JJ1WKN Log

自作や移動運用関連のログです。

お宝GET 壊れかけのRadio? その5

2010-01-31 | 真空管
その5です。
最終回はケースに入れて完成です。

ケース入れの前に御球の集合写真です。
左から6W-C5、6D6、6Z-DH3A、42、KX-80です。
マジックアイは既にケースに取り付けてしまったので、欠席です。
御球のメーカはナショナルが1本、RODINが2本、FUTABAが2本のジョイントベンダーです。


上から見たシャーシです。
シールドケースを外して撮影しましたが、この状態では発振しています。


目盛り板も取り付けてラヂヲらしくなりました。
8Vの照明球が付いていましたが、これも生きていました。


目盛り板には布が貼ってありましたが、書き込みができるように5mm方眼紙を貼りました。
位置の微調整ができるように、目盛りはマグネットシートに数字を書いて付けてあります。


木箱に入れました。
ツマミをつけて完成です。


パイロットランプの灯りで撮影しました。
暖かい灯りでいいかんじです。


目盛り板のUPです。


マジックアイのUPです。
数mのビニール線をアンテナにして撮影したので、同調はしていますが、閉じていません。


裏側です。


内部の灯りです。


お宝GET時と同じアングルです。
だいぶ綺麗になりました。



「クライスラー」ブランドに関して少し調べてみました。
「クライスラー」はクライスラー電気、後の佐藤電気産業のブランドで、秋葉原のサトー無線の前進だそうです。
内尾さんのサイトに当時の広告があって、昭和28~29年ころに発売されていたラジオキットです。
当時の価格で1650円とのこと。

お宝GET 壊れかけのRadio? その4

2010-01-30 | 真空管
その4です。

RF周りの配線をしました。
御球は生きていたようで、アンテナを付けて、火を入れたら受信できました。
HF機で局発のキャリアを受信して、受信範囲を設定しました。
IFTは調整用のネジが固かったので、とりあえず触っていません。


裏側です。


マジックアイを付けてみましたが、中の蛍光物質が劣化していて、明るいところでは殆ど光っていません。
暗いところだと何とか光っているのが確認できる程度です。
同調していない状態です。


同調すると、パックマンの口が閉じます。


マジックアイは6E5ですが、この表示だと昭和28年12月製造のようです。
ということで、このラヂヲは昭和29年以降に作られたもののようです。
マジックアイを新品に取り替えれば明るく光りますが、秋葉原では5000円~するので、このままにしようと思います。
ちなみに80が3500円~でした。


暗くしたので、ヒーターの灯りを撮影しました。


回路図です。

お宝GET 壊れかけのRadio? その3

2010-01-25 | 真空管
その3です。

外した部品を活用しながら、配線を始めました。
オリジナルの回路は書きましたが、自作品のようなので、標準的な5球スーパーの回路を採用しました。

とりあえず、6Z-DH3A,42、KX80部分を配線して、AF部のテストをしました。
よく調べたらピックアップ付きで、中央のVRはラジオとピックアップの切り替えSWでした。
右側の電源兼トーンコントロールのVRはSW部分が接触不良だったので、取り替えましたが、同じ値のSW付きVRが無かったので、SWのみとして、トーンコントロールは今後のテーマとしました。
配線が終わったので、SPを繋ごうと、木箱からSPを外して出力トランスをチェックしたところ、1次側が断線していました。残念。
手持ちの出力トランスを無理やり付けました。
ピックアップに低周波発振機の出力を繋いで、電源ON。
音がでました。御玉は生きていたようです。


御球のUPです。ST管の灯りはいいですね。


裏側です。
コンデンサは取り替えました。

お宝GET 壊れかけのRadio? その2

2010-01-24 | 真空管
その2です。

壊れかけのRadio?再生プロジェクトがスタートしました。

配線を書きとめながら、全部の部品を外しました。
ペーパーコンデンサは脇から絶縁物が噴出していたので、全滅です。
ブロックケミコンも怪しいのでボツです。
抵抗とマイカコンデンサは使えるでしょう。

全部の部品を外して、洗浄が終わったシャーシです。
昭和20年後半の品で、喫茶店で使われていたようで、タバコのヤニがこびり付いていましたが、きれいになりました。


ソケットなどの構造部品を取り付けました。


シャーシの裏側です。


ここまでくればキットみたいなものなので、耐圧の高いコンデンサを探しながら配線をしていきます。
取り外した部品は一応チェックしてみました。
●パワートランス;電圧OK
●真空管;ヒーターの点灯テストOK
●コイル、IFT;断線なし

お宝GET 壊れかけのRadio?

2010-01-23 | 真空管
会社の帰り道、とある喫茶店の前に「ご自由にお持ち下さい」の張り紙と共に、珈琲カップなどが置かれていました。
メインアンプなどもありましたが、そのガラクタの中に真空管ラヂヲがあったので、早速頂いて帰りました。

これです。「クライスラー」というブランドのようですが、どうやらメーカー品ではなさそうです。
少し調べてみたところ、内尾さんのサイトのこれのようです。
スピーカーのネットなどだいぶ痛んでいますが、部品などの欠品は無さそうです。


裏側です。
大きな筐体なので、もしやと思って裏蓋を開けてみたところ、ST管の5球スーパー+マジックアイの構成でした。


アップです。
スピーカーはダイナミックスピーカーです。


シャーシ裏側です。
中波のみのトランス式で、全波整流。トーンコントロール付き、ピックアップ無しです。
ST管5球スーパーの標準的な構成で6W-C5、6D6、6Z-DH3A、42、KX80、6E5です。


ペーパーコンデンサは液漏れしているようなので、取り替える必要があります。
あとは球が生きていればなんとか修理できそうですね。

Tanukino 4x4x4 LED Cube の製作 その2

2010-01-17 | Tanukino
早速製作に取り掛かります。

LEDの足が短いので、LEDを固定するツールを作りました。
木の板に3mm径の16個の穴を開けます。
ここにLEDを刺して半田付けします。
アノードのリードを折り曲げて、カソードのリードはそのままにして、錫鍍金線でカソード同士を繋げます。


16個のLEDの配線が終わったところです。1面クリアです。
「田」の字にしました。


これを4面分作ります。


穴開き基板に16本のアノードを接続する印を付けます。


電流制限用の抵抗やLEDドライブ回路の配線をしておきます。
建物だと基礎が完成といったところでしょうか。


16本のアノードの柱を立てます。


1階部分が完成しました。
曲げてあったアノードを柱に接続していきます。
このとき水平になるように微調整します。


2階部分です。


3階部分までできました。もう少しです。


やっと4階まで完成です。


Tanukinoに接続します。
20本の配線は大変です。
スケッチを4x4x4対応に少し改造しました。
光るパターンは、練習を兼ねて、上の階から順に全LEDを点灯するパターンと、渦巻き状の点灯するパターンを作ってみました。


動作は動画を見てください。
ピザを持ったタヌキも登場します。
Tanukino 4x4x4 LED Cube の製作


Tanukino 4x4x4 LED Cube の製作 その1

2010-01-16 | Tanukino
3x3x3ができたので、4x4x4を作ってみようと思います。
TanukinoではI/O本数の関係で4x4x4が限界です。
これ以上だとシフトレジスタによるシリパラ変換ICが必要になります。
それに工作的にもこの辺りが限界ですね。

回路図を描いてみました。


LEDは以前ジャンク基板から外した高輝度白色LEDを使う予定です。

64個はありそうですが、足が短いのが難点です。

Tanukino 3x3x3 LED Cube の製作

2010-01-14 | Tanukino
Tanukino で 3x3x3のLED Cubeを作りました。

マイコンのお勉強の最初は1つのLEDを点滅させる「ピカピカ」です。
次が、1列に並べた5、6個以上のLEDを左右に点滅させるいわゆる「ナイトライダーもどき」です。
その次が先日作った8x8などのLEDマトリクスに絵や文字を表示させる「電光掲示板」です。
で、その次が立体に配置するLEDキューブです。

今回は手始めに3x3x3のキューブを作りました。
Tanukino(Arduino)には20本のI/Oがあるので、最大4x4x4のキューブが作れますが、64個のLEDが必要なので、そのうち、ということにしておきます。

3x3x3のキューブは回路的には、3x3=9セグメントのLEDx3桁をダイナミック点灯するだけですが、立体なので作るのが少し大変です。
カソードコモンにして、NPNトランジスタでドライブします。
カソードコモンで、3x3に配置したLEDを3面作って、上中下と重ねます。

さて作りましょう。
同じLEDを沢山用意します。
高輝度のLEDにしたかったのですが、27個も同じものが揃わないので、ジャンク箱に沢山あった緑色のにしました。


LEDの間隔は適当でいいのですが、穴あき基板に立てるので、基板のサイズで決まってしまいます。
7穴おきにしました。
カソードを右向きにまげて、アノードを穴開き基板に刺します。
クリップで押さえて、重なっている部分を半田付けします。


3個のLEDを半田付けします。


これを3組作ったら、穴開き基板に、アノードを刺して3x3に並べます。
伸びているカソードのリードをクリップで固定して、「日」の字になるように錫鍍金線を半田付けして1面クリアです。
勿論「田」の字でも構いません。
はみ出した線は切ります。
同じ作業をもう2面分行います。


アノードのリードが下に向かって伸びていますので、先端を同じ方向に3mm位曲げます。
曲げた部分を下面のアノードに半田付けします。
上下の面はLEDがピッタリ重ならず、1mm位ずつずれて行きます。
上から見た時少しずれていると下のLEDが見えるので、好都合です。
出来上がったら、穴開き基板に差し込んで半田付けしてキューブは完成です。
9本のアノードの根本に電流制限用の抵抗を配置する場合は、抵抗を先に半田付けしておきましょう。
基板上には、LEDドライバのトランジスタとベース抵抗を3組配置して完成です。
TanukinoとはコネクタでD2~D13に接続します。
基板の横に余裕があるので、完成したらAVRを載せて、単体で動くようにする予定です。


上から見たところです。


回路とスケッチは
galileo-7さんのLED Cube(3x3x3)を参考にしました。
ありがとうございました。
青色LEDを使ったキットもあるようです。

動画をUPしました。


秋月 デジタル容量計キット 06001 の製作

2010-01-12 | 測定器
先日の例会で紹介があった秋月電子の「秋月 デジタル容量計キット 06001」を作りました。

AVRのATMEGA48Vが使用されています。
英文ペラ1枚のマニュアルが付いているのですが、動作原理も作り方も載って伊いませんが、部品表に書いてある部品を基板に半田付けすれば出来上がりです。
回路図に載っている全ての部品が入っていませんが、部品表に書いてある部品は入って胃いました。

中身です。
この手のキットは作りっぱなしだと、数回使ってジャンク箱に埋もれるのが常なので、ケースに入れました。
電源はいつものLiイオン充電池2本です。


ケースはいつも使っているPP板より少し厚い2mm厚のPP板です。
473表示の積層セラミックを測定しているところです。
ストレー容量キャンセル用のSWが付いていて、1回押すと校正値をEEPROMに書き込むようで、毎回校正する必要はありません。



Tanukino 8x8 LEDマトリクスで電光掲示板の製作

2010-01-11 | Tanukino
プロトシールドで8x8のマトリックスLEDで電光掲示板をつくりました。

ソフトはKimio Kosakaさんのサイトを参考にしました。

LEDマトリクスへの結線は最短になるように変更しました。
こんなかんじです。タヌキの絵とTANUKINO!の文字を表示します。


タヌキの絵です。8x8ドットでレイアウトしました。


動画をUPしました。