JJ1WKN Log

自作や移動運用関連のログです。

納豆の製作

2011-01-31 | その他
納豆&モヤシ用温度コントローラーができたので、試験を兼ねて納豆を作ってみることにしました。

100円ショップで買ってきた大豆です。
中国産かと思ったら北海道産でした。
120gのうち半分を使ってみました。


半日水につけておいた大豆を鍋で煮ます。
断熱調理用鍋なので一晩放置しました。
少し固めですが、食べられます。
世の中の情報では「1日水につけた大豆を4~5時間煮る」とのことで、今回は大分短縮してみましたが、どうなることやら。


種の納豆です。


種納豆を少し取り出し、沸騰した少量のお湯でネバネバを洗います。
このネバネバに納豆菌が沢山いるはずです。
ちなみに他の雑菌は死にますが、納豆菌は100℃では死にません。


鍋を沸騰させ、熱いうちに容器に移して、先ほど作った納豆菌を少し掛けます。


容器にティッシュを1まいかぶせて、フタを載せます。
発酵には空気が必要です。
ヒーターの上にダンボール紙を1枚引いて、容器を乗せます。
温度コントローラーのセンサーはこのダンボール紙にテープで止めてみました。


発砲スチロールの保温ケースに入れて、発酵開始です。


24時間後の状態です。
色が変わっていない豆もあり、白い納豆菌が見えませんが、納豆の匂いがします。
納豆1号はとりあえず発酵はここまでとして、冷蔵庫で1日熟成させます。


納豆1号は煮方が足りなかったようですが、半日程熟成させて試食してみました。
かき混ぜると糸を引いたので、納豆菌は増殖しているようでした。
発酵が足りないので、味は煮豆と納豆の中間くらいで、美味しく頂きました。

納豆2号は1日水に浸した豆を半分に切って引き割り風を狙ってみました。
煮込みは5時間で、30時間発酵させて、現在は熟成中です。

Tanukino 16セグメントLED コールサインプレートの製作

2011-01-30 | Tanukino
久々のTanukinoネタです。

共立エレショップで格安で売られている大型の16セグメントLEDを使ってコールサインプレートを作ってみました。
このLEDは昨年大阪から買ってきて頂いたものですが、ようやく手をつけることができました。

16セグメント+DPのアノードコモンなので、LEDからは18本の線が出ています。
ArduinoはD0-D13、A0-A5の20本のI/Oがありますが、全部使うとしても17+3で3桁が限度です。
そこでIkkeiplexing(Charlieplexing)を採用すると18x17個のLEDを制御することができます。

何を作るかというと、16セグメントでアルファベットの表示ができるので、6桁のコールサインプレートがお約束なので、早速作ってみることにしました。

回路とサンプルソフトはIkkeiさんのブログに掲載されているのをそのまま使用させて頂きました。

出来上がりです。
ケースはLEDの周りにPP板を貼り付けただけです。
サイズは290x73x20mmです。
無計画に高さを20mmにしてPP板を切り出しましたが、LEDの裏に何とかTanukinoが収まりました。


中身です。
LEDの足を曲げて、各端子間の距離を計算して1本のポリウレタン線でつないでいます。
電池は携帯のLiイオン電池で、これもLEDの裏に貼り付けました。
端子に直接半田付けをして引き出しています。
3端子の電池はこのままで充放電できるようです。


TanukinoのUPです。
LEDに基板を付けると大きくなるので、最小限の部品でTanukino基板を作ってLEDの裏に貼り付けています。
4本のピンで、点灯パターンを変更することができます。



動画はこちらです。
Tanukino 16セグメントLEDを18本の線で制御




TC622EPA 納豆・モヤシ用温度コントローラーの製作

2011-01-20 | その他
正月に帰省した時に自家製の納豆でお餅を食べました。
家庭菜園で作った大豆が沢山あるので、これで納豆を作ったそうです。
納豆の次はモヤシを作りたいとのことでしたが、モヤシは温度を30度前後に保つ必要があるそうです。

モヤシ用の温度コントローラーをArduinoで作ろうかと思って温度センサーを調べていたら、秋月でTC622EPAとうサーモスタットICを見つけました。
このICは温度センサー内蔵で抵抗1本で温度を設定でき、設定温度を超えるとONになる出力と設定温度から下がるとONになる出力があります。

ACの制御はかなり昔に買った秋月のSSRキットを使うとして、フォトトライアックのLEDをドライブできるかテストしてみましたが、無理でした。
そこで、TRでドライブすることにしました。

回路図です。
当初は温度設定の抵抗を温度コントローラー側のVRにして任意の温度を設定できるようにしようと50cmほどのシールド線で引き回してみましたが、設定通りに動作しないので、温度設定は固定として、センサーに抵抗を付けることにしました。
せっかくなのでSWを付けて納豆用に45度の設定もできるようにしました。


温度センサーの部分です。
電源、GND、出力の3本の線で、温度コントローラ本体に接続します。
温度測定用の温度計のセンサーもテープでとめてあります。


温度コントローラ本体です。
ヒーターがONになると赤LEDが点灯します。
青LEDはパイロットランプです。


中身です。
電源はACアダプタを分解して取り出した小さなトランスを使用しました。


保温用のヒーター(75W)に接続してテスト中です。
30度の設定では29.5~30.5度に保たれていました。


確認用の温度計です。
小さいのが秋月の500円の温度計で、この温度を信用することにします。
横長のは100円ショップで買ってきた温度計です。
精度が±2度とのことで、表示は0.1度きざみです。
センサーは内蔵されているので、基板の裏に付いているサーミスタ(たぶん)を取り外して延長しました。
延長ケーブルの線の抵抗の影響か元々なのかは不明ですが、秋月の温度計より1度程高い表示となりますが、とりあえず使えそうです。

盆回 50MHz CW 送信機の製作

2011-01-08 | 盆回
本年も当ブログをよろしくお願い申し上げます。

「盆回」をご存知でしょうか。

小さなブレッドボードの上に動作する回路を組み立てるもので盆栽的回路ともいいます。
まりすさんが製作されているものを先日のMTM06で初めてみました。
ガジェットナイトで紹介されています。

早速何か作ってみようと検討したところ、50MHzのCW送信機にしてみました。

回路図です。
マルチバイブレータで1kHz程度を発振させて、コルピッツ発振回路のゲートに注入して変調を掛けます。
変調はAM変調+FM変調です。
周波数偏移が大きいので周波数を変更すればFMラジオでも受信できます。


ブレッドボードへの配置図です。


小さな鉢の中に壮大な自然の景色を造るのが盆栽なので、回路が動作するだけではなく、見た目も重視してみたいと思います。
できああがりました。
「景色」ということで、時節柄東京スカイツリーをイメージしたアンテナを建設してみました。高さは13cmです。
アンテナタワーの下部は正三角形にしたかったのですが、敷地の関係上二等辺三角形っぽい三角形になりました。
アンテナの足の1つはFETのソースに接続されていますので、実際にミニアンテナ
として動作しています。


ブレッドボードのUPです。
東京スカイツリー下の町並みをイメージしてみました。


コイルのコアを調整して50.5MHz付近に合わせてありますが、むき出しのコイルなので周囲の影響を受けて周波数は変動します。