはメーカ不明のジャンクなので、リセッタブルフューズです。

0.65A定格で1.3Aで遮断との想定ですので、1Ωの抵抗を5本直列に接続してAVRで電圧を上げていこうと思います。
1Ωの抵抗の電圧降下をテスタで測れば電流が分かります。

ブレッドボードで実験してみました。


0.65A流してみましたが、少し熱くなっていますが、電流の変化はありません。
電圧を上げて1.2Aくらい流したところ、電流が急激に下がって0.2A程度で落ち着きました。
完全に遮断するわけではなさそうです。
ということで、使えそうなジャンクでした。

ポリスイッチかしら?

2008-07-13 | その他
ジャンク箱から出てきました。
ZNRかと思ったら抵抗が0Ω付近でした。

色から判断するとポリスイッチのようですが、何の部品だかご存知の方は教えてください。

表です。


裏です。


ポリスイッチだとすると、電流を沢山流すと熱くなって抵抗値が高くなるので実験してみようかと思います。

トラ技 付録 NEC 78K0 マイコン その2

2008-07-13 | 78K0
NECから無償で提供されている、78K0の開発環境を導入してみました。

インストール後サンプルプログラムをビルドしてみたところ、リンクエラーがでました。
@@LCODE is not exist というエラーで、調べてみたところコンパイラオプションで「標準ライブラリを使用しない」設定にしたにもかかわらず、RamApp.drファイルで標準ライブラリを使用する設定になっていました。
P141ではcommonフォルダから5つのファイルをコピーするように書いてありますが、このままではエラーになるようです。
標準ライブラリはとりあえず使いませんので、RamApp.drファイルの最後の行をコメントアウト(先頭に#を入れます)したら、リンクエラーが出なくなりました。
#MERGE @@LCODE := IXRAM

ビルドしてみたところです。
「RAMエリアの初期化ができない」とのワーニングが出ていますが良く分かりませんので無視します。


loadして動作確認をしているところです。
このプログラムは、初期メッセージを出したあと、USBから1文字入力するごとにエコーして、LEDのOn/Offを変更しています。
xが入力されるとプログラムは終了します。


トラ技バイオスのおかげでホスト側のPCと文字のやり取りが簡単にできるので、応用範囲が広がりそうです。 

トラ技 付録 NEC 78K0 マイコン その1

2008-07-12 | 78K0
昨日買ってきたトランジスタ技術 2008年8月号にはNECの78K0マイコン基板が付録に付いていました。
このマイコンにはUSBコントローラが乗っていて、USBファームウェアと、プログラムの書き込みなどを行うBIOSが書き込まれているので、USBに接続すればすぐに動作します。
コネクタの半田付けなども不要で、基板を直接USBポートに刺すことができます。

USBマイコン基板です。


パソコン側には、USBをシリアルに変換するドライバをインストールしますので、ハイパーターミナルなどの通信ソフトで制御することができます。
ハイパーターミナルでUSBマイコン基板に接続して、BIOSのdumpコマンドでメモリの内容を表示しているところです。


プログラムの書き込みはHEXファイルをテキストでUSBマイコンへ転送すると、BIOSがメモリに書き込んでくれます。
RAMに書き込んで実行したところです。


サンプルプログラムのsample1.hexを書き込んでみました。
P6.1 ^= 0x01;
でP61ポートに接続されているLEDを点滅させているだけです。
マイコンで最初に動かすプログラムはLEDピカピカです。


無限ループするプログラムなので、動き出したら電源を切る以外に止めることはできません。USBポートから抜きます。
RAMで実行しているので、電源を切るとプログラムは消えてしまいます。

LEDピカピカのテストが終わったので、フラッシュROMに実用的なプログラムを書き込んでみることにしました。
RAMは2KBしかありませんので、大きなプログラムは書き込めませんが、ROMは8KBあります。
テストしたのは、サンプルの「あまり強くないオセロゲーム」です。
プログラムを書き込んでいるところです。
書き込みは1KBずつなので、大きなプログラムは数回に分けて書き込みます。


書き込みが終了してプログラムを起動したところです。


オセロゲームの初期画面です。


「あまり強くない」だけあって、適当にお相手したら勝ちました。


開発環境もC言語が付いているし、空きポートの数も多いので色々応用ができそうです。